集団の中で学ぶ・育つポイント
2008-05-03
先日、保育園に来ている小学生(学童保育)のお子さんたちの学習のお世話をさせていただきました。主に1〜3年生の小学生が約15名ほど来てくださっています。学年も学校もバラバラで、様々な課題のあるお子さんもいらっしぃます。
ですから、学童保育の指導は大変です。私の経験からすると、学童保育の先生をするより小学校の学級担任をしている方が指導としては楽なくらいです。
ちょっと目を離すと、いろいろな出来事が起こります。
しかし、子どもたちはかわいいです。
先日100円ショップで、1冊100円のドリルを何冊か購入しました。自分の好きなの選んでいいよ、と子どもたちに話すと、
「ホント、これに自分の名前書いていいの?自分で使っていいの?」と目をうるませているお子さんもいました。
ジグソーパズルの完成記念に写真をとってやると、とてもうれしようなキラキラ目で大切に家に持って帰っていきました。
こほうびで、ミニ遠足をして、飛行機の見える公園でみんなといっしょに遊びました。ベンチにこしかけてみんなでアイスクリームを食べました。
「先生、今度はごほびにどこへ連れていってくれるの?」とかわいい質問を何度もしてくれています。
最初は、子どものパワーにとまどっていた先生の背中にも、いつの間にかおんぶされている子どもの姿がみられるようになってきました。
みんな、自分のこと見てもらいたくて一生懸命です。それは、発達課題があろうがなかろうが子どもならみんな同じです。
ここに、発達課題の子が集団で育つ大切なポイントがあると私は思っています。
学童保育の担当者の打合会で、私は次のようなことを担当の先生にお願いしました。
「気になる子、何とかしてあげたい子がいたら、まずはその周りの子どもと信頼関係を築きなさい。先生が大好き、先生が自分のことを大切にしてくれているとある程度の手応えが感じ取れるまでは、特別な指導には慎重に取り組みなさい。そうしないと、その子が知らないところでいじめられたり、孤立したりする可能性が高くなります。逆に信頼関係ができてから取り組むと、周りの子が小さな先生になってその子を影で支えてくれるようになります。どの子も、みんな先生に心を寄せています。やんちゃな行動は、先生、ぼくはさびしい、のサインです。方向性はしっかりともちながらも、決してあせることなく、どの子にも公平に接する感覚が大切です。その土台がしっかりできれば、必ず気になる子のアプローチの方向性は見えます。子ども集団の力と可能性を信じましょう。」
この日、ちょっと前にフェンスを乗り越えて脱走した男の子の宿題を見ました。やんちゃだけど、かわいいやつです。
「すごいね」「よくできるね」とほめると、まるで別な子のように一生懸命勉強に取り組みました。(と、後で指導員の先生が教えてくれました。(笑))
この子を私の子分にして、○○ちゃんのボディガードに育てたい、と密かにたくらむ私なのでした。
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