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表出言語の爆発モード

 2009-07-02
うちの保育園を卒園し、今年から小学1年生になった男の子。

ただ今、表出言語の爆発モードに突入したと思われます。

私の指導場面でも、「せんせい」 とはっきりと要求できるようになっただけでなく、「もう1回」 「おしまい」 など、ちゃんと正しい要求言語 (いわゆるデマンディング) が使えるようになってきました。

指示にもちゃんと従うようになったので、強化もたっぷりできる、プラスの連鎖に変わってきました。

目を離したすきに、思いがけない行動がおこるということは、ほとんどなくなってきました。

今日は、料理人になってもらい、立体のくだものや野菜を切っていただきましたが、とても楽しい応答コミュニケーションで、彼も私も、満足感でいっぱいでした。


言語発達には、種をまき、水を与えて見守る時期と、みるみるそれが花を咲かせていく時期との2通りがあるようです。


指導者の中にも、ひたすら畑を耕し続けるような教育をする方がいます。

大きく育てるために、満足するまで、とことん感覚遊びをさせるような先生です。

物事の本質を見据えた、骨太の先生がこのタイプです。


また、伸びてきた草花に、見事に花を咲かせ実を付けるのが得意な先生もいます。

たとえば、発表会などの構成や演出を工夫して、子どものやる気や意欲、そしてパフォーマンスとしての完成度と、子どもの達成感を高めるのが上手なタイプの先生です。

小学校の高学年で、こうした先生と出会い、見違えるように変身した子どもを知っています。

どちらのタイプの先生も、ステキだと思います。

どちらの内容も、子どもの成長には大切です。

いろいろな先生との出会いの重なりが、子どもの成長に厚みをもたらします。


言語にかかわる指導にあっても、多面的な軸は必要だと思うのです。

教育と家庭、そして専門的な指導との内容面での連携の中身。

つなぐということは、シフトをどこかに移すことではなく、内容の精査がきちんとでき、相互の機能が複雑に絡み合って厚みを増していくことだと思うのです。


その組み合わせは、百万通り。

こうでなければならないということではないと思います。

それぞれのクオリティーを、少しずつでも高めていきませんか。


私は、しっかりと畑を耕す作業が大好きです。

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コメント
はじめまして。いつも先生のブログを楽しみにしています。
7月2日のブログ、“表出言語の爆発モードに突入した”の表現に共感しました。うちの息子(来月5歳)は発達障害の疑いがあり、今年4月から療育にも通っています。でも今まで特に育てにくいこともなかったので去年末まで何も気づかず、言葉の不明瞭さが気になり臨床心理士に相談したところ発達障害では?といわれました。息子は3歳前まで単語のみ、幼稚園に満3歳入園しその後少しずつは文で喋りだしたのですが他の子に比べると理解力もまだまだだし、会話が続く段階までは至っていません。(しかし今のところ身体を触れ合ったり戦いごっこをすることでコミュニュケーションはとれているようでお友達を作るのは得意です)親としては毎日のように“早く喋って欲しい”と祈るような気持ちです。先生の“言語発達には、種をまき、水を与えて見守る時期と、みるみるそれが花を咲かせていく時期との2通りがあるようです。”をみてなるほどと思いました。会話が増えるようにするためには感覚遊びをしっかりさせることも必要なんですね。療育でもよく箸で小さいものをつまませる訓練をしているようですが、そういった積み重ねで言語発達が促されるんでしょうね。ちなみに息子は男の子むけの雑誌の付録を組み立てたり、パズルをするのが大好きです。何か他にも有効なことがあれば教えていただけないでしょうか?よろしくお願いいたします。
【2009/07/12 08:17】 | そうママ #- | [edit]
私なりの整理の仕方では、本人のコミュニケートに対するモチベーションが5、コミュニケートに関わる環境(友達・家族・指導者などの人的な環境)が3、専門家によるテクニカルなサポートが2くらいの感じでとらえています。(私の経験による感覚です。実証データの裏付けはありません。)
脳の機能局在の面からも、ブローカー(表出)言語野と、運動野は近い位置にあり、ネットワーク構成の面からも、微細・粗大運動とも、大切だと考えています。
また、理解言語の豊かさも大切で、表出がないから、認知できないということではないので、パズルや物の名前のインプットも重要なのではないでしょうか?
パズルは、認知や文字、理解言語の増大につながると信じていますので、私の教室では、アンパンマンとフルーツパズルは中心教材の一つです。
また発達の時期によって、あるいは個人的な発達の道筋も、細かく見ると千差万別、百人いれば百通りと思っています。
見る・聞く・話す・分かる
そういう面で苦手なことがあれば、それを克服するために必ず別ルートが伸びます。
その伸びたルートを活用して、苦手ルートを克服し、コミュニケートに対するモチベーションを高めるのが、SHINOBU流のやり方です。
私は、このやり方で、お子さんとご家族のお役に立ちたいと願っています。

これからも、応援よろしくお願いします。

(少しピントがずれて、すみません)
【2009/07/13 22:03】 | SHINOBU #- | [edit]












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