月2回の指導が 子どもと ご家族にもたらしたもの

 2009-12-28
学期末になり、学校に通っている子どもは、それぞれ通知票をいただき、個人懇談で学校での取り組みや成果などを伺ってきたようです。

多くのご家庭、多くのご家族の方から、昨年度までのことがうそのように改善されたというお言葉をいただきました。

そんな中、先日、あるお母さんから、下記のようなメールをいただきました。






いつもお世話になります

無事に二学期を終えることができました

終業式のあと 学期ごとのケース会議を開いていただき 支援学級担任 4年担任 理科教科担任の先生方に色々とお話を聞くことができました

成長した所 もう少し頑張ってほしい所 色々な課題はありますが 以前のように心を閉ざしてしまうことは 全くないとのことでした

成長の遅れはあるものの 4年生のなかでも 自分なりの目標に向かってがんばることができているそうです

学期末に 理科・社会のテストを数枚持って帰ってきましたが 80点 90点といった立派な成績を持って帰ってきました

何より空欄がないことが素晴らしく なんとか答えに結び付けようと一生懸命記入した跡がみえました

学習した内容をおおむね理解できて答えとして出せることがわかってきました

これはSHINOBU先生と一緒に国語の文章問題を学習した成果ですよね

ABC判定の成績をつけるなら 社会はB 理科はAをいただけるそうです

3学期もこのままの形で学習を続けていくことになりました

前回 SHINOBU先生に 漢字の読みプリントを指導していただきましたね
それを見て もしかしたら…と思い 2年生の漢字ドリルを購入し 読み部分だけをしてみた所 8~9割くらい正確に解答できたのです!

SHINOBU先生の所で似たプリントを先にしていたためか 家庭での学習にも全く抵抗がありませんでした

SHINOBU先生と学習したプリント 家庭で学習したドリルをケース会議で先生方に提示したところ 正直びっくりしていましたよ

まさか この子ががここまで漢字が読めると誰も思っていなかったのです

この時3人の先生方 目つきが変わりましたね

三学期が楽しみになりました

SHINOBU先生と学習した数枚のプリントが 先生方の心を変化させたようです

冬休み中に 無理なく三年生の漢字ドリルも試してみようかなと思っています

しかし年度が変わり 5年生になっても今の状態を続けていけるとは思えません

学校側には 来年度も同じ体制でお願いしたいと伝えてきました

今の私にできることはしてきたつもりです

この子、月に2度の学習で SHINOBU先生に種をまいてもらい それを学校や家庭の中で 芽を出せるようになっていたんですね

今年一年お世話になりました

来年も色々な種をまいてもらえることを楽しみにしています






本当にうれしいメールをいただきました。

苦しい局面で私のところに来られた方は、私のところに来られた時点で、もう何か改善に向けての一歩を踏み出されていた方がほとんどです。

私は、支援者として、その事をご一緒に確かめていく営みをさせていただいただけに過ぎないと思っています。

このお母さんは、うまく私の指導を活用され、この1年で状況を大きく改善されていきましたね。

子どもが変わるケースの、一つのモデルとしてご紹介できるのではないかと思います。


この子は、依然、書字は苦手です。

ずっと以前のことですが、このお母さん、「この子の心を痛めたのは私、もう無理なことをさせたくない」 と、目に涙をいっぱいに浮かべられていました。

当時は、この教室で、わずかな枚数のプリントをしただけで、とても驚かれていました。

しかし、アウトプットは苦手でも、ちゃんとインプットできていることが多く、継次性の能力にも、とても優れたものを感じていました。

これを使わないテはない。

毎日学校で、単調なひらがなの書き取りばかりさせられていた子に、様々な試行錯誤の後、読解的なプリントをメインに取り入れたのは私です。

長所活用型の指導としては、ごくごく当たり前のアプローチをしただけです。

もちろん、小さなステップで、少しずつ階段を登らせていきました。

1枚・また1枚とファイルにプリントを綴じていく度に、まちがいないイケると、この子の可能性をはっきりと感じ取れるようになりました。

そうした中、お母さんは、ご自身の手で通常学級での交流学習の実現のために、何度も何度も学校への交渉に足を運ばれるようになりました。


この子は、私の教室に来始めたころは、愛着行動としてのハンカチが片時も、離せないでいました。

いつの間にか、そのハンカチはどこかに行ってしまい、今では子どもらしく、生き生きと、本当にたくましい子に成長し、山の学校の副室長に立候補するまでになりました。

と、同時に、これまでお伝えはしませんでしたが、私は、お子さんよりお母さんの顔の方が、よっぽど変わったと思っていました。

本当に、凛とした、豊かな表情に変わっていかれました。


このブログは、「発達面の課題に向き合うご家族の 学び・子育て応援サイト」 とさせていただいています。

それは、子どもを変えるのは、支援者の私ではなくて、主体者のご家族であることを、体験的に知っているからです

しかし、ご家族が主体者であることと、たった一人だけすべての事を背負い込むことは、決して同じものではありません。

私はこれまで、こうしたご家族が、どれほど大きく重い課題に、真摯に、そして孤独に立ち向かっていかれたかを目の当たりに見てきました。

主体者として歩んでおられるご家族あればこそ、そこには共に歩むパートナーや支援者が必要であり、不可欠であるというのが、私の仮説であり、信念でもあるわけです。

私の活動の根っこは、すべてここにあります。


私は、親に変わってその子の学びや育ちを請け負うことは出来ませんが、しかし、一度入会されたら、その子の一生の担任になるのだと考えています。

何があっても、一定の成果を、子どもの成長と笑顔でお返しせねばと思っています。

それができないのであれば、教室の存続はできないと考えていますし、その積み重ねで今があるのだと思っています。


では、具体的な支援はどうあるべきか?

この子との月2回の指導も、そのまた一つの形だと思っています。


方程式は、どこにもありません。

私とご家族は、その事を見つける旅路を、いつも一緒に歩んでいるわけですから。


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