少し遅れてでも ちゃんとできるようになるという希望
2009-10-21


毎週月曜日と金曜日に、私は小学校に太郎君を迎えに行っています。
そうしないと次の花子ちゃんの指導時間に間に合わないのです。
教室まで伺って、先生に二言三言、宿題の事で連絡をいただいたりします。
他のクラスの先生から、「お父さん」と呼ばれたこともありますし、保護者の方から「先生のお子さん?」と呼ばれたこともあります。(笑)
日に日に表情が明るくなり、ずいぶんしっかりしてきたな、と感じています。
少し言語が不明瞭ではありますが、会話は楽しいし、ギャグを言って笑わせてくれたりします。日常コミュニケーションで、意志が通い合わないということは全くありませんし、私の指導場面では、衝動的な課題のカケラも見えません。
1年前、指導が成立しなくて、私に「泣き」が入った事がまるで嘘のようです。
「言葉が出るようになった」 と、このブログで紹介した記事が、遠い昔のことのように思われます。
この太郎君、最近算数の計算で、多面的な攻略ができるようになってきました。
被加数・加数とも5以下の計算では、指を使ってぱぱっと計算しています。指を見て、3だの5だの認知できるようになってきたわけです。
当たり前のようなこのことのため、何百回指やブロックを使って認知学習を行ったかしれません。
もちろん私だけがそれを行ったわけではありませんが、私は何としてもそこを育てていきたいと願っていました。
でも、指は十本しかありませんし、数が増えると、手順がややこしくなり不正確になっていきます。
その時には、被加数をメモリーにキープさせ、加数のみを指で数えたたす方法を自己選択できるようになりました。
しかも、「 4+8 は 8+4 と答えが同じ!」と、交換法則もちゃんと利用できるようになってきました。
学校の先生が、太郎君用に算数プリントを出してくれています。
私の教室で毎回1枚勉強して、それの採点と評価(ごほうびシール)を貼ってもらっていますが、「こんなの簡単!」と、自信満々で取り組むようになりました。
このプリントは、1年生のおさらいプリントです。
1年前には、ほとんどフルプロンプトでやっとこさ出来ていたものです。
でも、今太郎君が1年生なら、大いばりで優等評価です。
太郎君3月生まれですから、月例換算したら、いいとこ行っています。
そんなことより、この太郎君の伸びている感覚が、表情や行動に少なくない影響を与えているのは確かです。
いつだったかお母さんは、「例えどんなに時間がかろうとも、必ずこの子に力をつける」と、力強く私に言い切ったことがあります。
学力を客観的に精査することも大切な軸の一つです。
でも、それを絶対無二のものとしてとられすぎているような面はないでしょうか。
どこかのポイントで子どもを輪切りにとららえて見る横の軸も必要ですが、その子の育ちという発想から、縦の軸で見つめることも時には大切なことではないでしょうか?
こういう育ち方も、あってもよいのではないでしょうか?
計算ができるようになった太郎君、以前苦手だった分、今は見違えるように生き生きと学習に取り組んでくれます。
やっぱり、厳しいとき、うまく行かない時期が大切なのですね。
あの日、希望を捨てていたら、今日のこの日はなかった・・
私は、太郎君の育ちにかかわれて、本当に幸せです。
↑どうかランキングも見てやってください。はげみになりますので,ご協力よろしくお願いします。


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