ご家族の 強い気持ちに応える

 2011-02-07
今朝は、教室に通ってくださっているあるお母さんのお見舞いに伺いました。

10時に、年長クラスの記念写真を撮り終え、その足ですぐ病院に直行しました。

病院までは、片道1時間近くかかります。

1週間の中で、2時間の時間の余裕があるのは、今日しかありませんでした。


私は、お子様、もしくはご家族が入院された場合は、例え短い時間であっても、必ずお見舞いに伺いたいと思っています。

私は、網膜剥離で1回、虫垂癌で1回、入院をしました。

その時の、お見舞いに来てくださった方のお気持ちが、今でも、忘れることができないのです。


先日、熊本にお住まいの方から、レッスンのお申し込みをいただきました。

今、私は新規のレッスンをお受けできる時間的な余裕がないので、やむなくお断りをさせていただきました。

このところ、何件も、立て続けにお断りをさせていただく事が続き、何とも申し訳ない気持ちで一杯です。

一日も早く、より多くの方のお役に立てる枠組みを作らなければと、正直、少々焦っている所です。


熊本のお母さんには、1回だけというお約束で、ご相談をお受けすることになりました。

新幹線が開通するので、岡山には通うことができる、

メールには、そう添えてありました。



先週、大阪でのレッスンで、すばらしい学習ぶりのお子さんがいました。

お母さんは、そのようすを部屋の外で見守りながら、毎日でも岡山に通いたい、と私に伝えてくださいました。


レッスンをしていて、こんなにうれしい瞬間はありません。

大阪レッスンの日には、朝6時24分の新幹線に乗ります。

家を出るときは、真っ暗で、この日の朝は寒いのと、頭が痛いのとで、泣きたい程でした。


ところが大阪に着くと夜が明け、太陽の光で、視床下部が刺激され、気合いが徐々に高まっていきます。

そして、ひとたび会場に入ると、脳から促進系の神経伝達物質がガンガン出まくって、あれだけしんどかったはずの体調が、どこかへ飛んでしまうので、本当に不思議なものです。


私のレッスン、実はうまく行かない日、思い通りにいかない事が、何度も何度も訪れます。

どちらかといえば、うまく行かないことの方が多く、ちっともスマートではありません。


でもというか、だからというか、実はそこが勝負の分かれ目となります。

もがいてもがいて、それでも私が、それを捨てずに、あきらすに、立ち向かうことができたのは、何故か?

それは、そこにご家族の、何より強い気持ちと願いがあるに他なりません。

それがなければ、毎週のように、県外にお伺いすることなんて、できるわけがありません。

その繰り返しが、私を、ここまで育ててくれたのです。


子ども育てているのは、主体者である、ご家族より他には考えられません。

そのご家族に強い気持ちがあればこそ、私が、させていただく内容が浮かび上がってくるわけです。

言わば私は、ご家族の願いを受け、教育者として、その一部を代行し、それを応援させていただいているに過ぎないのです。

ご家族に強い気持ち無くして、私がさせていただくことは、何もないのです。


何万円もの費用をかけて、岡山までお越しくださることの意味は、そこにあります。

真摯に子どもの学びと育ちに向き合う、ご家族を、決して孤独にさせてはならない。

ほんのわずかであっても、そのことを共有し、共に歩む支援者の存在が、どれだけ主体者としての家族に必要であるかということを、私はその体験を通して、毎日のように感じているわけです。

そのことが、私の目を開き、手足を動かしているわけです。


病院に着くと、何と入れ違いに、そのお母さんは退院をされていました。

携帯の発信履歴を見ると、10時に病院に問い合わせた時には、「入院されています」 ということだったのに、11時過ぎに病院に着くと、「もう退院されています」 ということだったようです。


このお母さんが、どんな気持ちで、どれだけのご苦労をなさって、毎回、私の教室に来てくださっているか、私はそれを理解しているつもりです。

そう言えば、いつだったか、このお母さん、私に少し耳の痛い内容を伝えてくださったことがあります。

何事も、こういう時が、大切なわけです。

今から思うと、それは、教室運営にとって、とても大切なことで、まだ公務員気分の抜けていなかった私の目を、しっかりと覚ましてくれたのです。

真摯な思いがあればこそ、耳の痛い指摘があり、それを起点として相互の信頼が培われ、母として、指導者としての役割がより明確になっていくわけです。


その気持ちにお応えする方法は、ただ一つ。

質の高いレッスン、それしかあり得ません。

苦しい、苦しい、力の無い自分には、そのことが一番苦しい。


でも、だからこそ、やらなくてはならない。

微力だからこそ、今日も、それを真っ正面に受け止めていきたい。


ここに来て良かった。

そんな風に言ってくださる方が、一人でも増えるように、精一杯、前に前に進んでいきたいと思うのです。



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