子どもの心と 学ぶ力との相関

 2011-02-10
私の行ってきた個別指導の経過と、その学習場面で見られるそのお子さんの特性について、学校の先生に直接お伝えする機会をいただきました。

レッスンの都合で、どうしても私が学校にお伺いすることができないので、ご両親が学校にお願いをし、担任の先生とコーディネータの先生が、勤務時間終了後に、わざわざ私の所にお越しいただくことになったのです。

この時点で、私は、通常では考えられないほどの、ご家族の強い気持ちと信念を、受け止めることになります。


初めは、口頭で思いつくままをそのままお伝えしようかと思いましたが、こうした状況の中では、どうしても文章化した資料が必要だと判断しました。

でも、明日まで・・ 時間がない。


自分で言うのは変ですが、この時点での私の集中力は、これまでの私の能力をはるかに超えたものになりました。

ご家族の強い気持ちが、私に乗り移ったとしか考えられません。

まるで何かに取り憑かれたように、私は、キーボードに向かっていました。


お父さんは、心療内科のドクターをされています。

医療チームのキャップをされていますが、このケース会のために、お仕事の都合を付けて同席してくださいました。


> 人は、心のもち方一つで、免疫力も変わってくるのですよね

> はい、従来は経験的に言われてきたそのことが、今では、量的なデータとして実証されるレベルまで来ています。


ですよね。

あれだけ、鬼のように集中して資料を作成し、翌日の教材も作成し、朝6時の新幹線に飛び乗って、10人近いお子さんのレッスンやご相談を伺っても、眠くも、つらくも、何ともない自分が、不思議で仕方ありません。


自分自身を振り返りながら、これは、子どもも同じことだと気がつきました。

私は、一度やる気スイッチをオンにした子どもが、その後見違えるように変身した場面に、何度も何度も遭遇してきました。

指導者の子どもの内発性を信じる強い心と信念、それが本物であってこそ、それを子どもが受け止めたときこそ、やる気スイッチはオンになるのです。

苦しい期間が長い子ほど、この時の爆発力は大きいものです。

これぞ、教師の最大の指導性です。


もちろん、教育のプロとしての、テクニカルな技術は、不可欠の必要条件です。

免疫力もさることながら、子どもの内発性=やる気スイッチを押す心の教育の営みが、質的なデータとして、やがてその有効性が実証される日が来るに違いありません。


私が、ご両親のお気持ちを受け止めさせていただいたように、ご両親は、私の気持ちをしっかりと受け止めてくださいました。

私たちの相互に、あたたかい信頼の心が、流れ込んでくるような感覚になりました。

支援者と、そのご家族、

そのあるべき姿の一つの形が、今ここにあるのです。


作成した資料自体は、手段の一つであって、その目的でも何でもありません。

資料を作成しただけで、何かが、魔法のように前進していくとも思っていません。

それが、豊かな子どもの学びに繋がってこそ、初めて意味のあるものになるわけです。

むしろ一歩踏み出したことにより、今後立ち向かっていかなくてはならない課題が、次々と生じて来るかも知れません。


> この先、どんな局面が来ようとも、私は負けずに立ち向かっていきたい、今は、そんな気持ちです。


私は、ご家族に、そのようにお伝えしました。

これも、それも、すべて、その根元には、ご家族の我が子の成長を心から願う強い気持ちと、どんなことがあってもへこたれない深い決心があるのです。


私自身も、また一つ次のステージに進んだと思っています。

ご家族が、支援者を育てているのです。

内発的なものでなくて、やらされていて、果たしてこんなことが出来るでしょうか?

こうした歩みそのものが、私を今とは違う人間に、成長させてくれているのです。




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