誰かのために何かのできる子

 2010-03-04
それぞれの学校には、学校教育目標というものがあります。

「強く」「正しく」「あたたかく」などの、子どものめあてもあるでしょう。


私の教室は、個別指導教室ですが、教室の指導目標を明確に定めています。

子どもに何を培うかという、私の教育目標です。

「子どもの肯定的な自己理解を深めること」

「自分を大好きな子に育てること」

それが、私の教育目標なのです。


自分の苦手な事も含めて、自分自身が好きになる子に育てたい。

オレ、国語はちょっと苦手だけど、理科は大好き。でも国語もがんばるからね~

私は、そんな子が大好きです。


肯定的な自己理解力が育った子は、例外なく、他の子に優しくなります。

オレも足遅かったから、なわとびの苦手な何々ちゃんの気持ちがよくわかるよ

だから、今度一緒に練習しようってさそってあげようかな~

なんてステキな子どもでしょう。


学級委員にならなくても、代表選手にられなくても、こういう子はクラスの中になくてはならない子になっていきます。

その子が休むと、みんながとても心配します。

クラスのみんなから慕われ、なくてはならない存在となっているのです。

こうして他者から必要とされるようになってこそ、本当の意味の自己肯定感は育つのです。

いくらテストで100点とっても、50メートル走でいいタイムを出しても、クラスのみんなから受け入れられていない子に、自己肯定感は育ちません。


子どもは、みんなお手伝いが大好きじゃありませんか?

誰かのために何かができてこそ、人は自分のことが好きになっていくのです。



昨日、就学前のある女の子のお母さんから、下記のような内容のメールをいただきました。

ダウン症お子さんですが、1年生を通常学級でスタートすることになりました。






昨日は幼稚園での最後の行事、お別れ遠足がありました。

園長先生によりますと、帰りの時に「荷物が重い」とか「歩けない」とぐずっていたそうですが、「年長さんは年少さんの手をつないでバスまで一緒に行ってあげてください」と声がかかると、さっと立ちあがって自分よりも背丈の大きい年少さんの手をつないでバスまで案内していたそうです。

あまりに態度がコロっと変わったので、園長先生もずっこけたとか・・・。

小学校に行っても係などの仕事を張り切る姿が目に浮かびます。






私、こういう子、大好きです。

この学校の校長先生にお会いしたとき、私は、「きっとこの子は、この学校の宝ものになります」 とお伝えしたことを、はっきりと覚えています。


みんな役に立つ子になりたいんですよ。

1年生の手を引いて、入学式に入場してくる6年生のお兄さん、お姉さん。

うれしいのは、1年生より6年生の方です。

6年生として、新しい1年生を迎える、そのことによって最高学年としての誇りや自覚が培われていくのです。

まさにこの場で、自己肯定感が培われていくのです。


たとえどんな重い障がいがあろうが、誰かのために役に立つ子に育てたい。

私の大切な願いの一つです。


どんなに手厚いケアを受けようが、、それだけで決して幸せとはいえません。

自分を必要としている誰かがいてこそ初めて、人はそのことに幸せを感じることができるのです。

どんなに重い障がいであっても、その子の果たす役割はきっとあるはず。


そういう子どもに育てていくことが、教育の役割であり、そのことによって子どもは幸せを感じるのだと思っているのです。


今度1年生になる女の子は、構音が少しだけ不明瞭なのです。

ですが私は、この子が高学年になったら、委員会やボランティア活動で、中心的な役割を果たすような子になってほしいと夢見ているのです。

委員長でなくてもいいんです。

何々ちゃんがいないと、何だか活気が出ないよな~  きっと、そういう存在感のある子になってくれると思っています。

楽しみです。 夢が広がります。


全国には、そんな子がきっとたくさんいるはずです。

決して人と比べなくてもいいのです。

あなたは、あなたの命を輝かせて、誰かのために何かのできる子に育ってほしい。


私は、それができると思っているからこそ、前へ進んでいけるのです。

私が、私らしく生きていけるのも、あなたがここにいてくれるから。

そんなねうちがわかるから、きっと私は進んでいける。 私は、そう信じているのです。

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Author:SHINOBU
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