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家庭の役割と連携の中身

 2009-07-27
先週、かれんちゃんのお母さんから、メールをいただきました。

指導の休みの週の振り替えはできないものか、というお問い合わせでした。

どうやら、かれんちゃんが、このブログのファンになったようです。

パソコンに映る私の顔を見て、「せんせい・せんせい」と呼び、何度もお母さんに見せてもらうようにせがんでいるということです。


かれんちゃんの場合、4歳ですが、毎週90分(2コマ)のレッスンをさせていただいています。

45分(1コマ)ですと、パズルなどの認知系の入力、お絵かきや手遊びなどの感覚統合、絵本やパソコンを使って言語・数量などの概念形成を中心に行っていますが、2コマの場合は、これらの内容に加えごっこ遊び(ロールプレイ)を中心にした、応答コミュニケーションの活動を大胆に取り入れることができます。(小・中学校で言えば、自立活動や総合学習みたいなものです)


かれんちゃんの場合は、きっとこのロールプレイが楽しくてたまらないのだと思います。

「せんせい」という言葉も、このロールプレイの中で定着していきました。

しゃぼん玉遊び・お買い物ごっこ・お料理ごっこ・乗り物ごっこ・動物のお世話・踊り大会・・

30分も続ければ、汗だくだくだく、活動によっては私の足がガタガタになってしまいます。

この活動中のかれんちゃんの表情は、天使の笑顔そのものです。

デジカメでいつも何とか撮ろうとしますが、動きが速く、手ぶれもするので、なかなかナイスショットとはいきません。


私の場合、間欠強化スケジュール(毎回ではなく、タイミングをみて効果的に実施すテクニック)を意識していますから、この楽しい活動は子どもによっては強烈な刺激になります。

子どもは、こういうおいしい活動を1度体験すると、以後の指導がとても入りやすくなります。プログラムに対する信頼感ができますし、どの活動に対するモチベーションも急速に高まります。

着席行動が出来なかった子、学習に対して大きな痛みを感じていてなかなか取り組みをしようとしなかった子も、こうしたことを契機として、少しずつではありますが本来の学びの要求を取り戻していくのです。

そして、やがては自分の成長の手応えそのものが、何よりの強化子(ごほうび)にかわっていくのです。

しゃぼん玉も・シール・風船・おかしなどのごほうびは、指導者がそれを示す一つの形なのであって、子どもはシールそのものではなくて、本当はシールで評価された学習内容そのものを喜んでいるわけです。

私がかれんちゃんをほめることで、かれんちゃんは応答コミュニケーションの充実感そのものを感じているわけです。


ここで考えてほしいことが一つあります。

それは、私のやることを、そっくりそのまま家庭でやろうとしないでほしい、ということです。


ご家庭は白いご飯であったり、食パンであったり、毎日飲む水であったりします。

私の所は、週に1度の外食のお店です。 

だからおいしいのです。 おいしいからといって、毎日焼き肉やお寿司を食べられるものではありません。 決して家庭に代われるようなものでもありません。


この教室で使用している教材や内容をそのまま家庭に持ち込まれた場合、子どもは果たしてどう感じるでしょうか?

私は、家庭ですべきことは私のまねをすることではなく、まごころを込めて日々の家庭料理を作っていただくことではないかと思っています。

良さそうだからといってそのものを丸かじりをするのではなく、それぞれの特性や良さを取り入れていただきたいのです。


本当は、我が家のカレーや肉じゃがが一番です。 白いごはんが一番です。

皆さんには、どうか上手に、環境を構成していただきたいのです。

学校や療育などとの連携も、こんな感じで考えられてはいかがでしょうか?


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