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子どもから絶対に逃げない

 2009-03-17
私が個別指導の教室を始めてから、約1年。 その間に私が学んだことがあります。

それは、どんな困難な課題であろうが、どんな重い障害であろうが、私の教室を選んでお子さんを連れて来てくれる限り、私は絶対に逃げてはいけない、ということです。

ちょっとでも逃げ腰になったら、すべての子どもの指導に影響します。 

ここへ来るご家族の皆さんの多くは、これまで何度も、命がけの選択を積み重ねて来られた方です。

半端な気持ちで、お子さんの育ちに向き合っている人など、一人としていません。

私の心に、弱腰な部分があって、こうしたご家族のサポートをしてお金をいただくなんて、考えられないことです。

これまで、何十人というご家族の方と向き合ってきて、私はだんだんとそんな風に思えてくるようになりました。

ですから、もし、わずかでもそんなことになったら、私はブログも止め、この仕事から即引退します。 このことだけは、いつも心の中で自分自身に言い聞かせておこうと考えています。


私の友人に 「しがない臨床家」 と自分のことを称している奴がいます。

この臨床家という言葉は、言い換えれば 「現場の最前線にいる現役選手」 という意味です。 

しがないという意味は、どんな高邁な理論より、しがない実践の方が、何倍も価値があるという意味だと、私は思っています。

男の心意気と、魂の込められた言葉です。


私はこの頃、自分のことを 「もぐりの教育屋」 と考えることがあります。

「もぐり」 というのは、規制の枠には、はまりません。 ただただ子どもとご家族のニーズのみに寄り添いますよ、という意味です。

最近、ご相談に来られる方の中には、費用の面で、公的な支援は受けられていないのですか? とか、 認可を受けられて、学校の授業を抜けてここに来られるようにはないませんか? というご質問を受けることがあります。

すみません、将来的にはどうなるかわかりませんが、私の教室、昨年秋までたった3人でしたので、そんな事、思ってもみませんでした。 少し、勉強の時間をいただけたらと思っています。

「教育屋」 というのも、今の私がこだわっている言葉です。

それは、お金を直接いただいて、指導に当たっているという誇り。 選んで私の所へ、足を運んでくださっているという誇りです。

私に子どもから逃げる気持ちがあったなら、きっと潮が引くように、私の教室から人はいなくなっていくに違いありません。

私の言葉、動作、所作、言動の一つ一つから、私の向いている方向・覚悟・決心・温度・空気を、子どももご家族も、日々敏感に感じ取っているのです。


私が親しくさせていただいている大学の先生は、「オレなんか、肩書きがあるから人は話を聞いてくれるけど、それなかったら誰もまもとに話を聞いてくれないよ」 と、酒席でもらしたことがあります。

私は、人格・研究内容共にこの先生を心から尊敬しています。 

そういう気持ちがある先生だからこそ、1回1回の講義が輝いているのだと思いました。


もう私の後ろには、帰るべき道は何もなくなりました。

後は、日々ご家族の皆さんと共に前へ進んでいくしかありません。

今日も教室に足を運んで来てくださる子がいる限り、私は前へ進んでいきます。


私の教室は、駐車上の2階にあります。

時間が来て、コツコツと階段を上がる音がすると、私は 「今日もまた、私を信頼して来てくださった」 と、感謝の気持ちで一杯になります。

指導が終わり、また階段を降りられる時にも、いつもありがたいという気持ちで深々と頭を下げ、見送りたいと考えています。


中には高速で片道2時間近くかけて通ってくださる方もいます。

「先生の教室の名前の横に (岡山) という文字を見つけた時、本当にうれしかった」

「先生のような方が、岡山にいてくださって本当によかった」

こういう言葉の一つ一つが、私を奮い立たせ、別の人間に育ててくださっています。


自分の志を理解して、共に歩んでくださるご家族の皆さんが一人でもいる限り、私は決して逃げません。

「もぐりの教育屋」 ですが、私は120%本気モード。

しんどいとか、えらいとか、思ったことは一度もありません。

迷惑かけるといけないので、体調管理だけは気を付けて、これからも、毎日子どもに学ぶ喜びを体感できるような、そんな指導を目指していきます。


皆さんと共に歩む、共に育つ、共に作る学びの場の構成。

それが私の大きな目標となっているのです。



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