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始動

 2018-01-10
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昨年末からたまりにたまった仕事があり、この年末年始は、パソコンの前から一歩も動かない日が続いていました。

おそらくは、人生の中で最も仕事に集中したお正月であったと思います。


2月にあるプレゼンの準備も、9割方整いました。

確定申告の準備も、現時点でできることはやりきりました。

指導監査の後始末も、何とかメドのつく地点まで到達しました。

さすがに正月にここまで仕事をやりきると、様々なプレッシャーや閉塞感がかなり軽減されてきました。

そのせいもあってかなかってか、以前よりもレッスンの時に手応えを感じる場面が増えてきました。


年賀状を見ていると、小学生の時、国連の職員になりたいと行っていた女の子が、今、東京外国語大学で学んでいると書かれていました。

勉強が終わったあとで、スポンジボブの動画を見ていた頃が、とてもなつかしく感じました。

他にも、私の所を卒業した子が、中学・高校・専門学校で、それぞれにがんばっているという便りが、たくさん届いていました。


毎年ながら、初詣も紅白も何もない、これが私のお正月、

私にとってのこれが、幸せ、

すべては、子どもたちの笑顔のために、

また1年、闘いの日々が、もう始まっているのです。










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理で動くこと 情で動くこと

 2017-12-30
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↑ しあわせをあなたに いとうみゆう






私は何事につけ、理で動き、言語で自分をコントロールするタイプです。

こうして10年近く、月に10本ブログを書き続けたのも、自分の歩みを言語化して確かめることをとても重要に考えているからです。


私が今教えている子の中には、まだ言語表出がみられない子が何人もいます。

では、その子とコミュニケートが出来ないかというと、それは全く逆です。

言語を媒介としないコミュニケートは、ダイレクトに心と心がふれ合いますから、教材を通して、何とも言えない一体感と信頼感がそこに生まれます。


この1年は、この何年かと違う新しい取り組みにいくつもチャレンジしてきました。

「人は理で動くのではなく、情で動く」

これがこの1年間で、私が学んだ最も大切なことがらです。


人の真実は、言葉や数字で表れないところにこそ宿る、

人のやる気も、理では決して動かない。


他では決して代えることの出来ないあなたの命の輝き、

言葉にはならない大切なことは、あなたの瞳の奥に、いつもしっかりと映っているのです。








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反省

 2017-12-28
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先週から首のつけ根の脂肪のこぶが化膿し始め、どうしてもがまん出来なくなったので、火曜日に病院でその部分を切って膿を出してもらいました。

月曜日は、大学での講義、給料日、職員会議などが重なり、病院に行きたくても行く時間が取れませんでした。

何とか穴を空けずに乗り切ることが出来たものの、ベストでない体調での取組は、子どもたちにも、学生さんにも、職員にも申し訳ない思いでいっぱいになりました。


メスは入れましたが、その傷はわずか1センチほどで、痛みは麻酔が切れてもさほどではありませんでした。

それよりも、化膿による痛みはほとんどなくなり、普通に眠ることができるようになりました。


振り返ってみれば、平成29年度には、発達支援センターに新しい管理者を据え、インクルーシブ教室を立ち上げ、小規模保育園の園長に就任し、就実大学での授業も開始しました。

自らが企画推進した事業の中に、依頼された仕事がいくつも重なってきたという状況でした。


土日のほとんどは、大阪でのレッスンを行い、その中に二つの事業所の指導監査があり、来年2月にはダウン症療育研究会の教育講演という大役を頂戴しています。

正月にはずっと部屋に缶詰で、ただひたすらたまっている仕事を一つ一つ片づけていくしかありません。


元々力のない自分なんだから、人の2~3倍やらなければ、まともなことは何もできない。

でもその中で、引き受けたレッスンだけは、体調などの理由でキャンセルすることがなかったのが、何よりの誇りです。


しかしながら、仕事の量と質のバランス、さすがに少し調整する必要な時期になってきました。

私ももう59歳、自分の体力とも相談しながら、身の丈に合った生き方について考える必要もありそうです。












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言語の扉

 2017-12-26
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4月から、週3回私のマンツーマンレッスンを受けてくれている3歳の男の子がいます。 

当初は、学習席に着くことすらままならぬ時期がありましたが、今ではレッスンが始まる10分以上も前から、個別指導室の扉の前で自分の順番が来るまで待っているほどになりました。


言語表出はほとんど見られませんでしたが、レッスンを重ねる度に、その子がこの個別レッスンに何を求めているのかが、手に取るようにわかってきました。

言語を媒介としない分、逆にダイレクトにコミュニケートできるようになったと思うくらいの内容です。


この日、好きに絵本の一つを選ぶと、そのページを開いて 「いただきます」 とあいさつをしていました。

音声自体はありませんが、その言葉はダイレクトに私の胸に伝わってくるようです。

この日は、「いただきます」 の他に、片手をあげて 「はーい」 も動作化できるようになりました。  

言語表出の芽生えも、随所に見られるようになりました。        


そう言えば先週の大阪で、5歳の頃からもうかれこれ8年近くサポートさせていただきている女の子が、急にプリントの文字を読み始めて、私をひっくり返しました。

毎月毎月ずっとレッスンをさせていただいて、それまでずっと聞いたことが無かった音声言語が、8年目にしてこの日、突然出て来たりするわけです。       


これまでその日を信じて、ずっと種まきを続けてきて本当に良かった。

可能性を信じて歩み続ける力こそ、それが教育力、


あきらめてしまうかどうかは、その人の勝手です。

でも私は、絶対にそれをあきらめない。


可能性を信じ、それを積み上げて行けるだけの実践力と支援の手立て、

いつもそれを支えてくれるのは、こうした子どもの存在そのものなのです。                                      









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支援者冥利

 2017-12-23
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内容についての理解はしっかりしているのに、話したり書いたりすることが苦手で、なかなかうまく表現できないタイプの子がいます。

その様子だけ見ていると、とてもわかっているようには見えないけれど、予想以上に理解力があったりする場合もあります。


上の画像は、先週のレッスンである男の子と一緒に学習した生活文のプリントです。

解答欄には、「クリスマスかい」 としっかりとした文字が書いてあります。


ほん1ヶ月位前は、その枠から大きくはみ出した、2~3倍くらいの大きさの文字を殴り書きしたような状況でした。

言語でのアウトプットも、決して明瞭ではありませんでしたから、そのときはとても学習がかみ合っているとは思えませんでした

しかし、そのアウトプットと比べて、インプットの理解力の優秀さに気がついた時の衝撃ははかりしれません。

こんなにも豊かな判断したり、考えたりできるんだと、胸が熱くなるような思いでいっぱいになりました。


ならばということで、文字が枠からはみ出そうが、ゆっくりと丁寧に書くことが出来にくかろうが、どんどんと問題量をこなしていくことに決めました。

それはアウトプットにこだわらず、理解力・思考力を伸ばしていこうと考えただけでなく、書字やコミュニケートにかかわる絶対的な経験値そのものを積み上げていくことが重要だと考えたからです。


おそらくは、2年も続ければきっと改善するのではないかと思っていました。

まさかこんなにも早く、目に見える効果が表れようとは思ってもみないことでした。


レッスンを始める間は、学習席につけるかどうかも器具されていた彼は、今では時間いっぱい誰にも負けない集中力で問題に取り組むようになりました。

あまり言葉で多く語らない子ほど、通じ合ったときの気持ちは、さらに深い。

この子はもう、私の実践にとって、なくてはならない子の一人となったのです。














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ダウン症療育研究会プログラム

続々と届く合格通知

 2017-12-20
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この1週間のうちに、3人の子の合格のお知らせをいただきました。

そのうち2名は私立の中学校へ、もう1名は高校への進学が内定したことになります。


それぞれの子には、それぞれに苦しい時期がありました。

それだけに、ご家族の喜びはいかばかりかと、熱い気持ちで胸がいっぱいになりました。


「先生に出会って、初めてこの子は勉強が楽しいと言ってくれました」

そのうちの一人のお母さんは、そんな言葉をLINEに添えてくださいました。


もちろん、合格通知はゴールではなく、新たなステージの幕開けとなるものです。

そこにはきっと、苦しいことさえいくつも待ち受けていることでしょう。

しかし、こうした晴れやかな気持ちで新しい晴を迎えることの出来ることを、何ともうれしく感慨深いものに思えてならないのです。


子どもは学びを通してこそ、自分に対するプラスの気持ちが育ち、そのことをもってこそアイデンティティが確立し、自分の生きる意味を知り、社会の中でその子らしさを生かして自己実現していけるのです。

これからもずっと、すべての子どもに、公平に、豊かな学びの機会を提供していきたい。


私のやっていることは、きっとほんのささやかなことにしか過ぎないのです。

それでも私のこの足は、ずっとずっとこの道を選び続けるのだと感じているのです。









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人の心を動かしていくもの

 2017-12-19
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月曜日の朝は、大学で学ぶ学生さんたちと一緒に、「障がい児保育Ⅰ」の学習を進めています。

後期の学習も昨日が13回目で、あと二コマを残すのみとなりました。


昨日は、「ダウン症の理解と支援」 という内容の学習でした。

1年生の学生さんたちですから、まず基礎的な知識についてしっかりと身につけてもらいたいと考えていました。

いい加減なことは伝えられないので、テキストに書いてある内容について、自分自身でしっかり裏をとったものを学生さんに紹介していきました。

このことが自分自身の実践をより確かなものにしていくための大切な時間になっていることを、ずっと感じていました。


月曜日の朝と言うこともあり、当初は眠そうにしていたり、集中度に欠ける学生さんもいましたが、この頃は私の伝える一言一句を食い入るように受け止めてくれる学生さんが増えてきました。

その度に、あーこの子たちは、何年か前の私と同じ目の色をしているなと思いました。


小学校の教員時代、駆け出しの頃からずっと障害児学級の担任をしたいと思っていましたが、当時の私はまだ特殊教育の免許を取得していないこともあって、ずっとその夢は叶いませんでした。

まずは、学級担任として一人前のクラス作りができるようになったら、特別支援の道に進むというのが、いつしか教員として自分が進んでいく道であると確信していました。


学校で一番力のある先生を、支援学級の担任に据える、

当時6年生の学年主任をしていた私を、当時の校長先生は翌年、特別支援学級の担任にしてくださいました。

今の私があるとすれば、原点はまちがちなくこの時にありました。


保育者・教育者として、自分を必要としてくれる子どもたちの学びと育ちに、しっかりと寄与できる力を付けていきたい。

私は彼女たちの瞳の奥に輝く思いの源泉が、きっとそこにあると考えています。


私がそうであったように、指導者を変えていく力は、いつも子どもたちの出会いから始まる、

あなたが今ここにいるからこそ、教育者としての自分が自分でいられる、

保育者として、未来の子どもの学びと育ちを支えるであろうこの学生さんたちに、実践を通して得た育ての真実を、わずかであっても伝え続けたい、


あれほど負担感の多い月曜日でしたが、何だか今ではこの時間がとても楽しみになってきました。

この仕事を引き受けて、本当に良かったと思っています。











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三枚の写真

 2017-12-18
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昨日は、大阪でのレッスンの日でした。

6年生の女の子のお母さんが、修学旅行のスナップ写真を3枚見せてくださいました。


上の画像は、その写真そのものではありませんが、上の画像と同じように、そこには友達と一緒に食事をしたり、宿の中で楽しそうに過ごしている様子がダイレクトに伝わってきました。

就学前からもう何年もずっとサポートさせていただいている子です。

この写真を見ただけで、地域の小学校を選んで本当に本当に良かったと思いました。

この気持ちは、お母さんも私と同じであったらしく、そのことをお伝えすると、何度も何度も大きくうなづいておられました。


こういうことは、数値や点数で表すことはできません。

そのことを示す何かの尺度も物差しも何もありません。

人としての貴さや人間の価値はそれぞれが絶対的なもので、本来人が学び育つ本質に、検査や数値は決して張り付いていかないはずです。


何かの障がいがあれば、地域の中で、お友達の中で、ごく通に、一緒に学ぶことは許してもらえないものでしょうか?

いえいえ決してそんなことはありません。

それぞれの子どもの特性や能力に応じた行き届いた教育内容と、そのこととは決して相反するものではないはずですから。


たとえ1ヘクタールが何㎡かがわからなくても、地域の中で、お友達の輪の中で、一緒に学び育った小学校の日々は、その一コマ一コマが何とも尊く、きっと生涯にわたってその子の自尊心と自分に対するプラスの気持ちを支え続けるに違いありません。

地域の中に、集団の中にしっかりと居場所があってこそ、その特性に応じた個別学習は初めて意味を為すものとなる。


このブログを立ち上げた頃から、この子とはずっと一緒に歩んできたはず、

そのことを伝え続けてきたはず、

なのに変えていかなければならないことの本質は、いったいどこにあるのか?

この子の弾むような笑顔こそ、私たちの求める、何よりのその答えであったと感じているのです。








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 2017-12-17
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岡山市北区伊福町にあるインクルーシブ教室白ゆりの個別指導教室は、縦横それぞれ3Mほどの小さな教室です。

しかしながら手の届くところにありとあらゆる教材を整理して配置し、今の私にとっては最もレッスンの行いやすい環境の一つとなりました。


先日、業者にお願いして、レッスン様子を動画で記録し、リアルタイムに控室でお待ちのご家族に見ていただけるモニターカメラを設置しました。

この日、早速試運転で機器の操作を行ってみました。


少し上にカメラを設置しましたので、机上のパズルやプリントなどの教材も、俯瞰してみることが出来ます。

データはかなり容量の大きい専用の記録媒体に保存できるようになっており、オン・オフやカメラの角度も手元で操作することができます。

パソコンさえあれば、レッスンをしている私自身も同時にその様子をモニターすることが出来ますし、音声もかなりクリアに録音されていました。

もちろんデータはパソコンから取り出すことができますし、研究用のデータとしては比類無く貴重なもの安定的に保存することができます。


音響専門の業者に依頼すれば、相当の費用がかかると思えますが、長いお付き合いということもあって、今回は家庭用と変わらない破格の設置費でこの環境を作ることができました。

まさに実践者としては、これ以上のない環境が整ってきました。


カメラを構えたとたんに消えてしまう、あの弾むような子どもの笑顔を、日常的に保護者の方と共有したい。

最終的なこの環境は、遅くとも1月中にはきちんと整備できるはずです、

私の夢が、また一つここに実現したのです。










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再始動

 2017-12-16
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一昨日、小規模保育園の指導監査が終了しました。

その前の週には、インクルーシブ教室の実地指導があり、この2週間はこのふたつの指導監査のために、私が直接もっているレッスンを他の先生に任せるなどして、てんてこ舞いの日々が続いていました。


小規模保育園の監査は、日程調整などして事前に日にちがわかっていましたが、インクルーシブ教室の監査は事前予告なしでいきなり通知が来ました。

家内の入院など、家庭的なこともこの時期にいくつか重なっており、その通知書を見た瞬間、さすがに目がクラクラしてしましました。


ただ、どうやっても逃げることはできないわけで、ただただそこに向けて準備をするしかないと、開き直るしかありませんでした。

終わってみればの話ですが、どちらの指導監査も小さな点ではいくつかのご指導をいただきましたが、運営管理は適正で、教育・保育の内容自体はきちんと評価していただけたと思っています。


私の歴史の中で、ここまでいくつかのことが同時に重なったことはありません。

時間的にも、体力的にも、メンタル的にも、余裕のない私ですから、きついのは相当きつかったんだと思います。

この期間、監査が終わったら、どんなに気が晴れるだろうと、ずっと考えてきましたが、実際に終わってみると、ある意味空白の期間に後回しにしてきた山積みの仕事が気になって仕方がありません。


ほっとしたのは、ほんの3時間くらいでしたか、

今日からまた全力投球、

為すべきことのある自分は、きっと幸せなのに違いありませんから。









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ダウン症療育研究会

 2017-11-30
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(→PDFはこちらから http://okayama-shirayuri.com/nc_images/pdf/20171130.pdf )







平成30年2月10日にダウン症療育研究会が岡山であります。

光栄なことに、教育講演会の一コマを私が担当させていただくことになりました。


10年前、一個人として見よう見まねで始めたダウン症のお子様のための教育チャレンジも、今では一日定員50人、とても大きな規模の通所支援事業となってきました。

教育講演会のお話をいただいたときには、とてもではありませんが私には荷が重い、とお断りをさせていただいていたのですが、担当者様の情熱と、岡山で応援してくださるたくさんのご家族の皆様、そして今でもたくさん通ってきてくれている子どもたちのために、本当に微力ですが、心を込めて取り組ませていただこうと決心しました。

会場となる岡山大学五〇周年記念館は、私のいる白ゆり小規模保育園・インクルーシブ教室白ゆりから車で五分もかからない位のまさに地元中の地元、

この研究会を機会に、県外からもたくさんのお客様をお迎えすることになります。


ようこそ岡山へ、

このことが何かの形で、子どもたちのための大切な一歩となるようつなげていきたい。

そのための一つ一つの実践を、しっかり積み上げていきたいと思っているのです。







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リーダーの存在

 2017-11-29
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教育の実践者としては、私は35年以上の経験がありますが、こと管理者となるとまだ10年にも満たない経験しかありませんし、保育園の園長としてはまだ1年の経験しかありません。

逆に家内は、30歳から保育園園長となり、もう20年以上園長としての経験・実績があります。

私は園長でありながら、実践者であるということが、ウリでもあのですが、そのことがウイークポイントでもあるのです。


これまで何気なく見ていた家内の動きで、自分が同じ立場になって初めてなるほどな、とその異議が明確になったことがたくさんあります。

それは、職員の意識を高め、リーダーとして方向感を醸し出すということです。

先日から試しにと思って実行してみると、効果は抜群のものがあります。


責任者としての私がそこにいて、職員にかける小さな言葉がけの中にこそ、大きな教育の真実が宿るものだと分かってきました。

何気ない日常のささいな会話の中にこそ、お題目ではない子ども理解のエキスが詰まっていることを知りました。

私が本当はどこに体を向けているかは、職員会議の訓話や、難しい理論の中からは、決して伝わらないものだと分かりました。


職員の輪の中にいると、これまで見えなかったことが、次から次へと見えてきます。

私には家内と同じ事はできません。

だからこそ、自分らしさを生かして、そのことを取り込んでいこうと思っています。


私らしいリーダーの役割、

また新たなチャレンジがそこから始まります。












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出会い

 2017-11-26
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このブログを書くようになってから、私はたくさんの子どもたちとの出会いがありました。

大阪に行くようになったのも、京都に行くようになったのも、岡山にたくさんの子どもたちが通ってくれるようになったのも、その元をたどればみんなこのブログがきっかけです。


先日から、大阪の教室に何人かの子が新たに通ってくれるようになりました。

どの子もそれぞれに魅力ある、すてきな子どもたちです。


写真の男の子もその一人です。

来週の就学を控え、私の教室で、この子に教科的な学習の楽しさを体感させたい、

お母さんからのご相談を伺い、私はそのような願いをかなえるために、自分の経験を活かすレッスンを構成したいと考えていました。


前回のレッスンの時に、特に数にかかわる学習で、目を輝かせていたのが見て取れました。

すべて言語で相手に意志を伝えることが、あまり得意なタイプではありませんが、それだけにそのピュアな気持ちはダイレクトに伝わってくるように感じていました。


こうした読み解きは、すべてこれまでの子どもたちとのレッスンを通して、身につけてきた感覚です。

私の今は、すべてこうしたこれまでの子どもたちとのレッスンの積み上げの中から、培われてきたものです。

一人一人の子どもたちとの出会いから生まれた大切なことを、また新たな子どもたちとの出会いに、しっかりと生かしていきたいと思っているのです。


↓ レッスン修了後、保護者の方より、以下のような内容のメールをいただきました。


SHINOBU先生
昨日はレッスンをしていただきありがとうございました。
息子は昨日も今朝も「勉強した(*^^*)」「333」(←333号室の意)と何度も言っています。今まで色々経験してきまして、これ程自分から伝えてくる事は初めてです。とても楽しかったのだと思います。
そして私も先生とお話出来た事でとても心が救われました。一言一言が私が迷っていたり不安に思っていた答え、助言をいただけ、これからの励みになりました。ありがとうございました。
本当にご縁があり先生に出逢え、レッスンを受けられる事に感謝です。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。











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奥の深い取組み

 2017-11-25
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私は、少ない日でも数人、多い日には10人近くの子どものレッスンを毎日毎日続けてきました。

その一つ一つのレッスンの積み上げが大切な経験となり、また次の子のレッスンに活かされていく、

そのことが何よりの無形の財産として、私の中で息づいてきました。

職場の中では、学習内容にかかわる経験だけは誰よりも豊かですから、こんなときにはこうしたらいいよ的な助言は、かなり的確に行えるようになってきました。


しかし、レッスン自体は、一つとして同じものはありません。

前回こうだったからと言って、今回も同じようにいくとは思いません。

予想外の一つの子どもの反応が、そのレッスンを光輝かせるきっかけとなったり、まったくその逆の結果を引き起こす結果となることだってあります。

また逆に、経験の少ない新人の先生が、私よりもずっと子どもの目を輝かせて学習に取り組ませることだってあります。


教育にこれでいいとう形はどこにもない、

奥の深い営み、

汲めども尽きぬ水、


ひとたび子どもの前に立てば、経験も肩書きも何もない、

その時間、どれだけ豊かな学習を展開し、どれだけ子どもの心に学ぶ楽しさと達成感、そして自分に対するプラスの気持ちを培うことができたか、

謙虚な気持ちで、まっさらの姿勢で、一人の実践者・教育者として、これからもずっとこの道を歩み続けていたいと思っているのです。







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ノンバーバルコミュニケーション

 2017-11-23
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4月から、インクルーシブ教室白ゆりに来てくれた男の子がいます。

最初からスムーズに学習室での取組が出来ていたわけではありません。

まだ慣れてないということもあったろうし、私のその子に対する理解度があまり高くなかったこともあったろうし、相互のコミュニケート自体があまり豊かではなかったこともあったので、一定の時期を待つことにしました。


3歳になったのを契機に、マンツーマンレッスンを開始しました。

以前は行動のコントロールができにくい部分がありましたが、しばらくの期間その子の行動については自分なりの分析をしてきました。


一つの活動時間は、これまでの子と比べると、やはりまだかなり短めの感じでした。

しかし実際に学習を始めると、向上心は強く、一つ一つの行動の背景にその子の願いが垣間見えるようになってきました。


例えば大好きなアンパンマンの絵本は、わずか10秒くらしか見てくれません、

すぐに注意が転導して、別な活動に意識が飛んでしまいます。


しかし、今日それをもう見るのはもう終わりということではないということが、活動を通してだんだん分かってきました。

ならばということで、別な活動を始めたときにも、そのアンパンマンの本をすぐに片付けてしあむのではなく、その子の手の届くところにちょっとキープすることにしました。


案の定、別のおもちゃの活動が終わったタイミングで、「アンパンマンの本、もう一度見たい?」 と声かけをすると、すぐさまその子の表情に変化が見られました。

そこですぐさま 「アンパンマンの本、見たい人?」 と尋ねてみると、「はーい」 と言わんばかりのすてきな反応が返ってくるようになりました。


こうしたことを繰り返していくと、この子が何を求め、どんな活動がしたいのかが読み解けるようになってきました。

今では、レッスン開始の何分か前になると、個別指導室の前に張り付いて自分の順番を心待ちにするようになってきました。

レッスン修了後には、満足した表情で個別指導室から、次の活動にスムーズに移ることができるようになってきました。


表出言語が顕著に出てくるようになったというわけではありません、

ですが言語表出はなくとも、コミュニケーションレベルについては、他の子に決してひけを取らないレベルまでに向上したのは事実です。


まさにノンバーバルコミュニケーション、

他の療育機関の先生も、この子の急成長にはとても驚いておられます。

こうした子どもの大きな成長に寄り添えてきたこと、


もはやあなたは、かけがえのない先生の大切な教え子、

この先、それぞれのステージで、多くの子どもたち輪の中で、どんなふうに豊かに育っていくのでしょう、

支援者としての私は、この子の行く先々の成長を、これからもずっと応援していきたいと願っているのです。








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認定こども園 ステップアップ研修会Ⅱ

 2017-11-22
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今月20日と21日は、園長研修で大阪に来ています。

18・19日に、新大阪でのレッスンを終えたばかり、そして今週は、20日・21日が研修会、23日が堺教室でのレッスンがあり、まさに大阪漬けの週となりました。


12月には2つの事業所の監査があったり、来年度に向けた計画づくりがあったりするなど、超ハードな時期での研修だけに厳しいものがありましたが、だからこそ安易な気持ちになってはいけないと考えています。

来た以上は、それに見合う何かをつかんで帰らなければならない。

子どものために、保護者のために、職員のために、リーダーとしてその範とたる立ち振る舞いを、


器でもなく、身の丈を超えた役割だからこそ、心の中の後ろ向きな気持ちを振り払っていかなければならない、

これからも、今ここにいられる自分の役割に、ずっと感謝の気持ちをもってのぞんでいきたいと願っているのです。







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実践と理論

 2017-11-21
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先日、私がお世話になっている大学で、1年生の学生さんたちと、ADHDについての学習を行いました。

私は研究者ではありませんし、初めて発達について学ぶ学生さんも多い中、いい加減なことを学生さんたちに伝えるわけにはいきませんから、事前に十分時間をかけてその学習内容についての下調べと確認をするようにしています。


実はこのことが、ここに来て、私の臨床実践に与える影響が少なくないことが、実感出来るようになってきました。

>注意が継続しにくい子どもは、ショートターンのメモリと、情報のネットワークが脆弱な場合が多いが、えてしてその達成動機は高い場合が多い。

>ならば、その情報処理にかかわる見通しを事前に整理しておき、そのメモリーの容量に合わせて、小さなステップで次々達成させていくような内容構成が有効だよ。

私は、学生さんたちにそのような点を強調して伝えて置きました。


先日、大阪である5年生の男の子の読解指導を行いました。

事前にお母さんよりメールで、読解にかかわる注意力持続にかかわるご相談を伺っていました。


学生さんたちに伝えた、「情報処理にかかわる見通しを事前に整理しておき、そのメモリーの容量に合わせて、小さなステップで次々達成させていくような内容構成が有効」 そのことは、まさに今、自分の指導実践の大切なより所として機能し始めた訳です。

こうした実践のエピソートを織り交ぜて学生さんたちに伝えると、その目はまたいっそう輝いて見えます。


理論が重要か、実践が重要か、それはまさにそれは不毛の問いである、

子どもの学び舎育てを充実させていくためには、その両方が重要なのに決まっている、

まず目の前にいる子どもが全てであって、そこを見つめ、育ての目標や願いが生まれ、実践の仮説や計画の検証が始まる、

そして実践を積み重ね、子どもの育ちと共に、よりよきものへと改善し、ステップアップしていく、

そのプロセスは、百万通り、

ビギナーの保育士が、時にはベテランを凌駕するクリティカルヒットを放つことだってある、

教育とは、何と奥の深い、夢のある仕事

私にとって、これほどすばらしい仕事は他にない、

私が学生さんに伝えることは、いつもそんなことばかり、


去華就実、

この学生さんたちは、とても熱心に学習に取り組んでくれる、

この仕事をお引き受けして、本当に良かったと思っています。








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責任

 2017-11-18
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私はこの10年間、土曜日も日曜日も祝日も、すべて子どもたちのレッスンに明け暮れていました。

すごいですね、とよく言われますが、本当はすごくも何ともありません。

本来すべきことは全部誰かに任せっきりで、自分の好きなことだけに打ち込める環境があったから出来たことで、この環境さえあれば、好きな仕事であれば誰だって出来ることです。


個別レッスンを始めた頃は、保育園の副園長で、給料は少なくともそれはそれはお気楽で恵まれたポジションでした。

ところが今は、小さいながらも保育園の園長となり、発達支援の2つの事業所を統括する責任者となり、その責任は以前とは比べものにならないくらい重くなってきました。


17日に、家内が手術を受けました。

幸い手術は無事に終わり、術後の不安も小さくなりましたが、その時間は色々な思いが脳裏を駆け巡りました。


小学校の教員時代、教頭試験を受けている最中に、学校を退職してでも大学院で学びたいと言い出したとき、全ての人は大反対でした。

今から考えると、こんな無謀なことが良く許されたなと、不思議に思うくらいです。

それでも家内はむしろ、きらきらした目で 「行ってらっしゃい」 と私を応援してくれました。


その後、白ゆり教室という小さな教室を開きましたが、その半年間は月にいただくお月謝が5万円にも満たず、家賃も出ない状態が続いていました。

やがて、子どもの数が増えたときに、もっと多くの子どもたちのためにと、渋る私を横目に、児童デイサービスへの事業化を進めたのも彼女の決断でしたし、発達支援センター本館の補助金申請に奔走し、1億近い立派な建築物を完成させたのも、そのほとんどが彼女の力でした。

そんなことは、数をあげれば限りはありません。


手術が終わったのは、9時過ぎのことでした。

病室へ帰るやいなや、まだもうろうとした意識の中で、「SHINOBUさんは明日の大阪があるんだから、早く帰って」 と開口一番告げたのも彼女でした。


こんな風に言われて、一体誰がいい加減な気持ちで、大阪に行けるというのでしょうか?

結婚したその日から、いつも彼女はそうだった。


大阪は、朝から雨、

こんな中、私のレッスンを楽しみにしてきてくれる子と、熱い願いを私に託してくださるご家族。

私の責任は、決して軽くはないのです。









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私の育てのその一歩

 2017-11-17
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今の女の子が手にしているのは、くまのプーさんの入れ物に、球体・立方体・正三角錐の立体を入れていく遊びです。

私は勝手に 「シェイプソート」 という名前を付けていますが、知育いすデスクで学習が出来るようになった子の導入には、必ずこの教材を使います。


どうですか、この表情?

さすがに、全ての子がここまで生き生きとした表情を見せてくれるとは限りませんが、ほとんどの子はこの活動が大好きです。

中には、2回3回と繰り返して遊ぶ子も結構な割合でいます。

逆に言えば、この活動で食いつかなければ、レッスン自体の構成が難しくなってしまいます。


しかし、おそらくは私以外の職員の誰がやっても、こんなふうな表情はなかなか見せてくれません。

シンプルな教材だからこそ、そこには腕の差が歴然と示されるのです。


そのポイントはいくつかあります。

まず一回目は、周到な支援を入れて、子どものエラーを絶対に起こさせません。

その子にピースを持たせるタイミングや、提示の仕方、

そして、その持ったピースの動きに合わせて、微妙に入れ物の方を動かしてやります。

そうすれば、エラーレスで100%の達成率を上げることができます。


これまで、形の認知や手指の巧緻性が育たず、パズル系の活動が苦手な子どもでも、カランカランとリズム良くはまっていく型はめは、予想以上の快刺激となり、プラスの気持ちを育んでいきます。

一定の回数、完全習得エラーレスの活動を続けたら、少しだけ支援を除去して、トライ&エラーの領域の活動を構成します。


今までスパスパとはまっていたピースがとたんはまらなくなるのですから、そのには子どもの追求心が生まれてきます。

その支援を出したり、引っ込めたりしながら、丸のピースは三角や四角でははまらないことを、エラーの活動を通して学んでいきます。

まさに、思い切り安心してエラーできる学びの場を構成することにより、子どもは学び育っていくのです。


思い切りエラーのできる活動を構成するためには、子どもとの信頼関係、、コミュニケート力、教材のもつ教育的な価値は不可欠です。

それなくして、こうした活動はなかなか構成できるものではありませんし、そのタイミングや支援の加減には、その子の特性理解と実戦経験の積み重ねが基盤となってきます。


このシェイプソートの活動で技術を磨けば、これはすべての活動に応用できます。

小学生以上のプリント学習でも、ポイントとなる事柄は、基本的には何も変わりません。


要は、教材のねらい、子どもの実態、支援者としての願いを、活動ごとにどう構成していいかを考え工夫していけばいいわけです。

一つ一つのレッスンはすべてライブ、

一つとして同じものはありません。


汲めども尽きぬ水、

この子どもの笑顔があればこそ、私のチャレンジは、これからもずっと続いていくのです。









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18歳以降の新たな学びの形

 2017-11-08
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私が個別指導の教室を開き、今の活動を始めてもうすぐ10年になろうとしています。

当時小学生だった子も、もう高校生になり、程なく卒業を迎えようとする子も何人かいます。

通所支援事業としての放課後等デーサービスは18歳までの児童が対象ですので、それ以降、私たちの事業所は卒業ということになります。


一方、土曜日と日曜日は、当時のスタイルそのままに、私の個人事業として教室を運営しています。

公的な支援は一切受けていないので、18歳以降のお子様でもずっと通っていただくことが出来ます。


私の所へ通ってくれている子の多くは、ゆっくり伸びるタイプの子が多いのです。

まさに大器晩成で、ゆっくりだからといって、決して可能性が低いというわけではありません。


中学生後半から、ぐっと伸びてきた子と、これまで私は何人も一緒に学習を続けてきました。

10年も一緒に同じ先生が継続して教えるということは、私以外では少ないと思いますが、そういうこともあってやっとうんと成長する条件が整った時に、適切な教材や学ぶ環境がないというのでは、悔やんでも悔やみきれません。


ゆっくり伸びる子の中には、18歳以降にそんなタイミングを迎える子だっているはずです。

こういう子どもたちだからこそ、私は18歳以降も、生涯に渡って学び続ける学習環境を提供して行きたいと考えています。


18歳過ぎても、ご希望でしたらずっとここに通ってください。

私がそうお伝えすると、何人ものお母さんに、とても喜んでいただくことができました。


学びを続ける事によってこそ、子どもは自分に対するプラスの気持ちを培っていく、

それは大人になってからも同じこと、


18歳以降の新たな学びの形、

私のチャレンジは、これからもずっと続いていくのです。











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子どもの課題を関係性の中でとらえる

 2017-10-31
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私がお世話になっている大学で、学生さんから前期の授業評価のアンケートをいただきました。

学生さんのご機嫌とってまで点数をあげたいとは全く思っていませんでしたが、自分の授業が学生さんの目にどう映っているかは知りたいし、今後の授業に生かせるものがあれば、謙虚に取り入れていきたいと思いました。


評価の数値自体は、自分が予想していたものより高かったと思いました。

それ以上に、授業の感想として何人かの学生が、「実践現場の最新の具体的事例がとても参考になった」 と書いてくれていたことがうれしく思いました。


中にマイナスの感想として、「授業中の私語について、先生の方でもっと厳しく注意してほしい」 というものがありました。

このことについては、複雑な思いがありましたし、いろいろな意味で情けない話だと感じていましたが、熱心に授業に取り組もうとしていた学生さんには申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。


このことを受け、後期の授業では授業のスタイルを改善してみることにしました。

席を学籍番号順の指定席にしました。

それから15回の授業を通して身につけてもらいたい目的や内容を事前に明確に示し、その時間ごとのワークシートとミニテストを実施することにしました。

また、一方的に私の話を聞くだけでなく、マイクを回してなるべく学生にも授業に主体的に参加してもらう場を構成しました。


このスタイルで、昨日5回目の授業が終了しました。

初回の時は、授業開始5分、いきなり目の前で居眠りをする学生がいてがっくりきましたが、2回目以降は眠そうな顔をする学生もいなければ、私語をしたりぼんやりする学生は目につかなくなりました。

90分間、一生懸命学習に取り組む学生が増え、手応えもあり毎回の授業が楽しくなってきました。


うまく行かないことを子どものせいだけでとらえない、

うまく行ったことを、自分だけの力と思い上がらない、


もしもうまく行かないことを、全部学生さんのせいにしていたら、きっとこんな改善は見られなかったはず、

それは保育園でも、小学校でも、中学校でも、きっと同じはず、

あなたは私の大切な教え子、

なくてはならない大切なクラスメート、

そう思えば、改善の糸口は必ず見つかるはず

そうでないのは、きっとその気持ちが欠けているからだと、私は信じているのです。













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誇りに思う君の育ち

 2017-10-30
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長い間直接子どものレッスンにかかわっていると、色々な子どもに出会ってきます。

はじめから相性がぴったりと合い、卒業まで弾むように取り組む子もいればそうでない子もいます。

初めて幼児のマンツーマンレッスンを始めた頃は、ずっと泣き続けてレッスンにならなかったことや、次から次へと手当たり次第玩具をほり投げられて途方に暮れたことだってあります。


写真の男の子は、この頃目に見えて急成長を遂げている子です。

今では、30分間一度も意識が切れることなく、活動に集中することが出来ます。

コミュニケートも豊かになったので、マイナス行動を引き起こす要因がなくなりました。


表情も笑顔いっぱい、私も楽しいので笑い声が絶えることがありません。

理解言語も増え、表出言語も格段にクリアになってきました。

おまけに知的教材への達成動機が高くなり、ひらがななど文字に対する意欲も日に日に高くなってきました。


この一年で、どれだけ大きな成長を遂げたことでしょう、

この子の成長は、私の手柄でも何でもありませんが、ずっとずっとその育ちにかかわり続けられたことを、私は何よりの誇りに感じるのです。


こんなことがあるから、この仕事はやめられませんね。

どの子にもあるその可能性、

成果の見えにくいときこそ、教育者としての真価は問われるのです。


あなたは私たちの宝物、

今後さらなる成長を、ずっとずっと楽しみにしています。









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大切な時の積み重ね

 2017-10-28
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今日は、こども園の運動会の日でしたが、台風の影響で中止となってしまいました。

それぞれの子どもたちが懸命に練習をしていましたし、三女が今年の年長の担任として頑張っていたこともあり、一人でも多くの保護者の皆様前で、予定通りの晴れ舞台となって欲しかったと思いました。


そんな日に、今年高等部3年生になる女の子のお母さんから近況の連絡をいただきました。

油絵の得意なお子さんで、またしてもコンクールで優秀賞をいただいたことも添えられていました。

http://kira-art.jp/works.php?kaiinno=9161413&gazouno=1


小学校4年生の頃からサポートさせていただいたこの子も、もう高等部卒業が目の前になってきました。

何度も神奈川まで出張レッスンに行かせていただいたこと、

当時のことは、まるで昨日のようにはっきりと印象に残っています。


あの日々があるから、今の私があるのです。

多くの課題を乗り越え、誰からも愛されるすばらしい人に成長されたこと、

暮らす地域は違っても、同じ志をもって、共に歩んできた日々がそこにあるのです。


この先にも、きっと様々な課題と向き合っていかれることと思います。

その一つ一つに真摯に向き合っていかれること、

決して安易ではないそのことに、心を折らずして、一歩ずつ前に歩んでいくこと


たとえそれがわずかであっても、何かの力になれるのら、

これからも私は、ずっとずっと共に歩み続けていこうと願っているのです。










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花子ちゃんの職場実習

 2017-10-26
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小学校1年生からサポートしている花子ちゃんも、高等部の2年生になりました。

レッスンの時に、先週から職場実習に行っていると聞き、さっそくこの日に実習先のCAFEにおじゃましました。


お店に入ると、ガチガチに緊張した緊張した花子ちゃんが、すぐに注文を取りにきてくれました。

なかなかおしゃれな感じのお店で、花子ちゃんにぴったりのお店だと思いました。

私がモーニングセットをいただいている間に、花子ちゃんはカウンターでサイフォンの手入れなどをしていました。

指導をしてくださっている店員さんも、感じのよいきれいなお姉さんといった感じでした。


こんなふうにずっと、花子ちゃんがこんなお店で働いてくれたら、きっときっと毎週は行くだろうなと思いました。

私には、特別何か言葉をかけたりはしませんでしたが、店員のお姉さんとはごく自然な感じで、豊かにコミュニケートが出来ていました。


先生に、私の子どもの指導をしていただきたいのです、

花子ちゃんのお母さんのあの一言から、今の私のすべての活動がスタートしたのです。


一度教えたら一生担任、

どこに行っても、いくつになっても、何があっても、私とこの子のつながりはきれる訳がないのです。








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伸びる子どもの可能性

 2017-10-25
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今日、発達支援センターの学習サポートをのぞきに行くと、ある5年生の男の子が面積の学習をしていました。

今では若手の先生に担当を任せていますが、私は保育園の頃から4年間その子の個別指導を行ってきました。


入園同時は、行動のコントロールや集団適応自体が大きな課題でした。

入学と同時に、小学校への訪問支援も始めました。

就学までひらがなの読字もおぼつかなかった子が、小学校高学年になり、このように標準化されたプリントに取り組めるようになるとは、私の喜びもひとしおというものです。


そういえば先日、大阪で3歳から個別指導をさせていただいている女の子も、始歩が2歳7ヶ月と聞き、とても驚きました。

その子も今通常学級の5年生になり、漢字学習で大きな伸びをみせたり、運動会でも応援団のリーダーとして活躍したりという本当にうれしいニュースをお聞きすることになりました。


たとえ今、何か大きな課題に向き合っていたとしても、3年後5年後は、どうなっているかはわかりません。

私が他の誰よりも、子どもの可能性を信じてやまないその理由、

まぎれもなくそれは、今君たちが豊かに学ぶその後ろ姿、

それ以外の何ものでもありえないのです。








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みんなと共に学ぶということ

 2017-10-23
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週末は、大阪でのレッスンでした。

大阪におじゃまするようになって、もう8年くらいになるでしょうか?


あの日、幼稚園の年長さんだったその女の子は、もう中学2年、

近々職場体験で、マクドナルドに行くかも知れないと、笑顔いっぱいで教えてくれました。

部活も、上級生だからしんどくても休めない、と先輩らしい横顔をのぞかせてくれました。


中2ともなると、高校受験がもう目の前で、教科学習の習熟度だけでみると、厳しいものがあります。

しかし、ご両親は、地域の中学校へ進学したことを、微塵も後悔されてはいません。

2度と戻ってこない大切な青年期を、みんな同じ地域の学び舎で共に過ごした日々が、他で代えることのできない大切な時間であることを、体いっぱいに感じておられるからです。


数にしても、言語にしても、歴史にしても、科学にしても、どれも大切な教科としてのねらいがあります。

それと同じように、地域の友達と共に学んでいくことは、その子の成長に欠くことの出来ない大切な宝物となるのです。


もちろん、ただ同じ屋根の下で暮らすだけで、何もかもが自然に身についていくわけでもないはずです。

それでも、みんなと共に学びながら、この子はどれだけ自分に対するプラスの気持ちを培っていったか、計り知れません。


私の大阪での歩みは、この子との歩みとぴったりと重なっていきます。

私たちの歩みが、やかで日本の教育のスタンダートとなる日は、一体いつになることでしょうか?


これからも、私の進むべき道は、きっと同じ方向にあるはず、

進むべき道のその彼方には、何の曇りも私たちには見えないのです。












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数値化出来ない学びの評価

 2017-10-21
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私には、一定の経歴であったり、実績であったり、社会的な立場がありますから、ある意味それだけで、保護者の方は大切なお子様の育てを託すための裏付けとしてくださいます。

しかし当たり前のことですが、子どもには、私の肩書きも経歴も、まったく関係ありません。


学びそのものに充実感や手応えがあれば目は輝きますし、そうでなければレッスン自体が全く成立しなくなってしまいます。

そのことを一番知っているのは、私自身であり、だからこそ私は日々真剣勝負で1回1回のレッスンに取り組むことが出来たのです。


時々子どもが、信じられないようなきらきらとした表情を見せることがあります。

それはきっと、私以外が知ることのない特別なものだと感じています。

正直、これがあるからこそ私は、土日祝日返上で、10年間の実践を積み重ねることができたのです。


カメラを構えた時には、ほとんど子どもの場合、その表情は消え去った後になってしまします。

お母さんや記録係の先生が同席していた場合は、なかなかそんな展開にならないのが普通です。


私は今、伊福町の個別教室に、私の手元のスイッチで、いつでも動画がレコードできる設備を付けようと計画しています。

そして控え室でお待ちのご家族にはモニターで、リアルタイムでその学びの姿や表情をご覧いただくことは出来ないか、

そしてすべての個別レッスンのようすを、映像としてレコードすることは出来ないかと検討しています。


数値にはなりにくとも、その質の充実感を示す新たな評価の尺度、

何はなくとも、私には、学びを通した子どもの笑顔が欲しい。


10年の時を経てたどりついた、私の新たな価値感、

私のチャレンジは、これからが真のスタートなのかも知れません。










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学びの窓を開く

 2017-10-19
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今私が直接レッスンをさせている子どもの中にも、いわゆるIQ値がとても高い子がいます。

標準的な教科プリントなら、あっという間に100点です。

45分のレッスン時間の中で、その100点のプリントを、最低でも10枚以上やり遂げることが出来ます。


プリントで100点をとることは、それは立派で大切なことです。

ですがこの日とった100点については、特に私のお手柄ということでもなければ、ご両親が私に託した願いそのものではないのです。

当たり前のことですが、100点取ったらバラ色の人生が開けるとか、その子の人生すべてが100点であったりとか、その単元の理解度が100%であったりとか、そんなわけでは全くありません。


写真の男の子は、来春には小学生になる男の子です。

このところ独立歩行が、とてもしっかりとしてきました。


そのこともあって、このところ認知面の発達に大きな変化が見られ始めました。

私がマンツーマンレッスン始めさせていただいていた頃は、写真のような教具を提示しても、まるっきり無反応で学習活動に広がりは全くみられませんでした。


しかしこの頃は、違います。

私が提示する教材に食いつくように手を伸ばしてきますし、その表情はきらきら生き生きで、弾むように活動に取り組んでいきます。

一つ一つの活動に意味があり、成長があり、手応えがあるので、30分のレッスン時間中ずっと笑顔と笑いにあふれ、あっという間に時間が過ぎていくのです。


もちろん、課題そのものは、年齢相応のものではないかも知れません。

しかし、この1~2年の成長のクオリティーは、私が教えている子の中でも、出色のものがあります。

どれだけ私に実践者としての喜びを与えてくれたか知れません。

そしてこれからの成長の可能性に、大きな夢を抱かずにはいられないのです。


学びの道、育ちの道は百万通り、

誰一つとして、同じ物はないはずです。


小さなものさしだけで、人の育ちをはかるなんて、全くもってナンセンス、

君には君の育ちがあり、学びがある、

目の前の学びの窓は、今はっきりと未来に向けて開かれたのです。










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そこにあるのは、君の誇り

 2017-10-18
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今から数年前、一人の男の子が岡山の教室に通ってくれるようになりました。

お知り合いの紹介ということで、わざわざ三重県から、毎回岡山までお越しくださっていました。


当時はまだ小学校1年生でした。

頭にヘッドギアをつけ、まだまだ医療的なサポートが必要な状況でした。


メディカルな問題がクリアされると、その子の学びは着実に進歩を見せ始めました。

特に漢字学習に対する意欲は普通ではなく、低学年の頃は20分くらいだった学習の集中力も、6年生となった今では45分息も切らさず当該学年の学習に取り組むようになりました。


あの1年生の時、一体誰が、6年生になった彼がここまで生き生きと学習に取り組む姿を想像することができたでしょう。

今となっては、あの時のこの子の学び姿を知るのは、ご家族と私くらいのものになってしまいました。


世界遺産、放射線、爆風‥

黙々と 「平和のとりでを築く」 の新出漢字の学習に取り組む彼の後ろ姿の何とも誇らしいことでしょう、


今、これからの就学に向けて、心を砕いておられるご家族が、たくさん私の所にご相談にお越しくださっています。

すべてがこの子のように飛躍的な成長を遂げるわけではないかも知れません。


でもやりもしないのに、それが出来るなんてことは、あり得ないのです。

やってみなければ、わかなない

やらずに出来るわけがない


たったの1%であっても、その可能性を信じて、少しでも豊かな学びを構成し、実現していく力、

それをもってして、私はそれを、教育力と定義するのです。

そのことを私に教え、揺るぎない信念へと高めてくれたのは、この子をはじめとおするたくさんの子どもたち、そしてそのご家族に他ならないのです。



↓ ご家族の方から、以下のようなコメントをいただきました。


SHINOBU先生
お世話になりましてありがとうございます。
ブログ拝見しました。
改めて、これまでの先生との道のりを、過去のプリントを見ながら回想しました。
5年前の10月、プリントは震えるような線で読み取り文の答えのひらがなをなぞっていました。
4年前の10月、プリントは音、耳などの漢字を大きな枠の中に必死に収め書いていました。
3年前の10月、プリントは調、題などの画数の多い字を小さな枠に整った字で書いていました。
そして今は益々綺麗な字を、一字一字、心をこめて書けるように。
よくここまで育てていただいた、と涙があふれ出てきました。
2年生の時担任の先生に漢字ドリルが欲しいと息子がお願いしてももらえず、「ワンワン」と泣いたことがありました。
易々と手に入らなかったドリル。
初めてもらえた時には「お父さんドリルを買ってくれてありがとう」と突然言ったことがありました。
学びたいという強い思い、それは先生が沢山の種まきをしてくれたからに他なりません。
そしてきっとできると信じてもらえるからこそ、ここまで成長できたのだと思います。
今、漢字学習で培った自信は、色々なところへ派生しています。
SHINOBU先生、息子の人生を変えて下さりありがとうございます。
SHINOBU先生とのこれからの学びが、楽しみで仕方がありません。
どうぞよろしくお願いいたします。







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