「書く力」で「読む力」を育てる

 2010-02-17
「正しい」は読めるのに、「お正月」となると読みにくいタイプの子がいます。

使われる場面によって、あるときは、「ただ(しい)」 と読ませ、またある時は、「しょう」と読ませたり、「せい」 と読ませたり、まったく日本語って厄介なものです。

一画一画きれいに漢字を書く子に限って、こうした読み替えが負担になる傾向が強いように思います。


私は、継次処理タイプで、形認知の苦手な子には、「海」でおよぐ、「山」にのぼる、「道」を歩く、「水」をのむ、のように、フレーズで漢字を読ませたり、書かせたりします。

先に得意な「読み」の練習をさせておいた上で、「書き」の練習をさせると、抵抗感がかなり減少し、スモールステップを形成することができます。

ます「読み」が先で、次に「書き」、がオーソドックスな指導の手順ではないかと思っています。


しかし、中には「書き」は、得意だが、読みは苦手というタイプの子もいます。

こうした子の指導には、先に最もベーシックなパターンの「書き」を練習し、それを予備刺激で与えておいて、その後で読み替えの問題に取り組ませると、混乱も少ないし、雪だるまの芯がしっかりするので、体系的とらえやすくなるということが、実践を通してわかってきました。

英語でも、基本単語の play  があって player や playing あるように、読み替えが苦手なタイプには、「正しい」をしっかり確定させてから、「お正月」を学習する手順があると、達成感をもたせやすいような気がします。

私は、支援の基本は、「スモールステップの構成」、もしくは 「厚い支援からの段階的なフェードアウト」ではないかと思います。

これに個々の認知特性を組み合わせれば、後は実践を通して、その精度や力量をブラッシュアップしていけばよいのです。


こうした発想で、あなたも今日から個別支援にチャレンジしてみませんか?

実践がすべてです。

工夫次第で、子どもの反応も変わってきます。

何か効果的な事例がありましたら、ぜひ教えていただければと思います。

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Author:SHINOBU
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