友里ちゃん 90分のマンツーマン指導 月6回の総括
2009-08-27

友里ちゃん (小5) のマンツーマン90分指導を、今月6回させていただきました。
「文章を読んで、問題の意味に添った解答が自分で出来るようになること」
すべての学習の基本は国語力、そうおしゃって夏休み集中指導をお申し込みくださった友里ママの願いを具現化していくための営みでした。
もちろん、私一人がこの子を育てているわけではありません。
育てのチームの一員として、この子の学びと育ちにかかわっているに過ぎません。
しかし、マンツーマンの正味90分を、月6回させていただくのは、とても意味の大きなことだととらえています。
昨年の夏にもさせていただきましたが、読みの事だけで言うと、別人です。
毎回毎回、学校で1ヶ月かけて勉強するような題材を、読みおろしていくわけです。
この子が1年間、そうして目に触れてきた活字の量だけで、これまでの環境とはまったく違うものになっているわけです。
「わ・た・し・は・・・」 の逐次読みから、「わたしは」 のまとまり読みができるようになりました。
私自身、友里ちゃんのの継次処理的な読みの特性が理解できるようになりました。
彼女自身もわからないこと、知らない言葉があったら、すぐに質問してくれるようになりました。
継次処理タイプの読みの子は、1個意味不明なことがあると、そこから先は思考のシャッターが降りてしまいがちです。
シャッター降ろしたまんまで、適当に答えだけ記入しようとすることは、なくなりました。
私の顔色を見て、上手に正解を予想して記入することもなくなりました。
選択問題で、適当に丸をつけると、どうしてそう思ったか、SHINOBIU先生に理由を尋ねられますが、その理由がちゃんと答えられると、めいっぱいほめてもらえます。
質問すれば、答えそのものを教えてもらうのではなく、いくつもの小さなステップがすぐに示され、自分の力でそれを乗りこえていくことができます。
これが、SHINOBIU流の応用行動分析の手法を生かした読み指導の一つの形です。
これまでシャッター降ろしたまんまの時期もあったでしょうから、獲得している理解言語の数はかなり少ないと思います。
そのことも、この子の学習の大きな課題になっているのですが、この夏の集中指導でも、いくつかの理解言語が彼女のものになっていった手応えを感じています。
理解言語が増えれば、一層ま、とまりとして言葉をとらえる力も増していきます。
意味が分からなかったら、文章を、もう一度読み返す手順も、だんだんと身についてきました。
個別指導ですから、声に出して読ませます。
聴覚性・運動性の刺激も加わりますから、より効果的です。
以前は、読むこと自体が苦手でしたら、もう一度読むなんて事が彼女の心理的な大きな負担になっていました。
でも、今は、「何だ、読んだらわかった〜」 の、体験を積み重ねてきていますから、 ちゃんとそこに手応えを感じることができるようになってきたわけです。
いろいろな力が多面的備わってくることと、学習のモチベーションが上がることで、この子の学びは充実に向けて始動し始めました。
「もうすく運動会だね」
「私、運動会嫌なのよ」
「そう、そういえば去年は、友里ちゃんの学校に運動会を見に行ったね〜」
「うん、私SHINOBU先生が見てくれたから、がんばれた!」
「ごめん、今年はね、日曜日にもほかの友達が勉強に来てくれるようになったから、運動会には行けないんだ。」
「うん、でもSHINOBU先生が見てくれているって思えば、いいんだよね、だったら、かんばれるよ」
「その通り〜、たとえ場所は離れていても、いつも先生はずっとそばにいると思ってがんばってね〜」
5年生の女の子に、こんな風に言ってもらえて、とても幸せな気持ちになりました。
まあ、よくも休憩もほとんどなしで、この密度の高い学習に、連日食いついてきたものです。
すばらしい根性です。
これが彼女にしかない長所です。
この子にもお買い物ゲームを毎回していますが、この日、50円の品物を10円玉5個に見立てることができるようになってきました。
小さな事ですが、算数的には発展性の高い、とても大きな出来事です。
もう夏も終わり・・
今年の夏は、とにかく忙しく、あっという間でした・・
もう少しでその夏を乗り切れると思うと、本当にうれしい気分です。
かかわっているすべての子どもたちに、成長の手応えを感じさせたい。
私の挑戦は、次のステージへと向かっていくのです。
↑どうかランキングも見てやってください。はげみになりますので,ご協力よろしくお願いします。


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