子どもの自己決定を支えるもの

 2010-03-30
昨日、京都に行ってきました。

二条城のすぐ近くの、あるアート工房を訪問させていただきました。

今、この工房の一角をお借りして、京都での教室を開かせていただこうと考えています。

京都にお住まいの皆様のお力をいただいています。

ぜひ、そのご期待に添えるような形ができればと、強く願っているところです。


京都から、その足で大阪堺市に向かいました。

京都は、その夜みぞれ混じりの雪が降ったと聞いていますが、今朝の大阪は快晴です。

桜もちらほらと花を開いているようでした。

堺市の桜を見るのは、これで二回目です。


思えば昨年、この堺市の満開の桜の下で、9名の子どもたちの定期指導をさせていただくようになって1年が過ぎたわけです。

9名の子どもたちの多くは、就学前のダウン症の子どもたちです。

思えば指導を始めた頃は、部屋の中を走り回っている子もいましたが、今では離籍をする子は一人もいなくなりました。


もちろん、私一人の力なんて本当に微々たるものです。

ですが、こうしてご家族の皆様といっしょに、お子さんの育ちの喜びを共有できることに、私は、大きな誇りと満足感をもっているのです。


今では、月に2回、堺市を訪問させていただいています。

岡山から、堺市に向かうことは、私の生活の中では日常となってしまいました。

大きな荷物をもって移動することも、何の苦にも思いませんし、マイナスな気持ちで伺うことが全くないのです。


私の指導では、可能な限り、子どもに選ばせたり決めさせたりするようにしています。

2つのうちどっちがいい? と選ばせるだけで、学びは結構主体的になります。飛行機の機内で、fish とmeat 選べるだけで、うれしいものしょ。 fish only ばかりでは、味気ないですよね。 このレベルの決定は、英語ではchoiceと言ったりします。

来週からの国語を、漢字中心にするか、読解中心にするか、子どもと一緒に考えたりすることもあります。こうした経過で決めるとなると、これはもうこのレベルで decision となっています。 それだけでかなりモチベーションが高くなります。

さらに、自分のこれまでの歩みを振り返り、状況を冷静に分析し、目指す方向や価値を見つめ、自分の果たす役割と責任を自覚し、よしがんばってみようと決意したり決定したりすることを、英語ではdetermination と言います。


私は、子どもの指導と同じくらい保護者支援を大切に考えています。

保護者支援のキモは、保護者に成り代わって何かを代行することではなく、この determination にかかわる支援を行うだと私は考えています。

この determination の力は、決して侮ることができません。

たとえどんなにハードであっても、今、私が自分の活動に情熱を燃やし続けることが出来るのは、誰から指図されたのでもなく、すべて自分自身で determinate したからに他なりません。


この日の指導の最後は、ある2年生の男の子。 パソコンで1年生から6年生までの書き順、すべてクリアしてしましました。

「先生、たのむから、もう10分延長してください」

そう言って、今度は3年生の算数に挑戦していました。 お母さんも私も顔を見合わせ苦笑いです。

もちろん、私がやれと強制したわけではありません。 タイマーを10分セットして、やっとこの日の指導を終了することができました。


かく言う私も、地下鉄御堂筋線で、このブログの記事を夢中で書いていて、新大阪を3つも過ぎた駅で、やっと自分が乗り過ごしたことに気がついたのです。(笑)

人は、心で動いているのです。

その心を大切にした指導を見つめることは、計り知れない大きなエネルギーを生み出すことにつながると私は信じています。


この記事は、新幹線の中、相生を過ぎたところでやっと書き終わりました。

夢中で記事を書き続けられること、私はそのことをとても幸せに感じています。

今日も、すばらしい1日を過ごすことが出来ました。

私の1日の仕事は、これで終了です。

子どもたちとご家族の皆様には感謝しています。

やらされていて、決してこんな仕事はできません。

私は、幸せです。


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Author:SHINOBU
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