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帰納的に理解をさせるための 小さなステップ

 2010-05-13
2×1=2 2×2=4 2×3=6 2×4=8 ・・・・・

覚えてしまえば、何のことはない九九も、そういうことが苦手な子もいます。

九九が不正確だと、かけ算の筆算やわり算の筆算など、そこから先の学習に進めません。

ならば、九九表でも使いながら筆算に取り組ませ、少しずつ九九をブラッシュアップしていくのも一つの方法です。

一般的に使われているのは、下のような形式のものです。


九九表




ところがこの九九表、九九を覚えるのが苦手なタイプの子には、なかなかハードルが高いようです。

ならばどうすれば、自分で九九を調べて、筆算などに取り組ませることができるか?

もちろん、すべての子に有効であるとは限りませんが、中には





2×1=2 3×1=3 4×1=4 5×1=5 6×1=6 ・・・・・・
2×2=4 3×2=6 4×2=8 5×2=10
2×3=6 3×3=9 4×3=12
2×4=8 3×4=12
2×5=10
  ・
  ・
  ・





と、式を添えて表示してやると、水を得た魚ののようにスイスイと学習を進めることができるようになる子もいます。


理屈ではなく、パターンを入り口に、理解をマルチにしていく方法があります。

そのパターンを示す場合も、その子にわかりやすい小さなステップというものがあります。

まずは 「できる」 を第1歩にして それから 「わかる」 へと、少しずつステップアップしていく方法だってあるのです。


つまずきは、何気ないところに潜んでいます。

九九をすでに完全習得した人には便利な九九表も、それが苦手な子にはわかりにくいことだってあるのです。


フラットな提示なら、どんなに広くても瞬時に見つけることが出来る子も、それをいくつかの階層に分類しただけで、何が何だかわからなくなってしまうこともあります。

そういう子には、まずはなるべく原型に近い形で提示して、理解が進んだ段階で、それを整理した方が近道になる場合があります。


九九表の意味がわかりにくかった太郎君は、2×1=2 の表示なら瞬時にピックアップできます。

そりゃそうです。

この子、パズルのピース見つけるの、天才的です。

2×1を映像として焼き付けて、瞬時にそれを重ね合わせる作業は、大得意です。

漢字だって、そうやって習得してきました。



同じ所で、立ち止まり続けるより、まずは自分の得意な方法で!

山登りのルートは、決して一つではないはずです。

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