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最後まで美しかった先生

 2009-04-07
地域によっては1学期がスタートし、新しい担任の先生も決まったことでしょう。

やっと3学期に安定したと思ったら、4月になると不安定になり、また1からのやり直し、毎年の事だけど本当に嫌になってしまう・・ なんて話は、よく聞く話ですが、笑うに笑えない厳しいケースにも何回か立ち会いました。

去年の今頃は、太郎君の入学式に向けての作戦を、お母さんといっしょに、一生懸命考えていたのが、もう遠い昔のように思えます。

あの頃は太郎君、ほとんど発語がなかったわけです。

昨日は、指導の後に、クラスメイトののりかちゃんと一緒に、私の教室でコミュニケーションカードのラミネートかけを手伝ってくれましたが、 しゃべるしゃべる・・ 優等生ののりかちゃんもたじたじです。

それに字を書くのがすばらしく上手になりました。 漢字も視覚系のサポートが、だいぶスムーズに入り始めました。ブロックやそろばんの操作も上手になり、だんだんと数の認知力も上がってきました。

物を投げたり、机を倒したり、うずくまって固まったり・・

もう、この子の指導は無理かも知れない、とお母さんに弱音を吐いたあの夏の日が、今では恥ずかしくてたまりません。

もちろん、太郎君の育ちは私の手柄ではありません。 まずは本人のがんばり、そしてご家族の皆さん、学童保育の指導員、ごっこ遊びでコミュニケートの扉を開いた親友のせいや君、そして、学級担任として最後の最後まで美しいかかわりを続けた担任の先生など、多くの方のご努力の賜です。


その1年生の担任の先生が、年度末に、お母さんあてに、真心のこもった思いを、便せん数枚にしたためておられました。

ただの1度たりとも、我クラスの大事な子どもという軸をぶらさなかった先生。

まさに万感の思いを込めて、インクルージョンと個別指導の大切さについて、整理されて語られていました。

これぞ美しい担任の仕事だと、改めてこの先生のすばらしさに胸を打たれたのでした。

これで子どもが育たないわけはありません。 日本には、こうしたすばらしい先生が、まだまだたくさんいるのです。


冷静に見ると、太郎君、相当恵まれていました。

でも、これは決して、寝た口に落ちたまんじゅうではありません。

高速道路が1,000円になりましたね。うまくそれを利用して、遠隔地から私の教室にすかさず相談に来られた方がたくさんいます。ETCを入会後に付けられた方もいます。

こういう方は、いろいろな事で、様々なアクションを起こされています。


前にも書きましたが私、この先生も、このお母さんが引き寄せた先生だと思っています。

家庭・学校・専門機関に、それぞれに役割と機能があります。

どんな状況になったにせよ、嘆いてばかりでは、決して前には進みません。

粛々と、時には愚直に、自分の役割を果たしていくスタンスも、時には大切になってくるときがあります。

さて、新年度は、お子さんにとってどんな1年になるのでしょうか?

私も気持ちを新たに、ご家族の皆様と一緒に歩む1年であり続けたいと願っています。

今後とも、どうぞよろしくお願いします。


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