「就学」 大切なメンバーとして 心から受け入れられること

 2010-09-14
閉まりかけのエレベーターに飛び乗ろうとしたとき、中にいた外国の方が、スイッチを押して扉を開いてくれました。

私が, Thsnks とお礼を言うと、満面の笑顔で You are welcome ! と応えてくださいました。


この Welcome は、本来 「ようこそ」とか、「歓迎します」 というニュアンスがありますよね。

日本語の「いいですよ」 とか、「どういたしまして」 というよりも、「あなたを大歓迎します」「あなたはとても大切な人ですから」  というようなあたたかいメッセージを感じるのは、私だけでしょうか?

本当にステキな言葉です。



インテグレーション (統合教育) という言葉を、私は、「障がいがあっても、みんなと一緒に勉強してもいいよ」 というマイナーなイメージで受け止めています。 

なぜか私は、「あなたは本当はここじゃないけど、でも一緒にしてあげてもいいよ」 というような上から目線を感じてしまうのです。


決してこうであっては、ならないと思います。

まずは、社会の一員として、大切なメンバーとして、尊ぶ気持ちがあって、そこから物事を見つめていくのが、私たちの目指すべきイングルージョンの姿だと考えているのです。

こういう気持ちがあったら、「入ってもいいですよ」 とか 「入れてあげる」 とか言えないはずです。


「お待ちしていました」 「ようこそ、うちの学校に来てくださいました。」 「大歓迎です」 

まさに、 You are welcome ! 

私たちの学校にとって、かけがえのない大切なメンバーとして、受け入れられること。

この心があればこそ、特性に応じた質の高い教育が、必要となってくるのです。

社会の大切なメンバーだからこそ、質の高い教育によって、世に役立つ力を付けてもらいたいという願いが、そこに生まれてくるのです。


今、全国各地で、就学の話が、具体的な詰めの段階に差し掛かっているのではないかと思います。

そこに、You are welcome  の心は、息づいているでしょうか?  


謙虚であるのは、大切なことだと思います。

しかし、具体を詰めるとなると、大切なことがどこかに吹っ飛んでしまうことが多いものです。


子どもの心を、代弁するのは、ご家族しかできないことです。

怒るときに怒れないでいて、真実を見つめ、大切なことを作り上げていくこと、できるのでしょうか?


残念ですが、インクルージョンのような崇高な精神が、安々と根付く環境ではないのです。

「これでいいや」 なら、それも結構です。

それを背負って歩まれるのは、主体者であるお子さんとご家族なのですから。


私は、自分の命を捨てて、お子さんのために前に進んでいらっしゃる方を、たくさん知っています。

その心に触れているからこそ、困難な環境にも立ち向かっていくことができます。

少しでも、それが子どもの成長や幸せに寄与できるとならば、体は自然に動いていきます。


私は、自分の身の程は知っているつもりですが、こういう時の自分だけは、好きになれるのです。

人間は、自分のためでなく、誰かのために働けることで、力を出すことができるもの。

あなたのお子さんを、あなたのお力で、ぜひそんな人に育て上げていただきたいと願っています。


あなたのご苦労の分だけ、きっとお子さんにはやさしい心が育っていくのです。



にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ

↑ 大切さを全国に伝えたい! 応援の1クリックを よろしくお願いします。 ↑
「すべての子どもに 集団での学びと 特性に応じた適切な個別指導の場を」




コメント
はじめまして。
大阪在住の知的障害児の母親です。

『Welcome!』
私もとってもステキな言葉だと思います。

でも、先生の書かれたこの記事も
なんて温かくて、力強いお言葉だろう~
と思いました。

また、時々お邪魔させていただきますので、
どうぞよろしくお願いします。
【2010/09/15 19:40】 | イムニー #nft/jt/c | [edit]
ようこそ、お越しくださいました。

ご感想、とてもうれしく思います。

これからも、大切なことを一緒に見つめることができればと願っています。

どうぞよろしくお願いします。
【2010/09/16 08:18】 | SHINOBU #- | [edit]












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://shinobu1.blog117.fc2.com/tb.php/855-43bf8f01
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
Author:SHINOBU
新大阪教室

bnr_personal-osaka.jpg

今までにご覧いただいた方
 

百万アクセスまでがんばりたい

カテゴリ
最近の記事
月別アーカイブ