向かう先が見えるという指導性

 2009-11-05
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運動会・なわとび(5) 2009-10-24 [専用サーバー]

うちの保育園では、ようやく歩けるようになった1歳の頃から、長縄の練習をします。

縄の真ん中に立ってぴょんぴょんとリズミカルにジャンプができれば、保育士が後ろ回しで縄をまわしてとばせます。

小さく素早いジャンプですから、かなり速く縄を回さなければなりません。

経験豊かなベテランの保育士ほど、子どもは上手に長縄の中でジャンプできます。

子どもが上手に跳べるようになるためには、保育士が、いかに子どものジャンプに合わせて縄を回せるかがポイントになります。

縄を回している保育士を見ると、子どもと同じリズムで自分も小さくジャンプしています。

子どものリズムとシンクロしないと、うまくはいきません。

先生の仕事は、いかに子どもに成功体験を積ませるかにかかっています。

こうした小さな積み重ねによって、5歳児になれば、長縄の中で二重跳びが連続できる子どもに育っていくのです。


言語についても、数量についても、私が教室で行っている個別指導も、要は同じような原理で行っているのです。


まずは、子どもがどんな見方・とらえかたをしているか、そのリズムをつかむことから始めます。

リズムをつかんだら、子どものリズムにあわせて上手に縄を回してやります。

今までできなかったことが、私と一緒ならできるようになったと子どもは思うのです。

本当は、その時点では、私が上手に縄を回しているだけで、子どもが育っているとは言えないかも知れません。

でも、子どもは、それまで苦手だった分、長縄がとべるようになったことがうれしくてたまりません。

何回も実際に跳んでいるうちと、子どものことですから、すぐに筋力もついてくるし、巧緻性も向上していきます。

そして練習を重ねているうちに、いつの間にか、誰がどんな風に縄を回してもとべるだけの力がついてきます。

こうしてお子さんの特性を理解しながら、成功までの、小さなステップを、子どものモチベーションを下げないように構成していくのが、自分の仕事であると私は考えています。


この秋から、うちの保育園に通う男の子が、日曜日の夕方に私の教室にも来てくれるようになりました。

先日、なわとびが急に上手にとべるようになったようです。

遊園地よりも、私の教室のアンパンマンパズルの方が楽しいと言ってくれたのもこの子です。

視覚認知力がとても優れているので、それを生かした言語指導を工夫していきたいと考えています。



以前に作った 「アンパンマンのひらがなカード」 に一番食いついてくれたのはこの子です。

DSC05585_convert_20091105124458.jpg


アンパンマンのキャラクター名は、すでに内言語化されているので、このカードを使ってそれを引き出したり、ひらがなと結びつけてとらえさせたりしています。

くだものが得意な子は、くだもので。 動物が得意な子は動物で。 アンパンマンが好きな子は、アンパンマンから入ります。


アンパンマンの幼児用教材は、結構揃えているので、とても楽しみにしています。

私が楽しいのですから、子どもが遊園地より楽しいのも分かります。


1回1回の指導で、小さくても一歩ずつ前へ進んでいきたい。

時として、すばらしい大ジャンプを見せてくれることもありますが、そのほとんどは、小さな小さな歩みの積み重ねです。

いっぺんには大ジャンプできなくても、振り返ると、知らない間にこんな所まできたかとびっくりすることもあります。

自信をもった力強い後ろ姿が、子どもの信頼感を支えます。

その先にあるのは、半年・1年後の子どもの成長した姿です。


「教師の最大の指導性は、見通しをもつこと」

先生と一緒に勉強すれば、大丈夫、

いつも笑顔で子どもに向き合える自分でいたいと願っています。


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