真実の保育

 2011-01-06
白ゆり教室も、昨日には京都、本日には岡山のレッスンを開始しました。


1月3日の祖母の通夜に、ある子が、お母さんと一緒に足を運んでくれました。

祖母が、園長・理事長時代に、保育園に通ってくていた子です。

今ではもう、立派な青年になっていました。


彼は、保育園卒園後、地域の小学校に入学しました。

その後、養護学校に進み、卒業後は施設で農作業などをするようになりました。


その彼が、 施設で、しいたけ栽培をするようになりました。

私は、しいたけ栽培については、あまり詳しい知識はないのですが、良質なしいたけを栽培するには、湿度や温度、光や換気といった行き届いた管理が大切なのだそうです。

彼は、すばらしい指導者に出会い、自分らしさを発揮できる場所を、このしいたけの栽培で見つけることになります。

通常なら、まあいいやと妥協するようなことでも、きっとかれは根気強い世話を継続することが出来たのでしょう。

一般農家と同じフィールドで、品評会全国上位の成績を収めたと聞いています。

何とすばらしい快挙であることでしょう。


その彼が、卒園して20年近く経った今、通夜の場に、足を運んでくれているのです。

棺に納められた祖母の顔を、彼は何とも言えない表情で、のぞき込んでいました。

私は、熱いものがこみ上げてくるのを、抑えることが出来ませんでした。


きっと彼が保育園にいた同時には、インクルージョンという概念も、特性理解にかかわる情報も、今ほど豊かではなかったはずです。

しかし祖母は、保育者として、真実の保育を実践したに違いありません。

そうでなければ、この時彼が、ここにいるはずはありません。


死してなお、私の進むべき道を指し示す。

この魂は、何としても受け継いでいかなければならないと、思いました。


普通の覚悟じゃ、祖母の真似はできない。

私は、自分の心に弱い部分がたくさんあったことを、深く反省しました。

ただ、がむしゃらにやるのは、逃げているのと同じ事。

私には、苦しくとも、本質を真っ正面に受け止めていくことが必要なのです。


何を大切にして歩んでいくべきか、

心の中に、新しい何かが宿ってくるのを、感じる瞬間がそこにあったのです。



この記事は、「 特別支援教育 人気記事ランキング 1位  」に選ばれました。 (2011-01-09)

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