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子どもと長くかかわる指導者の役割

 2010-11-29
私の教室に来た子で、当初、拒否反応を示した子は何人もいます。

初めて来た教室で、初めて会った先生がいて、2人っきりの教室・・

考えてみれば、不安になって当然かも知れません。


中には、机の上に上がって、近くにあった穴あけけパンチを、床に叩きつけた子がいます。

「親に見捨てられた~」 と、迷言?を残した子もいます。(笑)

トイレにある芳香剤や、トイレットペーパーを、全部便器の中に放りこんだ子、

教室から脱走して、逃亡した子、

1時間中、スリッパを投げ続けた子もいます。


今では、そのほとんどの子が、ひざをすりつけるように、私のそばにすり寄ってきます。

中には、レッスンに手をにぎったり、間近に顔を近づけて、まじまじと私の顔を見つめてにっこりと笑う子もいます。

困らせた子ほど、コミュニケートが苦手な子ほど、一度通い合うと、つながりが深くなるのです。

ここまでくるのには、一定の時間は、やはり必要です。



「ずっと長く見てもらえる先生だからこそ、子どもの育ちを感じてもらえる、理解してもらえる。1年だけだと、それまでの苦労や成長について、担当の先生方にわかってもらえることはなかなかむずかしいものです。子育てって、なかなかほめてくれる人がいませんし・・ 
長い期間、ずっと、子どもを応援してくださる先生がいて、子どもの成長を共有できることで、私は何よりの元気をいただけるのです」

昨日、あるお母さんから、お伺いした言葉です。


この日、ある子が私の目をしっかりと見つめ、深々と頭を下げ、「ありがとうございました」 と、挨拶をして退出していきました。

今では、毎回安定してレッスンを積み重ねることができるようになりました。

昨年のことを思うと、驚くべき変化です。

もちろん、ご家庭での豊かなかかわりが、この子を育てたのです。

うれしくて、うれしくて、たまらない気持ちになりました。


私はただ、日々のレッスンを、毎回のレッスンを、心を込めて丁寧に行うことしかできない。

その事の大切さを、しっかりと認識しておくこと。

私はここに、また一つなすべき役割を感じたのでありました。


今日は大阪、深夜に岡山に帰り、翌朝は福島へ。

愚直でも、子どもために、それを育むご家族のために、前へ進んでいく自分であり続けたい。

わたしを突き動かす、何かが、ここにしっかりとあるのです。





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コメント
先生。名古屋でお話をききました、その後、メールでも、丁重なお返事ありがとうございます。

行動を読み解く。。。
これが一番ですね☆

先生のメールの中で「逃げない」ということばも強烈でした。

ありがとうございます。

どんなふうにできるのか、まだ、実際わからない状態ですが
先生の教えてくださったことを、いつも忘れないでお子さんと向かいあって
いきたいと思っています。ありがとうございます♪
【2010/12/01 22:36】 | 明日の風 #bHbAk02E | [edit]
ご丁寧なコメントを、ありがとうございました。

志を同じくするお仲間が増えたように思い、とてもうれしく感じています。

騙されたと思い、「教育の道は、苦難の連続である」 と覚悟し、一度腹をくくって地獄の渕をのぞいてみましょう(笑)

もう怖いものなし、後は前に進むだけです。

これほど尊い営みが、他にあるでしょうか?

自分が苦しんだだけ、子どもが伸びるものなら、何だってできるはずです。

大切な子どもとの出会いの中から、きっとそれぞれの先生の持ち味と、果たすべき役割があるはずです。

先生の中で、もう何かが動き始めていますね♪

参考になるようなことがあれば、これからも是非教えていただければと思います。

機会がありましたら、またお会いできるとうれしいですね。

私も、精一杯日々の実践をていねいに積み重ねていきたいと思います。

これからも、どうぞよろしくお願いします。
【2010/12/02 13:54】 | SHINOBU #- | [edit]












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