通常学級の選択

 2017-02-06
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今から9年前、その子がまだ小学校の1年生のとき、私はある地域の特別支援教育の巡回相談員として、週に1回、保・幼・小・中の各学校園にお邪魔していた時期があります。

その巡回指導に行ったことがご縁で、その子と個別学習が始まったのです。


岡山市からは車で1時間以上かかる地域でしたが、以来今日までずっと通い続けてくださいました。

そのファイルをみると、通し番号がすでに⑨となっていました。

これまでにA4ファイル9冊分のプリントをしてきたことにも、驚きと特別な思いを感じずにはいられませんでした。


先週、その子の高校入試がありました。

雪の中、一般の高校の入試を無事に終え、おそらくは程なく合格通知が届くのではないかというお母さんの話でした。


就学に際して、通常学級は無理と言われた子でしたが、こうして無事高校受験を終えて感慨もひとしおでした。

「あの時通常選んで、正解でしたね」

これまでも私が、そうお伝えする度に、目に涙を一杯ためておられました。


この3月をもって、この子も私のサポートも卒業ということになりました。

私のとって、何とも愛おしくも大切な9年の旅路であったことでしょう。


この子とのレッスンから、私が得たものは計り知れない。

だからこそそのことを、これから伸びる多くの子どもたちの学びに生かしていかなくてはならない。


子どもが育てば、支援者は風のように去るのが美学、

今の私の胸の中に去来する特別な思い、


すべては、一人の子どもの学びの寄り添うこと、

今も昔も、それ以外には何もない、

だからこそそのことを大切にしていくことで、その先にあるものへと、これからもずっと歩み続けていたいと願っているのです。








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インクルーシブ教室 白ゆり

 2017-01-23
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今日は、4月から新しく開設する予定の新教室の備品搬入に立ち会いました。

机、いす、ロッカーなど先週注文しておいた商品が次々と運ばれてきました。


白を基調として、白ゆりらしい上品な感じです。

何もなかった部屋が、少しずつではありますが体裁が整ってきました。


ずいぶん考えた新教室の名称ですが、「インクルーシブ教室 白ゆり」 という名前にすることにしました。

インクルーシブという名前に込めた私たちの願い、

その第一幕が、まもなく開こうとしているのです。









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職員を育てる

 2017-01-19
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今から2年前、私の教え子のお母さんが、職員募集の面接に来てくださいました。

「私は、教育にかかわる資格は何も持っていません。ただ、自分の子どもの育てで学んだことを生かして、誰か別のお子様のお役に立ちたい」

「トイレ掃除でも、雑用でも何でもさせていただきます。」

「私を雇っていただくことが出来ませんでしょうか」

そのお母さんは、そんなふうに話してくれました。


このお母さんの採用については慎重に考えるべきとの助言もいただきました。

しかし、最終的には私の責任で、このお母さんの採用を決めました。

後にも先にも、白ゆりで無資格の方を採用したのはこの方だけになります。


保育士資格も、教員免許もありませんでしたが、すばらしい内容の働きぶりでした。

最初は本当に雑用から始まりましたが、事務・教材作成などにかかわる能力だけでなく、教科指導の技術もみるみるうちに向上しました。

自分のお子さんの教材を通して、私の指導内容を誰よりも理解していましたし、その謙虚さとひたむきさがゆえに、通常の何倍もの努力を継続していました。


今日、岡山市の担当課の方が、うちのような事業所で働く職員の資格要件が、この4月から格段に厳しくなるという連絡をいただきました。

無資格のものについては、正規の職員としてはカウントされなくなるというものでした。

つまりこの職員を採用するのなら、もう1名、新たに有資格の職員を採用しなければならないという内容でした。


私は何があっても、一度ご縁があった職員はずっと長く勤めてもらうことに決めていましたし、人件費や予算のことがすぐに頭をよぎりましたが、市役所の方と相談しているうちに、この先生のうちでの実務経験が、児童指導員任用資格の要件を満たすことが明らかになりました。

私は飛び上がらんばかりにうれしくなりました。


うちで働くなら、児童指導員任用資格があれば、保育士や教員と同じ基礎資格を有することになります。

待遇もこれまでの無資格のものではなく、他の職員と同じものになります。

つまりは、うちで働いた2年間で、教員や保育士と同じ資格を、この職員にプレゼントできたことになります。


制度の変更により、事実上この4月から、無資格の方をうちで採用することは不可能となりました。

この職員は、この2年間、私の横で私の実践のほとんどを見てきたわけですから、その技術も理念も決して遜色のない相当なところまで力をつけてきているのです。

何て、私たちって運が強いのでしょう。


さあ、さっそくこれからその実務経験証明書の作成に取りかかります。

希望の春は、もう目の前のところまで来ているのです。





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個別支援の研修

 2017-01-12
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この日のレッスンは、子ども2人に対して私も含めると先生が5人の体制でスタートしました。

子ども1人に先生1人ではなく、子ども人1人に先生2.5人のマンツーマンだったわけです。


昨年末に、新年度のマンツーマンレッスンのご希望をお伺いしました。

伊福町に新しい教室を増やしての対応でしたが、それでも皆さんのご希望をすべて受け入れることが出来ません。

お正月の三日間考えに考えた挙げ句、新年度からは、本館でのマンツーマンレッスンは、私も含めると4人の体制で行うことにしました。


レッスンの内容の評価は、言葉でもアンケートでもなく、次年度のご予約・お申し込みをいただけるかどうかにかかっている。

日々私は、担当の職員には、何度も何度もそう伝えてきました。


そのための日々のレッスンで、どのような内容を提供し、どのような支援が重要となっていくか、

この日は、そんな研修の1日、

最初のレッスンでは、私の個別レッスンを、他の4人の先生が固唾をのんで見守るというような内容になりました。


私は、これまで何千何万という実践を積み重ねてきた者として、ここに集う先生方の力をさらに磨き上げていかなければなりません。

そのことが、これからの私のもう一つの大切な仕事となっていくに違いありません。


私のもっている技術や理念は、すべてこうした先生方に伝授していきたい、

本やマニュアルでは絶対に習得出来ないこと、


その個別支援の奥義を、多くの先生方に伝授していきたい。

私の夢は、果てしなく広がっていくのです。








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つながることで生まれる力

 2017-01-05
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昨年末、私に血のつながっている叔父がいることがわかりました。

これまで私は、血のつながった親戚はいないものと思っていましたから、大変驚きました。


そのおじさんには3人の子どもがいます。

そのうちの一人が体育教師をされていたそうですが、障がいのある子の役に立ちたいと決意し、教職を辞して理学療法士に転身されたと聞きました。

私が小学校の教師をしていたと伝えると、これまた大変驚かれ、血は争えないわねと苦笑いをされていました。


よくよく考えてみると、その方は私のいとこにあたるわけです。

小学校の時から私には、血のつながった親も兄弟も何もいませんでしたから、友達から 「お正月にいとこ遊んだ」 などと聞いたときには、いつもうらやましくも切ない思いでいっぱいになっていました。


血のつながった親や兄弟がいないという感情は、そうでない人にはとても理解できにくい内容です。

私の生きて来た何十年間は、「自分は必要とされて生まれた子ではない」 「すなわち自分はこの世に生きている意味がない」 という自己否定の嵐の中にいたわけです。


以前わたしは 「忍」 という名前が大嫌いでした。

女の子と何度も間違えられて、「なあんだ」 と言われたことは一度や二度ではありません。

何で 「健一」 とか 「隆」 とか、男らしい名前にしてくれなかったかと、そのことをとても恨めしく思っていました。


いつの頃だったかは忘れましたが、ある日私は、「親は私に何も残してくれなかった」 「でもこの忍という名前にだけは、両親が私に託した思いがあるんだ」 と気が付き、これ以上でないくらいの涙をこぼした日がありました。


私にとっては、この日こそがアイデンティティーの確立した日であり、自分の足で自分の人生を歩み始めた日でもありました。

今ではこども園でも、発達支援センターでも、今私のことを所長とか石原先生と呼ぶ人はほとんどいません。

子どもも職員も保護者の皆様も、みんな私のことをSHINOBU先生と呼んでくれているのです。


正月があけ、平成29年の仕事がスタートしました。

私は、私の心に大きな異変が生じているのを実感しています。


この歳ですから、体のどこかが痛かったり辛かったりするのは日常ですが、とにかく毎日よく眠れてすっきり起きることができる。

以前出ていた原因不明の発疹はウソのようになくなり、自分でいうのも変ですが、仕事の集中度や気合が格段に高くなった一方で、心に余裕が出来、職員への指示や対応もシャープかつふところの深いものに変わってきました。

子どもとのレッスンも本当に楽しく、笑い声の絶えない、より活気のあるものになってきました。


まだ顔もみたこともありませんが、思いもかけす知ったいとこの存在、

私は一人ではない、

つながることで生まれる力


やる気も、独立心も、決断力も、責任感も、突破力も、その源泉は人とのつながりから生まれる自己肯定感の中にある、

私は支援者として、子どもとの心のつながりを通して、こうした自己肯定の旅路を共にずっとずっと子どもとやご家族と歩んで行きたい。


その大切な一歩を、今日もしっかりと積み上げていきたいのです。









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始動

 2017-01-02
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昨年末、母の終の棲家で何か形見になるものはないかとずいぶん探しました。

膨大な蔵書や資料がありましたから、持ち帰るものがあれば持ち帰ろうかとも考えました。

しかしその途中で、なぜだかもうそういうことはやめようという気持ちになりました。


結果、マウスを一つだけいただいて帰ることにしました。

早速、パソコンに取り付けましたが、快調に作動しています。


私にとって、ブログに書かれている活動の歩みは、自分らしさそのものです。

いつ頃からか、月間記事10本以上と決め、8年以上継続しています。


1年とか2年とか、毎日記事をアップされていた方は何人も知っていますが、その頃からずっとスタンスを変えずに続けているのは、おそらく私くらいだと思います。

それこそが、私の信念ですし、思いの深さを示すものだと考えています。


遺言書の開封に立ち会う日、家内と一緒に福山の家庭裁判所に伺いました。

その道中、このタイミングでの母の死が、私の人生の最も大きな分岐点にるるのではないかと感じていました。


ここまでの人生は練習で、ここからの人生が本番、

正直、私はそのようなことを考えていました。


大晦日と正月は、毎年恒例ですが、個人でやってる新大阪教室の会計処理に追われました。

以前は3日くらいかかっていたのですが、こうした経理にかかわる知識や技能も身につき、丸一日あれば何とかなるようになりました。


29歳で結婚し、娘を3人授かり、色々ありながらもその娘も保育にかかわる仕事をさせていただけるようになりました。

私の人生の中で、家族旅行に行ったり、普通の人と同じような家庭生活を送る時間があったことを、本当にありがたく思っています。


物事を為す人の決心は、きっと重く深いものであるに違いありません。

目先の一歩をおろそかにしては、いつまでたっても物事は前に進んできませんが、何か目の前のことに一喜一憂しているだけでは大局を見失ってしまします。


その大局から目を離さないこと、

しっかりした土台の上に、一分一秒の努力を逃さず積み上げていくこと、


残された人生の時間を、余生としてゆっくり生きる道もあるでしょう、

しかし、私はその道を選ばない。


その人生が限られた時間中にあるのだとしたら、せめて人生の後半は、悔いなく生きるものでありたい、

そこに織りなす出来事が何だとしても、体の向きはいつも同じ方向を向いていたい、

残された時間のすべては、出会った子どもたちの成長と幸せに力を尽くすものでありたい。


神様は私に、他の人にはない生きがいを与えてくださいました、

ならば私の幸せは、きっと他の人と同じ色ではないはずです。


母の形見に、この小さなマウスを選んで、本当によかった。

静かであるがゆえに、深く重い決心、

私の本当の人生は、ここから静かに発進していくのです。








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経験をつなぐ

 2016-12-19
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私が、初めて直接就学前のお子様の個別レッスンをさせていただくようになってから、まだ10年くらいしか経っていません。

それまで、特別支援学級も含め教職経験は20年以上ありましたが、小学生以下の子のレッスンについては、当時の私にはほとんど経験がなかったわけです。


今から考えると、技術的にはお恥ずかしい限りの内容であったはずですが、それ以上にご家族の皆様の期待感が強く、全国各地へ出張レッスンに出かけた時期もありました。

それからは、年間2,000とか3,000とかという、おそらくは普通では考えられないようなマンツーマンレッスンとしての臨床経験を、10年近くにわたって積み上げることができました。

自分自身は、まだまだ道半ばの未熟者だと思っているのですが、それでも私と同じような経験を誰かに積ませるなんてことは、二度とできないことだと考えています。


昨日も一昨日も、私は大阪でいくつかのレッスンを行いました。

毎週毎週新幹線で大阪にいくことも、土日だけのために家賃や備品などの経費をかけることも、平日フルタイムで働きながら土日にも働いていることも、所長でありながら一向にレッスンから身を引こうとしないことも、私にとっては日常ですが、一般的にはきっと非常識であるに違いありません。

だとすると、その非常識な実践の中から培った経験は、たとえそれが自分にとっては道半ばのものであっても、これから育つ先生方には、大切なことは伝えていかなければならないと思うようになりました。


今岡山で、私と一緒にマンツーマンレッスンを担当してくれている先生は、以前私が教えていた子どものお母さんです。

本館が出来、定員が増えることを知り、「便所掃除でも何でもいいから、ここで働かせてください」 と、職員募集に応募してくれました。


教育現場での経験が豊富というわけではありませんでしたが、自身の子どもの学習について、小学校1年生の時から心を砕いて取り組んでいたことは、誰よりも知っているつもりでした。

今ではその子は、当時の課題を見事に乗り越え、一般の高校に入学し、成績も学年でトップクラスだと聞いています。


「その経験を、これからは1人でも多くの子どもたちの成長と幸せのために生かしてください」

私はそう言って、このお母さんを職員として採用させていただきました。


経験不足もあって当初は何かと苦労も多かったように思いましたが、控えめでありながらその信念に揺るぎはなく、その技術や態度は、いつの間にか見違えるようになってきました。

あの先生に教えてもらうことを、うちの子はすごく楽しみにしています、

そんな声を、たくさんの利用者のお母さんからお聞きするようになりました。


その先生が、金曜日にお子様の懇談で年休をとりました。

その先生が前回担当した子は、この日は私が担当することになっていました。


さて、今日はどんな教材を作ろうかなとボックスを開けてびっくり、

当日の教材が、画像のようにきちんと整理して用意されていました。


この先生は、子どものレッスンを担当するだけでなく、請求や契約など事務のほとんどを直接担当してくれています。

うちの事業所は、一般の事業所の4倍の利用量がありますから、その事務量は膨大です。

一体どこにそんな時間があったのだと、驚かずにはいられませんでした。


よく考えれば、私が表舞台でたくさんのレッスンをこなすことができるようになったのも、この先生の存在あればこそです。

以前は、大阪に行く前日は、教材作成に夜中までかかっていましたが、今では岡山のレッスンが終われば、すぐさま新幹線に乗り大阪にいくことができるようになりました。


私が何千、何万という臨床実践から得た経験は、こういう先生の成長のために生かしていかなければならない、

それが私の次の仕事。


芸の奥義は、弟子入りしなければ身につくものではありません。

4月からは、また新しい教室も開設されます。

その志のある先生との出会いを、これからもずっと楽しみにしているのです。






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子どもの心の根元にあるもの

 2016-12-17
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私は、学級担任として小学校の現場に20年以上、その後個別指導の実践者として10年の臨床経験があります。

またその間、当時の国立特殊教育総合研究所に内地留学に行かせていただいたり、大学院の修士課程で特別支援教育を学ばせていただきました。


重い課題を背負いながらも、懸命に命を輝かせている子ども、

人から見れば、ほんの小さな出来事に、途方に暮れて身動き出来ない子ども、


こうしたたくさんの子どもたちとの出会いを繰り返す中で、いつの間にか私の教育観の根底に、「すべての子どもの行動の源泉は、生存・成長の欲求にある」という考えが広がっていきました。

まだ、アイデンティティの確立していない子どもにとっては、成長の方向性を見失うことは、自分の生存そのものを見失うに等しいことです

突発的な子どものマイナス行動は、裏を返せばほぼ100%、自分の生存にかかわる不安と無関係ではありませんでした。


学んでいるということは、自分の成長の手応えに触れること、

自分の成長の手応えを感じることができれば、生存にかかわる不安を感じることもなければ、マイナス行動を起こす意味もないわけです。


準備のための1分1秒が待ちきれず、知育いすに飛び込んで来る子がたくさんいます

もうおしまい、といっても、学習席にしがみついて、帰ろうとしない子も、毎日のようにいます

障がいのある子どもが、勉強が嫌いとうのは、大間違いです。


もしもその子にあった学習の内容と方法が提示出来ないでいたら、勉強そのものが嫌いになるのも当たり前です

適切な愛情も技術も信念もない指導者が、子どもにこんなこともわからないのかとやったら、不適応にならないことの方が不思議です。


この子たちは、誰よりも生きることにピュアで、良質の学びを誰よりも求めているものです。

だとしたら、今すべきことが何であるのかが、私にはハッキリと見えます。


もはや私の進むべき道は、これしかないのです。






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プロの仕事

 2016-12-14
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新規の事業所を立ち上げるということもあり、今回パソコンを2台注文しました。

以前は、量販店などに行って格安パソコンを買っていましたが、今ではそういうことをしなくなりました。


量販店のパソコンは、消費者の目を引くような甘い宣伝が満載です。

一方、業務用のパソコンは、余計なソフトは一切入っておらず、同じスペックならメモリーの余裕が違います。

若干価格は高めに感じますが、プロの道具と考えると、とシンプルで基本性能の良いものでなければ、結局使い物にはなりません。


私は22歳の時から教育の仕事に就き、実践現場で35年の指導経験があります。

それでも、日々新しい発見があり、もっともっと力をつけ、改善を積み重ねていかなくてはならないことが、山ほどあります。


髪の毛をカットしても、ブロックを積んでも、大体のことは素人でもできますが、プロと同じレベルのものはなかなかできるものではありません。

ましてや特別支援の分野では、そうであって当たり前なはずです。


華やかで過度な宣伝をしているうちは、本物ではありません。

素人では出来にくい内容を、当たり前のように毎回積み上げることが出来てこそ、本物のプロの仕事、


どんな仕事でもそうですが、価格を越える満足感がなければ、次に足を運んではいただけないものです。

1人の実践者としても、チームのリーダーとしても、しっかりと研鑽をして、白ゆりを選んで良かった思っていただける方をもっともっと増やしていきたい。


それが、職業人としての意地、

私は教育の仕事に大きな夢と誇りをもっているのです。









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クリスマス発表会の奇跡

 2016-12-12
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白ゆりはこの春、保育園から認定こども園へと移行しました。

そのことに伴い、これまで保育園では受けいれることの出来なかった、幼稚園が対象のお子様を受け入れることができるようになりました。


その1号認定の子の多くが、発達支援センターに通所で来てくれていた子どもたちでした。

それまでのそれぞれのクラスに、発達支援センターの子が何人も入ってくるという状況になったのです。


行政の担当者は、1号認定の中に、支援の必要な子が入ることは想定外だと言って、人的な加配も、予算的な加配もありませんでした。

それでも、発達支援センターの子は、最優先で入れるという園長の信念は変わりませんでした。


土曜日に、クリスマス発表会がありました。

秋にあった運動会も感動の嵐でしたが、室内での発表となると、正直それとはまた別の不安もありました。


あるクラスのオペレッタを見ていたときのことです。

ダウン症の子が舞台のセンターに、下手には肢体不自由の子、上手には発達障害の子が演技をしていました。


発達障害の子は、聴覚過敏の傾向があって、大太鼓の音にはマイナスの反応を見せていましたが、自分の大好きな曲になると、とたんに笑顔になって上手に演技ができていました。

ダウン症の子は、内言語は豊かですが、言語表出をクリアにすることが苦手です。

でも、一生懸命口を動かして、オペレッタのストーリーにしっかり乗っているのが見て取れました。

肢体不自由の子は、つい先日まで独立歩行がままならなった子です。

もちろん補助付きですが、他の保育園などでは考えらえない運動量で、脳の運動野にかかわるネットワークが加速的に育ち、視線や表情も見違えるように生き生きしたものになってきました。


3人とも、私のマンツーマンレッスンを受けてくれている子です。

しかしながら、もしも今年、この子たちがこども園に入っていなかったとしたら、今日のこの成長は絶対にありえなかったと私は断言できます。


ただ集団に投げ入れているだけで、それでインクルージョンにはなりません、

集団から分離して、病院や療育に行って、難しい名前の検査をすれば、それで子どもが育つのでもありません。

その双方の大切さを、子どもの特性や育ちに合わせてプロデュースし、結果を出すことこそが育ての質であるのです。


研究用にと、0歳から5歳の子までの活動のようすを動画に記録しました。

と、このオペレッタを撮影している途中で、感動して胸を詰まらせながらも、「これは大変なことになった」「とんでもないの成長の記録を手にしてしまった」「この映像を手にした者の責任を、果たして私が果たしていくことが出来るでのであろうか」 と、そんな気持ちがこみ上げてきました。


障がいのある子を何人も1号認定で受け入れて、それを無謀だと思われたり、調子のいい対応だと批判的に横目で見ていた人がいるのかも知れません。

クラス運営がパンクしてにっちもさっちもいかなくなり、ホレ見たことかと言われるリスクが無かったわけでもありません。

ですが、結果はその真逆だったと、私は感じています。


発表会が終わったあと、初老のご婦人が私の所に歩み寄り、目に涙を浮かべて深々と頭を下げて帰られました。

名前も存じ上げない方でしたが、こども園になり、新しいお友達をたくさん受け入れて、本当に良かった、

私は、心の芯からそう感じました。


私にとっては、クリスマス会の奇跡、

今年は、本当に良い1年となりそうです。






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新教室の息吹

 2016-12-07
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来春4月に開設予定の新教室のリフォームも、日に日に形が整ってきました。

少人数の教室ながら、大きな規模では出来にくい、きめ細やかなニーズに対応できる内容の提供を目指しています。


この伊島学区は、かつて私が勤務した小学校区でもあり、つい最近まで私が住んでいた地域でもあります。

この日、真新しい真っ白い壁紙を見て、ここでどんな子どもたちの笑顔で出会えるだろうかと思うと、特別な思いが沸き上がっていくのを感じました。


学びから決して軸足を外さない、専門性の高い個別支援、個別指導

それでいて、送迎サービスなどでご家族の時間的負担を軽減し、少人数のグループの中で培うコミュニケートと自己肯定の気持ち

その双方を、1日のレッスンの中でうまくバランスをとってコディネートしていく、


新しい時代のニーズの中で、私たち白ゆりが踏み出す次の第一歩、

その春の息吹も、もう手の届く所まで来ているのです。






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新時代の支援

 2016-11-29
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発達支援の事業を始めた頃は、一日の定員が10名でした。

当初はなかなか定員に満たなく、経営面では本当に厳しい状況が続きました。


今ではその定員も1日40人、

来春からは新しい事業所も含めて1日50人の体制となります。

先日お越しくださった行政の担当者の方も、現在の実契約人数が180人と聞いて、目を丸くされていました。


事業を始めた頃は、通所支援の制度自体が、改訂の道半ばといった感じでしたが、今ではそれぞれの地域に、特色のあるたくさんの事業所ができました。

そんな中で、白ゆりの独自性も確立し、いつの間にか私のマンツーマンレッスンがなくとも、定員一杯の子どもたちを迎え入れることができるようになってきました。

私の代わりに、直接子どもの指導にあたる職員の技術も経験も、格段に向上してきました。


先日の指導監査をもって、事業基盤としての私の果たすべき役割は、一つの区切りがついたのではないかと感じています。

これからは、もう一度原点に返ると同時に、さらに一段高いステージから、すべきこともあろうかと感じています。


今後この2つの事業所は、それぞれの新しい責任者と共に作り上げて行こうと考えています。

責任者として、ただがむしゃらに前に進んできた5年間を、とても愛おしく感じます。


私らしい次の1歩の踏み出し方、

この道を、いつまでもまっすぐに進んでいきたいと思うのです。






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子どもの育てに生かす 個別支援の技術

 2016-11-28
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昨日は、前理事長の7回忌の法要でした。

日曜日に予定していた大阪のレッスンは、すべて23日の祝日に振り替え、土曜日には大阪からトンボ帰りというスケジュールになりました。


その土曜日の最後の女の子が、体調を崩しお休みとなりました。

そのお母さんから、以下のようなメールをいただきました。


SHINOBU 先生

おはようございます。

昨晩より娘が風邪をひいて熱を出しており、今日のレッスンをお休みさせてください。
今朝搭乗予定だった飛行機も、泣く泣くキャンセルいたしました。

私がSHINOBU 先生のでところに行くよ!と数日前から言っていたので娘は「せんせ、せんせ」と言っています。

来月のレッスンを楽しみに、日々の生活を頑張りたいと思います。

今後ともよろしくお願いします。





大阪でのレッスンを受けるために、毎回福岡から飛行機で来てくださっているのです。

思えば平成24年、この子が3歳の時からレッスンをさせていただいているので、もう4年以上のお付き合いです。

お父さんのお仕事の都合で、岡山から福岡へ転居されたにもかかわらず、こうして年に何回も大阪でのレッスンを受けにきてくださいます。


特別な理由のない限り、レッスンには絶対穴をあけない、

土曜も日曜も返上して、私がレッスンにかける源泉は、こうした子どもとご家族の気持ちあればこそで、そのことを私は、何よりの生きがいに感じているのです。


法要が終わった後、水曜日にある園内研修会のプレゼンの準備に取り掛かりました。

先週は監査に追われ、準備をするのはこの時間しかないと考えていました。


「子どもの育てに生かす 個別支援の技術」

私が多くの子どもたちの実践を通して得た支援技術を、これから活躍する若い保育士の育てに生かしたい、

そんな思いで取り組みました。


場合によっては、深夜までかかるかと思っていましたが、予想より早くプレゼンの準備はできました。

特にハードな1週間でもありましたから、体には相当ダメージがあったのでしょう。

パソコンのスイッチを切ると、まるで海の底に沈むこむように眠り込んでしまいました。


そのせいか、今日の私の体調は絶好調、

たまには休みも必要かもしれませんが、今週も、振替レッスンのお申し込みなどをたくさんいただいています。


先ほどは、新しい教室のリフォームの状況を見に行きました。

なかなかすてきな感じです。


毎日、目指すことと、子どもたちの笑顔がそこにある。

一つ一つのことに真心を込め、これからもしっかりと前を向いて歩いていきたいと、心から願っているのです。







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担当課の実地指導

 2016-11-24
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今週の火曜日に、岡山市事業者指導課の実地指導がありました。

認可事業で言えば監査にあたるものですが、私たち通所支援事業所では、今回の実地指導がそれにあたります。


平素から何かとお世話になっている担当課の方が3名お越しくださいました。

児童デイサービスを始めてから5年になりますが、今回が初の実地指導ということになります。


補助金をいただいて建物を建てた関係で、春には会計検査院の実地検査を受けました。

何一つ不正を行っているわけではありませんが、それぞれが初の検査でしたので、落ち度の一つでもあれば、法人の名にかかわることでもあるし、厚い信託を寄せてくださっている利用者の皆様に申し訳が立ちません。

責任者の私としては、特別な思いでこの日を迎えることになりました。


事業を始めるにあたっては、どこかの事業所を参考にするようなとは一切せず、ただ子どもたちやご家族の思いに寄り添うことだけを考えて前に進んできましたから、手続的なことで不安に思う内容は少なくありませんでした。

今回も、いくつかの点で表現の変更が必要であったり、内容を整合させたりする部分についての指導を受けました。

指導を受け点については、すぐにも改善させていただきたいと思いました。


事業を始めて5年、

担当課の実地指導を受ける以前に、補助金をいただくことなど、普通ではありえないことですが、無事今回の指導を終えたことで、私自身は一つ大きな仕事を成し遂げたように考えています。


これで、来春からの新しい事業所の開設申請に弾みがつくというものです。

多くの方の期待と支えがあればこそ、私たちの今がここにあるのです。


コンプライアンスを大切にしながらも、いつも子どもとご家族の願いを受け止め、さらに心の通った支援を充実させていきたい、

私たちの次のステージは、もう目の前にあるのです。








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新大阪教室への思い

 2016-11-19
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大阪や京都に出張レッスンに行かせていただくようになってから、もう7~8年になります。

その関係で、高速や新幹線を使って、何人もの方が、毎週のように岡山でのレッスンを受けてくださった時期があります。

これでは申し訳ないということで、作ったのが新大阪教室、

もう3年にもなります。


土日限定、今は月に3回新大阪のでのレッスンをさせていただいています。

月曜から金曜日は、教室は空き家、

月3回の往復は、当然新幹線。


となると、1回あたりの経費は普通の教室とは比較にならず、事業としてのうまみはほとんどありません。

でも、そのことを可能にしてくださっているのは、利用してくださっている皆様が、経済的な負担をシェアしてくださっているからに他なりません。


新大阪の教室は、全くの個人経営ですから、何の制約もありません、

さながら今では、私の研究の附属小中学校とか、幼稚園とかいった貴重な臨床現場となっています。

ここで儲けようとかは思わず、内容的なことに徹底的に向き合う時間と環境がここにあるということが、今の私にとっての生命線となっているのです。


おかげさまで、岡山の新教室は、開店前にもかかわらず、予想以上のたくさんのお申し込みやお問い合わせをいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

だからこそ大阪は、少し心と時間に余裕をもって、しばらくはクオリティを重視した運営にしていこうかとも考えています。


先日は、新大阪の教室に、会員の方のご紹介で入会してくださる方がいらっしゃいました。

本当にありがたく思いました。

広告を出していた時期もありますが、それをペイするために経営を考えていくバランスも必要です。


内容的な向上と質の高さが、口コミでご紹介の方を増やしていく、

本来の白ゆり教室のスタンスをいつまでも忘れないようにしていきたい。


平素は、白ゆり発達支援センター所長として、皆様の期待と責任を強く受け止める毎日となっています。

だからこそ今、大阪の教室は、私の活動の原点となる位置となっているのです。







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10年もやっていて、初めて気づくこと

 2016-11-18
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今日、3歳の男の子のレッスンがありました。

確かレッスンを初めて3回目くらいの時に、ご両親がレッスンを見に来てくださいました。


それまでは調子よく出来ていたでしたが、その日には、何度もパズルやおもちゃを放り投げてしましました。

せっかくお父さんが来てくださったのに、そんな場面を見せることになり、大変申し訳なく思いました。


しかし、これまでにも、そんな子は何人も見てきましたから、かといって特別困った気にはなりませんでした。

絵本や手遊びが大好きなので、パズルやおもちゃは、そのタイミングが来てからで大丈夫と考えました。


認知に比べて、手指の巧緻性が後から育つタイプ、

出来れば早くそこの育てに取り掛かりたいと、若干あせる思いもありました。


今日のレッスンのことです。

いつもは、私の方で絵本をめくってやる場面がありましたが、どうもそのことを快しと思っていないふうに見受けられましたので、思い切って本児の思うようにさせてみました。


最初は、何となくぎこちない感じがしていましたが、しばらくすると、案外自分で何とかできることに気が付きました。

それどころか、内容的なことがかなり認知出来ていて、それが生きた学習になっていることがわかりました。

言葉によらずとも、内容を共有することで、こうまで心が通じ合い、活動が豊かになるものかと、弾むような気持ちになってきました。


これだけ絵本が好きなら、絵本から数の扉を開けることができるかもしれない。

10年間、何万という個別レッスンを積み重ねて来て、初めて気が付いた内容です。


早速アマゾンで、いくつかの絵本を購入しました。

絵本はいつも高額で、3冊買っただけで数千円にもなります。

でも、その中の1冊でも教材化できたなら、同じような認知特性の子どもの数の扉を、少しでも早く開くことになるかも知れない。

私は、その期待で、胸が高鳴るのを抑えることができませんでした。


汲めども尽きぬ教材研究の奥の深さ、

もっともっと多くの子どもたちからたくさんのことを学び、そのことをさらに以後のレッスンにダイレクトに活かしていきたい、

これだから私は、いつもまでも実践の場から立ち去ることができないのです。









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時の重み

 2016-11-17
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小学校1年生の時からサポートさせていただいている男の子が、来春、高校生となる予定です。

3歳の頃からサポートさせていただいている女の子は、春からは中学生になります。

いずれも8年・9年と、長い期間ずっと私のレッスンを受けてくれてきたわけです。


それぞれに小学校卒業、中学校卒業という大きな節目の時期を迎えるわけですから、ここで何人かの子どもは白ゆりを卒業ということになります。

初めて文字が読めるようになった日のこと、

初めて繰り上がりのたし算ができるようになった日のこと、

一期一会のレッスンの積み重ね、

ここまで子どもと、そしてご家族と共に歩んできた時間は、何にも代えることのできない大切なものとなりました。


支援はいつか除去してこそ、意味をなすものです。

そのあとに残るもの、

決して数字や言葉で表せないそのものが、きっと何かその子のその後の支えとなっていくはず、

これまで私は、そう信じて取り組んできました。


子どもの育ちの8年・9年は、その子の人生の中で特別な意味をなすはずです。

そこに映る私の姿が、いつも笑顔のあふれるものであってほしい、

それぞれの場面で、学びを通して伝えてきたその子の命の輝きを、ずっと心に刻んだままで、新しいやがて来る新しいステージを力強く歩んで欲しい、

そう思うのです。


たった一人の子どもとの出会いから始めたこの教室、

それからもう程なく10年、

限りなく重い子どたちとの出会いが、そこにありました。


この先10年も、信じるこの道をしっかり歩んで行きたい、

心の底から、そう願うのです。






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真の教育者

 2016-11-11
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私は教員時代、研究主任を何度もしましたし、嘱託でしたが教育員会の指導主事もさせていただきました。

どちらかと言えば、一発勝負の大きな研究発表会などが得意なタイプでした。


一方で、そういうことは苦手なタイプの先生もいらっしゃいました。

派手な舞台は得手でなくとも、日々の一つ一つの教育活動にていねいに取り組み、しっかりとした学級を作り上げておられました。

体育館で私がプレゼンの準備をしているときに、クラスの子どもたちと一緒に運動場の草取りなどをなさっている先生の姿を見て、真の教育者は子どもとあゆむその先生の方で、だからこそ私は、その先生のお気持ちに添えるよう自分の役割をしっかりと果たしていかなくてはならないと、気持ちを引き締めたものでした。


今うちの発達支援センターの内容は、とんでもなく高いレベルにまで来たと私は思っています。

もし保護者の方が直接、よそと比べていただいたら、きっとうちを選んでいただけるものと自負しています。


学会など、もっと大きな場で発表してみてはと、勧めてくださる方もいます。

でももうそんな必要以上の派手さは不要で、しっかりと足元を固めていく方が肝要と思い、主任の先生に相談してみたら、彼女も私と全く同じ思いでした。


決して、楽をしたいと考えているわけでも、何かが面倒くさくなったわけでもありません。

目標や夢のないところに、人は集いません。

もう私たちは大きく飾らなくとも、ありのままで、ただ子どもたちの成長と幸せだけをしっかりと見つめていくことが、さらなる次のステージに向かうための基盤になっていくような気がしています。


今の時代に、私たちがなすべき役割は、決して軽くありません。

子どもと保護者の願いを背負う代弁者として、これからも大切なことをしっかりと見つめながら、ずっと前を進んでいきたい。

多くの人がここに集ってくださることを、私は何よりの幸せに感じているのです。










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この先に何がなくても

 2016-11-09
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先日、私のワゴンRを車検に出しました。

もう7年目になる車で、動き出すときに、ハンドルが20秒くらいキューキュー鳴ります。

もう買い替えの時期なんでしょうが、それ以外はちゃんと動くので、動かくなくなるまではずっとこのワゴンRで行こうと思っています。


少し若い時は、いい車に乗りたかったり、いい時計が欲しかったりしたものですが、今では全くそんなことには関心がありません。

ワイシャツだけはきちんと毎日アイロンの効いたものを着たいですが、高級ブランドのスーツや、カバンなどには全く興味がありません。


先生が、どうして年式の古いワゴンRに乗っているのか、不思議でたまりません、

いつも行っている所の美容師さんが、以前そんなことを言っていたのを覚えています。

若い人の中には、こんな私の物欲のなさに、驚く人も少なくありません。


土・日や祝日は、たいていは県外に出かけて、レッスンをしています。

オフの日は、年に数回しかありません。


そのことに驚かれる方も多いのですが、もう10年ずっとそんな生活をしています。

もしも毎週休みのある生活と、今の生活とどっちを選ぶかと尋ねられたら、0・5秒で今の生活を選びます。


もしかしたら誤解を招く言葉なのかも知れませんが、私はもう、このまま死ねたらどんなに幸せだろうかと思っています。

ここから先にあるものは、今の幸せの延長線にあることであって、子どもの成長や幸せのために、自分が何かお役に立てること以上のものは、きっとどこにもないと考えています。


私はもう、これで十分、

私の人生の後は、真心を込めたレッスンを、1つでも多く積み重ねていく、ただそれだけです。


最近、3歳くらいの子が、次々に新しく私のレッスンを受け始めてくれるようになっています。

本当に幸せです。


一度お引き受けさせていただいた子の育てに、何らかの答えを出すまでには、最低3年くらいはかかります。

無責任にリタイアなど、当分できません。


先生は、いつも生き生きしていると、よく言われます。

誰が私の命をつないでくれているのか、

その答えを私は知っています。


一体何が、人の人生を豊かにしていくのか、

そのことを私は、自分の生き方を通して、子どもたちに伝えていきたい。


だから私は、ただ信じる自分の道を、まっすぐに前に進み続けていくのです。






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私のなすべきこと

 2016-11-07
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昨日は、「岡山県産婦人科医会」 様主催の、「おぎゃー献金合奏会 定期演奏会」にお招きいただき、とても意義深い時間を共有させていただきました。

冒頭の会長様のご挨拶の中で、わざわざ私の名前をご紹介くださり、大変驚き、恐縮に感じました。

http://okayama-shirayuri.com/nc_images/pdf/2016.11.06.pdf


会場で、私が教えている何人もの子どもたちとそのご家族と会いました。

なかなか普段接することのできない生の合奏から、子どもたちの心の中に、大切であたたいものが流れ込んでいくように感じました。


いくつかのレッスンをキャンセルしての参加でしたが、来てよかったと心の底から思いました。

そして、子どもたちの成長と幸せを願ってくださっている方が、こんなにも心を一つにしてお取組みくださっていることを知り、胸が熱くなるのを抑えることができませんでした。


時間の都合もあり、最後まで拝聴させていただくことはできませんでした。

次年度は何とか、こうしたお取組みの中で、私たちももっともっとお役に立っていきたいと思いました。


日々レッスンに明け暮れる毎日であったからこそ、こうした会にもお招きくださったるご縁がつながったのだと思います。

だからこそ、これからの私がすべきこともあるのです。


レッスンを大切にする気持ちに、微塵の変化もありません、

1人1人の子どもたちの成長と幸せのために、今の私がすべきこと、


新しいステージでの自分のなすべき役割と責任、

会場を後にしながら、そのことも、しっかりと見つめていきたいと、強く思ったのでありました。






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豊かさを加味していく育て

 2016-10-21
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私は、実際に諸外国の教育事情に直接ふれた経験があるわけではありませんが、お仕事等の関係で、海外でお子様の教育を受けられているお母さんの話は日常的に伺っています。

そうしたお母さんのお話をお聞きするたびに、分離教育が当たり前なのは、日本だけのことなんだと感じています。

分けて育てるより、分けないで育てる方が、教育効果が高いことが当たり前のように実証されてされていると聞き、さもありなんと考えています。


一方で、同じ屋根の下にいるだけで、子どもが育つと思っているわけでもありません。

どの子にも、その子の発達段階や特性に合った豊かな教育の質が必要なのであって、それは障がいのあるなしにかかわらず、それこそが教育の基本なんだと思っているのです。


特性理解に基づいた個別の教育は、集団の中にしっかりとした教育の基盤があってこそ初めて生きる、というのが私の揺るぎようのない信念です。

つまりは、集団から切り離して何かをする教育ではなく、それに豊かさを加味していくような支援のスタンスが重要だと考えているのです。


私が個別のお迎えに行ったとき、充実している運営をしているクラスの子は、実にあたたかいまなざしをしています。

その子を自分のクラスの大切なお友達として、送り出してくれていることが、伝わってくるような気持ちになります。

個別レッスンを終えて、集団の中に帰っていくその子の足取りも弾んでいます。


まさに多様性を受け入れているクラスは、一人一人がクラスの大切な一員として受け入れられ、それぞれが自分と友達に対してプラスの気持ちをもっているのです。

友達を大切にしているクラスは、まちがいなくそれぞれの子が先生や友達から大切にされているのです。

これがない所に、どんな権威ある指導者がやって来ても、どんなテクニカルな技を駆使したとしても、決してそれで十分ということにはなり得ないのです。


どんな新米の先生であっても、子どもにとっては、誰よりも大切な担任の先生です。

その誇りと愛情、そしてその使命感が教育者としての命です。


私は、そんな真摯な先生を、全力で支えていくことが、自分の重要な役割の一つであると考えているのです。






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早期療育

 2016-10-18
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私が支援学級の担任だったころ、私が教えていた2年生の子に、誰よりも早く九九をマスターさせ、交流学級の子どもたちを驚かせたことがあります。

○○君すごい、と多くの友達に囲まれている姿を見て、ご両親がとても喜んでくださった日のことを、今でもはっきりと覚えています。


自慢ではありませんが、私は一論車に乗れます。

なので、この子に一輪車を乗せてみたいと頑張りましたが、もう一息というところで、私は転勤になってしました。

今からもう、10年以上も前の話です。


今日の夕方、何気なくこども園の運動場をのぞいてみました。

すると、何とこの春からこども園に入園した子が、一輪車に乗れるようになっていました。

私が見た時には、まだ数メートルという感じでしたが、ここまでくれば運動場一周に、そんなに時間はかかりません。


同じように協応運動の苦手なタイプの子ですが、就学後となると、なかなかこんなふうには出来ません。

運動などの感覚は、まさに早期の指導が重要だと、改めて思い知らされた瞬間なのでした。


先取りして花が咲くこと、

じっくり育てて実を結ぶもの、


教育の世界も、プロのレベルとなると、マニュアルや方程式だけでは太刀打ちできません。

早期療育とは、中身が大事あって、結果を出してこそ初めて意味をなすものです。

どこかの屋根の下にいれば、それだけで大丈夫というものでは決してないのです。


小さい頃に、むやみに集団から切り離すだけでは、マイナス面の方が私は多いと考えています。

集団の中に居場所がしっかりとあって、それでいてそれぞれの子に応じた豊かな教育の場を、

このブログを始めた時から、ずっと伝え続けてきた内容です。


そのことを論理だけでななく、具体的な事例を通して世に示していくこと、

また一つ、大切な1ページが、私のブログに刻まれたのでした。







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あなたを先生と呼ばせたい

 2016-10-12
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今からもう10年近く前にもなりますが、私が白ゆり教室を始めた頃は、先生は私1人、生徒はたったの3名でした。

たった一人で始めた教室も、今や職員が10名を超え、来年度にはさらに何名かの職員が新しい仲間として一緒に働いてくれる予定です。


中には、白ゆりの職員になった以降に、保育士の資格を取得した職員がいます。

わが子の育てにかかわった経験を、わずかであってもよいから他の子の幸せに生かしたい、そういって白ゆりの門を叩いてくれた職員もいます。


私が採用した以上は、どの職員も、子どもの前に立てば先生となります。

逆に言えば、私の目にかなう人材であれば、白ゆりの先生となっていただくことが可能だし、そうした人材を育てていくことが、今や私の大切な仕事となっています。


有資格者は、もちろん大歓迎です。

ですが、資格があれば免許皆伝というものではなく、それだけでプロとして子どもの前に立たせるわけにはいきません。


必要なのは、子どもの教育にかける深い思いと情熱、

どんな努力をも怠らない謙虚さ、

レッスンから何かを吸収しようとするひたむきさ、

私の望む先生としての素養は、そんなところにあるのです。


大切な子どもを託される責任と使命感

志ある方は、どうか私に声をかけていただきたい、心からそう願っているのです。






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白ゆりの実力

 2016-10-05
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この4月から、岡山市北区伊福町に 「白ゆり小規模保育園」 が、開設しました。

0歳から3歳までの子が、20名近く通ってくれるようになりました。

http://www.shirayurikai.com/syokibohoiku/



準備体操が終わって、3歳の子から順に長縄跳びが始まりました。

最初の子の演技が始まったとたん、  会場から 「おーっ」 というようなどよめきが起きました。


0歳の子が、鉄棒にぶら下がった時にも、同じようなどよめきが起こりました。

そのどよめきは、他の演技の時でも、何度も何度も起こりました。

小さい子が懸命に演技をするたびに、あたりは何とも言えないあたたかい雰囲気に包まれていきました。


小規模保育園のある学区には、以前勤務していた小学校があり、当時教えていた教え子のお子様もその中にいたりして、格別な思いがありました。

あたたかさと感動に包まれながら、記念すべき白ゆり小規模保育園、開設第1回目の運動会は閉会しました。


法人を代表して、運動会の閉会のご挨拶をさせていただきました。

同じこの建物の三階で、来年4月から、発達支援センターの新教室も開設します。


これから子どもたちと、いったいどんな素敵なドラマが繰り広げられていくのでしょうか?

白ゆりを選んでよかった、

閉会のあいさつでご家族と子どもたちの笑顔を見ながら、そう心の芯から皆様に思っていただけるよう、職員と共に努力を積み重ねていきたいと思ったのでありました。








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こうして起こる教育の奇跡

 2016-09-29
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今朝、こども園の朝のようすをのぞきに行きました。

私が、マンツーマンレッスンをしている子が、何人もこども園の中にいて、私の顔を見るとそれはうれしそうに、笑顔いっぱいの表情に変わります。


私は、こども園にのぞきに行くときは、マンツーマンレッスンをしている子もそうですが、そうではない子と努めてコミュニケーションを図るようにしています。


二重とび出来るようになったの? やってごらん、

一輪車も乗れるようになったの? すごい、すごい、


と、まあこんな感じです。


みんな私が、○○ちゃんに個別に勉強を教えていることは、知っています。

だから、こうして私が声をかけた子は、まちがいなく個別をしているその子のことを大切にしてくれます。

子どもは、集団の中で育つのですから、その子を取り巻く集団を育てていくことが、とても大切な事柄であると考えています。


この日、4歳になる男の子が、ついに独立歩行ができるようになったと聞いたので、楽しみに見に行きました。

この子も、私がマンツーマンレッスンをさせていただいている子どもです。

保育士に手をひかれながら、来る日も来る日も頑張った成果が、ついに形となって表れたのです。


もちろん、医療関係の専門的な先生のご努力と専門性あればこその快挙であると思っていますが、子ども集団にしっかりした居場所と教育的なかかわりを持ち続けることができたことを、私たちは大きな誇りに思うのです。

独立歩行が出来るということは、単にこの子の運動機能が向上したということだけではなく、その後の認知や判断、身辺自立、コミュニケーションや生活力の向上にダイレクトにつながっていくものだと考えています。


そんなことを知ってか知らずか、私の顔を見ると、何人もの子が次々にハイタッチをして私の前を通り過ぎていきます。

どこ子も同じ白ゆりの大切な子、

みんな同じ大切な命、

専門性の名のもとに、その大切な輪の中から切り離すようなことは、決してあってはならない。


お友達の命の大切さを知った子は、間違いなく自分の命の大切さを見つめなおすことにつながっていきます。

ピュアな感性をもった子どもたちと、共に生きるすばらしさと感動を、これからもずっと共有していきたい。


こうして起こる教育の奇跡、

単に分ければ育つというものではない、

人は、人とのかかわりの中で、育ち伸びていくものなのです。








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そこにある恐怖

 2016-09-27
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先日、私あてに宅配便が届きました。

何だろうと思い、中を開けてみると、永年勤続10年のお祝いのカタログが入っていました。

どうやら小学校の教員を退職したあの日から、社会福祉法人の一員になり、いつの間にか10年経ったということらしいです。


この間、私の中では、時が止まったままの状態です。

ただひたすらに、何かを振り払うように前だけを向いて、がむしゃらに歩き続けた10年がそこにあるのです。

一方では、そのことによって普通ではないことが出来たのかもしれませんが、他方では、目をそらしてはいけない大切なことを避け、自分に襲ってくる恐怖心を払いのけるために、のめりこむように仕事に打ち込んできたのだと考えています。


私のエネルギーの源泉が、自分自身に対する恐れにあることは、ずっと前から感じていることです。

その恐怖から逃れることができたのは、そこに私のレッスンを楽しみにしてくれている子どもたちの笑顔があったからであり、ご家族の皆様の期待や信頼感があったからに他なりません。


自己肯定感は、決して自らの手によるものではなく、他者とのかかわりの中から培われていくもの、

私には、子どもの肯定感を支えていく教育の仕事より他に、自分の生きている価値を見出せるものはありません、


こんな自分でも、必要としてくれる子どもが待ってくれている、

強烈な自己否定の嵐の中から、私を救ってくれたのは、いつもそんな思いでした。


私は、ちっとも偉くも何ともない、

一人の力では、きっと何もできないまま、つぶれていたに違いありません。


支えてくれた人がいるからこそ、今の仕事に打ち込むことができる、

自分に自信がもてない臆病者、

それがあるからこそ、私はこの仕事に、打ち込むことができるのです。








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健康診断

 2016-09-13
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今日は、職員健康診断の日でした。

39歳の頃、がんの手術をして、その後の5年間は、定期検査の日は、学校をお休みにさせていただいて、病院に通ったものでした。



前月の検査はOKでも、当月の検査で転移が見つかり、そのまま入院、

その後1年ももたないままに帰らぬ人となった同じ職場の友人や同僚のことを、今でも忘れることはできません。

結局、同時期に手術を受けた3人のうち、今生きているのは、私だけになりました。


土日返上で、

今みたいな生活を続けていると、いつか体をこわしますよ、

もう25年以上の付き合いですが、会うたびに、私にいつもそう忠告してくれる友人がいます。

でも本当は、こんな生活をしているからこそ私の命がつながっていることを知っているのも彼だし、私の教育にかかわるコアな話を何時間でも受け止めるのも、彼にしか出来ないことだと思っています。


永遠の命なんて、どこにもありはしない、

だからこそ、命というのは輝くものだし、一瞬の時間たりとも、二度と戻ることはないのです。


同じこの日、2歳半の女の子が、私の教室で、マンツーマンレッスンのデビューの日を迎えました、

こうして生を受けたあなたの命、

そのことを誰よりも大切に受け止めることのできる支援者で、私はあり続けたい。


こうして私の命がつながっているのは、何のためか、

なすべきことがそこにあることを、私は何よりの幸せに感じているのです。








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私のプライベート

 2016-09-06
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私は、決して友達が多いタイプではありません。

どちらかといえば、気難しい職人肌の偏屈者で、これでよく人をまとめる組織の管理の仕事などできるなと、自分でも不思議に思うくらいです。


そんな私ですが、小さい頃から兄のように慕う友人がいます。

その友人が、昨日私を食事に誘ってくださり、タレントの石田純一さんを紹介してくださいました。


最近何かと話題にもなっていましたが、芸能界の第1線で長年ご活躍の方ですので、果たして私のような一般人に対してどうなのかと案じていたのですが、本当に気配りの利く紳士で、ご覧のように記念写真にも笑顔で応じてくださいました。

もう7年以上もブログの記事をアップさせていただいていますが、こんなプライベートは記事はほとんど記憶にありません。


幼い頃家庭に恵まれなかった私ですが、その私が大きく道を外すことなく、人の道をまっすぐ歩いて来れたのは、心の中にこの友人の存在がずっとあったからです。

彼は今、大きな会社の社長として、芸能関係の方とも幅広いお付き合いをされています。

そのことを誇らしくも思う反面、社会的な立場がどんなふうに変わろうとも、私の心の中にいる彼の存在は、小さい頃のあの時のままでずっと変わらずにいるのです。


そんなふうに、私は子どもたちやご家族の心の中にいるずっといる存在であり続けたい、

人がより望ましい自己決定を積み重ねていくために、どうしてもなくてはならないこと、


それは人と人との心のつながり、

それ以外にはありえないと、私は信じているのです。








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私のプライベート の続きを読む

信じることこそ教育の基本

 2016-09-05
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今、4歳の男の子で、なかなか集団の流れに乗りにくい子がいます。

私はこれまで、何回となくいろいろな保育園や幼稚園の巡回相談に行かせていただいた経験がありますが、さすがにこの子の場合はもう少し時間がかかると思っていました。


ところが、現場で直接子どもにかかわっている主任さんは、わたしとはちょっと違う見方をしていました。

彼女にはこれまで白ゆりで、何人何十人という子どもを変えてきた実績があります。

さすがにあの子は急には無理だろうと思っていても、3か月もしないうちにその子がどこにいるのは分からないくらいしっかりと集団に溶け込んでいく姿を何度も見てきました。


白ゆりで、必ず子どもは変わる、

変わらないわけがない、

そう信じている気持ちは、いつも間にか、わたしより現場にいる彼女の方がずっと強くなっていたのです。


あなたはいい子、

だから何も心配しないで、

さあ、先生と一緒に、みんなと一緒に、楽しく遊ぼう、


その信念は、言葉よりもむしろ、にぎったその手の温もりから、抱きしめた時のその香りから、流した涙のその輝きから、子どもはしっかりと感じ取っていくのです。


どんな論文より、どんなデータより、確かで美しい教育の奇跡を、私はこの保育士からまた一つプレゼントしてもらえました。

子どもも職員も、まさに白ゆりの宝


子どもを信じることから生まれる療育の新しい形、

私たちの目指す方向が、しっかりとそこにあるのです。







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新教室の開設

 2016-09-02
小規模外観

小規模室内





平成29年4月より、「岡山白ゆり発達支援センター伊福町教室」を、白ゆり小規模保育園 の3階部分を使用して開設することにしました。

指定にかかる諸手続・人事・資金・リフォームなどこれから先幾多の課題を解決していかなければならないのですが、この度開発許可・建築許可について一定のメドがつきましたので、一足早く皆様にお知らせする運びとなりました。


新しい教室は、個別指導中心の教室で、ご希望であれば送迎や一定時間の預かり保育も併せてご利用いただけるようにしたいと考えています。

定員は、就学前のお子様、就学後のお子様合わせて1日10人の予定です。


本館のマンツーマンレッスンがもはや満杯状態でしたので、このままでは来年度の新1年生をお迎えすることができません。

毎週のレッスンをご希望くださっているのに、時間によっては隔週しかお受け出来ないケースも何件もありました。

私のいる教室で他の職員が勉強を教えている間に、私が直接保護者の方のお話を伺ったり、ご質問にお答えできる時間が、大変意味のあることだとわかってきました。

また、送迎の都合や、お子様をお預かりすることができないために、マンツーマンレッスンをあきらめたという方のお話も何度も伺いました。

これでそのことがすべて解決ということにはなりませんが、せめてもの1歩は、これで改善できればと思います。


「一人の願いに寄り添うことが、すべての皆様の願いに寄り添うこと」

「その1歩1歩の積み重ねて、白ゆりはここまで来た」


私たちのチャレンジは、これからもずっと続いていくのです。






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大切さを全国に伝えたい
Author:SHINOBU
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