LD状態は改善できる「ディスレクシアの素顔」より
2008-04-15
今日は、教育・心理カウンセラーの玉永公子さんの著者(表題)より内容を一部引用させていただいています。ディスレクシア(Dyslexia)とは、知的な遅れはないのに、易しい単語の発音ができない、文章表現がぎこちない、左右反対の文字を書くなどの子どもを観察した医者が、そういう状態を呼ぶのに用いた言葉です。定義の歴史的な変遷はありますが、今は、LD(学習障害)の中で特に読み書きの苦手な場合をさすことが多いようです。
エジソン、アインシュタイン、ロックフェラー、アンデルセンなど、多くの著名人もディスレクシアだったと言われています。
つまり、障害というとらえではなく、むしろ学び方・わかりかたの個性といった視点でとらえようとするものです。
学芸大の上野一彦先生も、このことについて、それを『子どもたちの「学び」と「個性」』と表現されています。
当時、私の指導していた特別支援学級のお子さんは、通常学級のだれよりも早く「九九はかせ」になって、友達から尊敬されていたし、ご両親だってとても喜んでくださいました。
私だって、歌がへたくそで、教え子の女の子から「たのむから歌わないで」って涙声で言われたことがあります。これを、歌障害なんて名付けられたら、相当傷つきます。
でも、ある日突然、診断書→障害児なんてことが、今あちらこちらで平気で起こっています。
エジソンやアンデルセンにも苦手なことがあったのですから、誰だって苦手なことぐらいあって当然です。
上野先生は著書の中で、小学校で毎日一時間特別な指導をすれば、中学に行く頃には週1時間ですんだという英国の事例を紹介されています。それだけ、個性に応じた学習法は、大切な役割を果たすのだと思います。
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