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家族から託された願い

 2010-05-06
昨日は、京都へ行ってきました。

この度ご縁があって、京都の地で、何人かのお子様の指導をさせていただくことになりました。


新幹線に乗り、京都に向かう途中、いろいろな思いが心によぎっていきました。

昨年は、満開の桜の下で、大阪での指導を始めさせていただきました。

その時に出会った子どもたち、今では私にとってなくてならない大切な存在となっています。

これから、出会おうとしている子どもたちは、一体どんな子どもたちなのだろう、これから一体どんなドラマが展開していくのだろう、

そう思うと、胸がワクワクしてきました。

本当に不思議なことですが、不安感も、ネガティブな思いも、カケラも浮かんできません。


数日前からの腰痛で、重い荷物をもって地下鉄の階段を降りたときには、さすがに少しこたえましたが、帰るときには、階段を使わずに移動できるルートをしっかりとチェックできました。

大阪での指導実践は大きいですね、期待で胸がいっぱいです。


会場は、ご厚意により、工房の一室をお借りすることとなりました。

岡山・そして大阪で指導させていただいた子のお母さんを通して、私の活動に深い理解をいただき、本当に真心のこもったご準備をしていただきました。




この日、初めて出会った子どもたちは、どの子も本当に魅力的な子どもたちでした。
どのご家族も深い愛情と、困難な課題にも立ち向かう強い気持ちをもった、聡明な方々ばかりでした。

絶対そうだと思っていましたし、何だかずっと前から知っていて、とても初めて会ったような気がしませんでした。


この日会った多くの方は、今回は相談のみで、実際のレッスンは6月からとなります。

その中で、今回がファーストレッスンになった3歳の男の子がいます。

前回、岡山に相談にお越しいただいたご家族です。


部屋に入ると、恥ずかしがって席に着くことができません。

ちょっと面くらいましたが、事前にご相談いただいていましたから、あわてることはありませんでした。

少し時間を空け、まずお母さんのひざの上に乗せていただきました。

リズムが付けば、すぐにいすに座れると信じていました。

自分で言うのも変ですが、毎週毎週多くの子の指導に直接かかわってきましたから、このあたりは落ち着いたものです。

ほどなくその子は着席し、お母さんは横で見ていただけるようになりました。

天使のようなかわいい笑顔を見せて、その子は次々に課題をクリアしてくれるようになりました。

「今、目の前で起こっていることが、信じられません」

「この子、誰の子?って思えるでしょ、時々、そんな感想をお聞きします」

これくらいは絶対できると思っていましたが、お母さんがこんなに驚かれるとは思っていませんでした。

ファーストレッスンで、良いところをお母さんに見てもらって、よかったと思いました。 きっと、この子の自信になり、今後にはずみがつくことでしょう。


初めて京都から岡山へご両親で相談に来られた時、お母さんは、「何とかこの子にレッスンをお願いできませんでしょうか?」と、深々と頭を下げられました。

「もしも、京都駅からさほど遠くない所に会場があり、費用を数人でシェアできる環境が整いましたら、京都行きを検討させていただきます」

私がそうお答えして、三月も経たない間に、そのことは現実となりました。


数日前から腰痛は、悲惨でした。

しかし、気持ちは決して萎えませんでした。

どんなことをしても京都に行き、皆さんの期待に応えたい。

私には、皆さんの気持ちを踏みにじることは決してできません。


だからこそ、指導のイメージもしっかりとふくらませて京都に来ました。

私をそうさせたのも、このお母さんの切なる願いと強い意志があればこそ、

私は、そのお母さんの気持ちの代弁者なのです。

大げさに言えば、お母さんの気持ちが乗り移って、私の手足や口を動かしているのと同じ事です。

そうでなければ、私は京都にはいません。


指導が終わり、そのお母さんから、こんなメールをいただきました。






今日は、ありがとうございました。

なれない場所、人、眠い時間帯だったので、今日はきっと何にもできないだろうなぁ~
と予想していたのですが・・・50分間いすに座り、集中して課題に取り組んでいたのには、びっくりでした。

気に入らないことがあると、物をぽいぽい投げてしまうので、どきどきしながら見ていたのですが、
一度も投げることなく終えたことだけでもびっくりでしたが、
型あわせやパズル、色の認識ができること・・・
びっくりの連続でした!

たった一回指導していただいただけですが、きっと先生の情熱と愛情を見抜いていたのではないかと思います。

来月、指導うけさせていただくのをとても楽しみにしています。






この子が見抜いたのは、私ではなく、お母さんの情熱と愛情だったのです。

託す思いがそこになくて、私の手足は動きません。

母には、ずっと母としてお子さんに寄り添ってほしい。

だからこそ、母に代わって私がさせていただく内容があります。


昨日の京都は、夏のような暑さでした。

次回に、ファーストレッスンを迎える子もたくさんいます。

ご縁があって、こうして向き合える瞬間を、ずっとずっと大切にしていきたいと思うのでありました。


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