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積み重ねによって伸びる子ども

 2010-03-22
週に1度とか、月に1度とかの指導をしていると、「この子の伸びたなあ」 とつくづく感じることがあります。

半年前は、「あ・い・う・え・お」の 「あ」 の字も読めなっかた子が、今では半分以上のひらがなが読めるようになりました。

2週間前は、数唱さえおぼつかない子だったはずなのに、今では、1対1対応がそれとなくさまになってきました。

1年前、逐次読みだった子は、今ではかなりすらすら文章を読むことができるようになり、ひねっていない問題なら、ほぼ自力解決できるようになってきました。


こういう時のご家族の皆さんの表情には、いつもある共通点があります。

それは、粛々とそのことを受け止めているということです。

大して意味のないような出来事の方が、「えっー、本当ですか?」と、かえって大げさに喜んでくれたりします。


懸賞で3000円当たったら、飛び跳ねて大喜びします。

ですが、例えば自分の将来を左右するような大きなプロジェクトの責任者になったとしたら、「やったー、やったー」 なんて感じでは、喜ばないはずです。


成長の本丸に食い込み、軸をぶらすことなく、足場をしっかり固め、日々の教育を営々と1年間続けて、子どもが伸びないわけがありません。

子どもが伸びるというのは、こういう時なのだと思います。


何かテクニカルに有効な方法が見つかり、それがきっかけで、道筋がしっかりと見えることがあります。

ここまで来るのも、なかなかどうして大変なことですが、本当に大切なのは、そこからです。

そこからさらに、1年2年と、永続的に指導を脈々と続けてこそ、真価は発揮されていくわけです。


私は今、何人かの子の読解指導に、重点的に取り組んでいます。

後に時期を見て、詳しく紹介させていただこうと考えていますが、仮説を立て、1回5枚程度のプリントを題材にして週1回指導を行い、20回~30回、時間にして半年から1年取り組むと、かなりの手応えを感じることができます。

スモールステップをこしらえますが、やはり最低でも100枚やり続けなければ、私の思っている最低基準には到達できません。

ですが、ここまで辛抱してがんばることができれば、一定の所まで育てることができると思っています。


毎回の指導で、ちゃんとそこを積み上げることが出来るかどうかは、重要です。

私は、自分で納得できないときは、指導料金をいただかないことにしています。


ですが、毎回指導が必ずうまくいくわけではありません。

そういう時にも、甘んじて料金を受け取らなくてはいけません。

お金を返すということで、責任逃れをしてはならないのです。

うまくいかなっかったときに、いただくお金は、とても重く感じます。

ならば、次回には、そのぶんを盛り返すくらい内容のある指導を行うことが、プロとしての努めであり、ご家族が私に期待されていることだと考えています。


2年前には、わずか3人だった私の教室の生徒は、今では50人をはるか超える人数になりました。

私は、毎回、毎回のこうした気持ちの積み重ねによって、私の教室に来てくださる方が増えてきたと思っています。

決して、目先のことだけにとらわれていけない。

タイムリーな支援と、姑息な手段とは違うのです。


たとえ100人の子の指導にかかわろうとも、私は個別指導ですから、1回に2人以上の子は同時に指導をしません。

今というときは、2度とやって来ません。

将来というのも、結局は大切な今の積み重ねによって通ずる道筋なのだととらえています。


こうしてご縁がって、いただいた時間には、ただただその子の成長を願い、精一杯全力で向き合う。

こうした指導を、ただひたすら毎回積み上げていくことによってのみ、道は開けるのだと信じているのです。

一期一会の個別指導

それも私の指導の大切なコンセプトの一つです。


個別指導ですから、教室には、私と子どもの2人しかいないときが多いのです。

絶大な信頼感がなければ、どうして大切なお子さんを、私にあずけることができるでしょう。

私が何よりも望んでいるのは、毎回の指導で、「ここで勉強してよかった」という子どもの手応え、 「先生にお任せして本当によかった」 というご家族の思いだけです。

何よりも欲しいのは、こうした絶大な信頼感。

それさえあれば、後のことはほっておいても付いてきます。


毎日500円ずつ倹約して、5年ためるといくらになると思いますか?

答えは91万3000円です。

軽自動車の新車が買えます。


継続は力なりといいますが、向かう先が見えていないと、積み重ねにはなりません。

ご家族の皆様と、そこを精査するのも、とても重要なことだと思っています。


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