あきなちゃんの卒業式

 2011-03-04
金曜日に、あきなちゃんのレッスンがありました。

いよいよこの春には、小学生、

ご両親のお仕事の関係もあって、この日が就学前の最後のレッスンになりました。


あきなちゃんは、4歳の秋から、私の教室に通ってくれるようになりました。

そのころはまだ生徒も少なく、手探りながらも、わずか数名の子のレッスンに、本気モードで取り組み始めた時期でした。


保育園の運動会も見に行かせていただきました。

担当の保育士さんが、教室のレッスンを見に来てくださったこともありました。


色の認知、形の認知、言語や数量の芽生え、ひらがなとの出会い・・

私は、このあきなちゃんの育ちを通して、発達にかかわる様々なことに向き合い、学んでいくことができました。

お買い物ゲームが大好きで、底抜けに明るく、マンツーマンレッスンでありながら、毎回笑い声の絶えない楽しいレッスンの連続でした。


そんなレッスンに、この日、一つの区切りが付くのです。

この日は、お父さんに連れられ、いつものように笑顔一杯で教室に入ってきました。

こんなふうな形のレッスンはこれが最後になるのかなと思いながらも、あきなちゃん自身が、そんなことがわかろうはずはありません。

いつも通りの楽しいレッスンを、いつも通りにやって終わろう、

そう固く心に決めていました。

これまでの育ちの中で、思い出のつまったおもちゃや教具を使いながら、一つ一つを味わうようにして、レッスンは、いつものように楽しく終了しました。



あきなちゃんが、レッスンをお休みすることは、ほとんどありませんでした。

これまで私を信頼し、大切なお子様を託し続けてくださったご両親に、感謝の気持ちで一杯です。


絶対に泣くまいと思っていましたが、扉が閉まって、記録をファイルにしまったとたん、胸にこみ上げてくる熱い気持ちを抑えることができませんでした。


初めてパズルができるようになった日、

初めてひらがなが読めるようになった日、

初めて数を数え始めたあの日、


そのすべてが、かけがえのない大切な宝物です。

私は今、2歳から19歳まで、多くの子の指導に、直接かかわっています。

そのレッスンの一つ一つに、あきなちゃんと一緒に培ってきた内容が、今でも脈々と流れ続けているのです。


一人の子の育ちは、実は、その子の中だけの事ではなくて、多くの子の育ちや幸せのために深いつながりをもっているのです。

真摯に課題に向く合う子どもの命の輝きは、私の体の中に、信じられないようなエネルギーを与え続けているのです。


就学を前に、お母さんは職場へ復帰され、家族の形も次のステージを迎えられることになります。

出来ることなら、小学校に入っても、何らかの形でずっと応援させていただこうと願っています。


「ご入学おめでとうございます」


人が育つステージは、こんなにも美しいものかと、ご家族の後ろ姿をずっと見つめていたい気持ちになりました。




この記事は、「特別支援教育人気記事ランキング1位」に選ばれました。 (2011-03-10)





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