通常学級の在籍で良かった!

 2009-11-30
先週の金曜日、夜9時のNHKのニュース番組で、子どものインフルエンザ脳症のリスクについての特集が放映されました。

実は、その番組で紹介されたお子さん (小学1年生) については、ご縁があって、就学の前から何回か指導をさせていただいています。


その子は、幼稚園の入学前、インフルエンザウイルスの影響によって、脳の一部に後遺症が残ってしまいました。

例えば、視覚的にとらえた文字情報をキープして、その文字を書いたりすることが苦手になってしまいました。前頭葉の高度な脳機能の一部にダメージが残ったのだと考えられます。

しかし、聴覚性の言語コミュニケーションには、全く問題がありません。明るくて、可愛くて、すばらしいお子さんです。


小学校の就学に際して、期待と不安が交錯する中、ご家族は通常学級への在籍を選択されました。

ある意味仕方のない事かも知れませんが、当初、学校側の対応は、あれもできない・これもむずかしいという指摘が多く、必ずしもご家族の期待に添うものではなく、何度も何度も話し合いの機会をもたれました。

まずは、大切なクラスの一員として受け入れ、例えわずかであってもこの子の特性にあった教育の工夫をお願いしたい。

ご家族の思いは一つでした。

時には、良き理解者である医療の先生方の専門的な助言も、お願いに行かれたようです。 

今回の放映を機会に、またメールのやりとりをさせていただくようになりました。






この度は、放映を見ていただきありがとうございました。
全国の皆さんに、少しでも私たちの思いが伝われば嬉しいです。

二学期に入って、正直、この子が成長するとは思っていませんでした。
学校の先生方の対応が変わったことで、この子も居場所がわかったようです。
臨床心理の先生も、通常級、大成功でしたね、と言ってくださいました。
通常級の在籍で本当によかったです。

学校生活は、一番成長する大事な場所です。
学びやすい、楽しい環境作りに妥協はできません。
創造する際に、今後ともご協力をお願いします。






テレビを見ているときにも感じましたが、お母さんのまなざしがとてもしっかりとしていて、驚きました。

深い思いと決心を、そにひとみの輝きに、はっきりと感じることが出来ました。

お母さんのご努力を受け、少しずつではありますが、学校側の環境も整い、特に生活面では大きな成長を感じ取ることができたようです。


本当に良かった。

しかしながら、まだまだやらなければならないことは、たくさんあります。

でも、これだったら、このお母さん、きっと切り開いて行かれると思います。


あれも出来ない、これも出来ないという切り口ではなく、ここまで育ったと、きちんととらえることの出来るまなざし。

それは、育ての主体者であることを証明する視点であるに違いありません。


学校の中で、友達と生き生きと活動しているその子の笑顔が目に浮かぶようです。

これからも、ずっとすっと応援して行きたい。

次回会う日が、今からとても楽しみで仕方ありません。

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コメント
このニュース、私も見ておりました。

お母さんのしっかりとしたまなざしに
多くの苦労と
そして
それを乗り越えて初めて到達できる心の強さと幸せを
テレビを通じてもなお感じていました。


先生の関わられたお子さんときいて驚くとともに納得もできました。

自分の生きる場所、生き方は「自分」で選ぶ。
子ども自身がその力を持っていることを双子を通じて感じています。

双子の片割れは今中学で支援級4割、交流級6割の生活をしています。
高校進路、悩みました。
就労、教育いろいろな専門家に教えをいただく機会もたくさん持ちました。
支援学校も複数の学校に体験はじめ何度も足を運びました。

でも本人のひとこと。
「助けは必要。だけど普通級が一番好き。支援学校には行きません。」

現状からの普通教育の高校生活へ適応させるには
学校の選択、将来の不安等々難問は数多くあります。
でも、本人の選択を一番いかせる進路にしたいなあと思います。

支援級に在籍しながら、必要な時間の個別支援の形、部活、普通級での交友関係を実現できたのはやはり学校の協力のおかげだと思っています。
でも、それは普通級在籍で実現できないことがまだまだ残念な部分でもあります・・。

校長、担任はじめ関わる人が皆
「彼は本当に安定して楽しそうだねえ」と。
高校以降もできればそうあってほしいし、それを実現させるまでは母の役目は終わらないようです。
【2009/12/01 21:28】 | 双子の母 #PNOQ3fDM | [edit]
私は、この活動を通して、我が子の育ちに真摯に向き合っておられる、多くのご家族にお会いする機会をいただきました。

その心の琴線に触れることによって、自分自身がどんどん変わっていくのを感じています。

日記も3日も続けられなかった私が、今もこうやって前へ進んでいられるのも、こうした出会いが自分の背中を押してくれるからに違いありません。


個々の選択に決められた正解はありません。

だからこそ迷い苦しむのですが、よりベターなものを目指して、一つ一つを積み上げていくしかないのです。

その中で、何かが見つかり、何かが動くのだと思います。


きっと皆さんの歩みが、後に続く方の大きな指針となることでしょう。

これからも、わずかであっても子どものために、私は自分の役割を果たせる存在であり続けたいと願っています。

また、色々と教えていただければと思います。

いつも貴重なコメント、ありがとうございます。
【2009/12/03 12:56】 | SHINOBU #- | [edit]
双子の母さん
放映を見ていただきありがとうございました。

遅くなりましたがコメントさせていただきます。

インフルエンザの取材を受けて改めてあのときのことを思い出すと
身震いします。しかし、ほんとによく成長・回復してくれたと思いました。

園生活とは環境の違う学校と思うと不安でたまりませんでした。

入学当初は娘も不安定で心配しましたが、支援級ならうまくいったとは思えません。

周りのお友達の刺激がとっても役立っていて、下校するとお友達の話をたくさん聞かせてくれます。お友達の成長も同時に感じて、何度も感動しました。

学校側とは今後も話し合い、学年があがるにつれて悩みも増えますが、
いろんな創造ができるようになりました。

本人の選択がまだ難しいので母の創造ではありますが、
いろんな経験を通して成長してもらいたいと考えています。

ご縁が合って先生とめぐり合えたこと、本当に幸運だと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。



【2010/01/18 12:45】 | yumi #- | [edit]












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