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仲間の一員として受け入れることの大切さ

 2008-04-22
先日、割烹で働いている教え子のことをお知らせしましたが、その続編です。

この子は今、週5~6日、料理見習いと言う形で働いているようです。当然見習いと言うことで、賃金は少なく、かなり毎日厳しい指導を受けているようです。

この子は、小学校の時からほとんど教室に入って勉強することはできませんでした。中学もあまり学校には行けず、高校も通信制のところへ入学したものの、結局は中退してしまいました。

でも、学校よりも何倍もきびしいこの割烹では、相当厳しい状況にもかかわらず、2年も続けることができています。

そこにはきっと、この子を一人の人間として扱う厳しさと、そして公平さ・優しさがあるのではないかと、私は思っています。

昨日、そのお母さんが私のところに宅急便でお菓子を送ってくださいました。その中に長々としたお手紙も添えられていました。

それを読むと、高校をやめた友達が夜中に何度も遊びの誘いに来たようです。夜の1時2時にやってきて、そのまま夜の闇へ消えていくようです。

こんな仲間でも、彼のことは受け入れています。一人の人間として、仲間として受け入れてくれています。だから彼は行くのです。

中学のとき、この子は特別支援のクラスにいきましたが、下校中やバス停やいろいろなところで、相当ひどい差別的なことを言われてきたようです。それなら、自分を受け入れてくれる友達のところへ流れていってしまうのもわからないでもありません。

程度の差はあれ、これに似たようなことはないかと、多くの保護者の方は心配されています。どれだけ社会や学校は、真剣に、こうした子どもたちの痛みを受け止めることができているのでしょう。

今日私は、そのお母さんのところへ訪問しようと思っています。

何ができるか? 

それは、「世の中は厳しいし、つらいことも多いけど、そうじゃない人・君の応援団もいるんだよ」ということを彼の心に届けることだと思っています。

小学校の副担任だった先生と、こうやってまた会えるのも、なかなかじゃありませんか?よく割烹でこれまでがんばってきたことよ、と抱きしめてやりたいような気分です。

以前なら「くそじじい。生きていたか」みたいなこと言っていた彼ですが、少しは成長しているのでしょうか?

巡る因果の糸車、はてさて、どんな形になりますことや?



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コメント
SHINOBU先生なら、彼を救えるんじゃないでしょうか? 働くことのステキさを感じられる彼、本当の信頼、生き方を感じる彼になっていくんじゃないでしょうか・・。根拠はないけどそう思います(^O^)
【2008/04/22 23:50】 | 夢追い人 #- | [edit]
この日に,お母さんと会いました。2時間余りお話を伺い,その後メールで本人とコンタクトを取りました。日曜日に彼に会うことになりました。詳細はまたお知らせしますね。彼と会うのは,楽しみです。
【2008/04/23 05:04】 | SHINOBU #- | [edit]












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