文字言語 音声言語 内言語 イメージ 豊かな言語ネットワーク構成のための支援とは?

 2011-03-28
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私の教室に通ってくれている子で、書字の学習が大好きな好きな子がいます。

書字のプリントは、いつも最後にさせるようにするのですが、来た早々から 「早くやりたいビーム」 を連発しています。 (笑)

5枚でも、10枚でも、出せば必ず最後まで一生懸命取り組みます。


「おふろにはいる。」

そう書いたあとで、何とも言えない誇らしげな表情を見せるので、「すっごい、じょうず~」 とほめてやると、顔をすり寄せるように、笑顔いっぱいの表情見せるのです。

就学前から、通ってきてくれている子ですが、最近明らかに、教室に上がってくる階段の足取りが軽くなっているのを感じます。

書字の学習をが、私たちの絆を、しっかりと深めているのです。


この子、一文字一文字は認知できても、「おふろ」 という単語になると、認知できにくい状態が続いていました。

それは、無意味な文字でも、それが3つながると、「おふろ」 という新しい意味をもつことが、まだとらえにくいのだろうと、私は勝手に解釈をしていました。

ところが、どうもこの解釈は、あまり正確ではなかったようです。


この日の学習で 「おふろにはいる」 と書いた後で、「おふろにはいる」 と、文字を私の方で音声化してやりました。

すると、いとも簡単に、お父さんがおふろに入っている絵が、選択できるのです。


それじゃあ、ということで、「おんなのこがなく」 と音声化してやると、これも百発百中です。

なるほど、この子内言語自体は育っているのに、自分の力だけで文字言語を音声化し、それを内言語として受け止める力が、まだ十分に育っていないというわけです。

そういうわけだったんだ、

もっと早く気が付いてやればよかった。


ここまで読み解ければ、そこに支援を入れて、段階的にフェードアウトしていくSHINOBU先生の必殺技を、ここにシフトしてやればいいのです。

このモチベーションですから、できないわけはありません。

例え、多少の時間はかかろうとも、必ずできるようになると、私は信じています。

それが、教育の姿だと確信しているからです。


ここまで来るのに3年近く・・

やっぱりこれくらいの年数が必要なのか、それとも私でなかったら、もっともっと早く到達できていたのか?


しかし、目指す方向が明らかになったことで、希望の光がいっそう強く見え始めたのは確かです。

ならばその分、ここから、一気にばく進モードと行きたいものです。

もしも、回り道したなら、その分エネルギーもたまっているだろうし、別な内容も吸収してきたはず、

ただ単に、うしろを振り返るだけでなく、次の一歩を見つめることも大切なのです。



苦労した子ほど、そこを乗り越えると、より深い信頼の絆で結ばれていきます。

3年・5年・10年と、この子とこの子のご家族と、ぜひ一緒に歩んでいきたい。


学習のスピードや内容の習得率も、目安としてはとても大切ですが、では一体その本質は何でしょう? その子が、目指すところは、どこでしょう?

何のために学ぶか?

私の目指すパートナーシップの一つの答えは、きっとそこにあるのです。



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