すべての指導者に大切な 「一期一会」 という指導感覚

 2009-02-19
私の教室には、遠くから通ってくださるご家族もいます。

どの方も、ネットでブログやHPをご覧いただき、勉強され、私の指導方針や理念にご賛同いただいた上で、相談にお見えになり、入会してくださいました。

日常生活の忙しい時間のやりくりをつけ、交通渋滞をくぐり抜けて通い、安くない費用のご負担をいただき、指導の時間は車の中で待っておられるご家族の方もいます。

高速道路を使って、通ってくださるご家族も何人もいます。

そのことを、私は心より感謝し、誇りに感じています。


このご家族の気持ちに応えなければ、人間ではないと、私は思っています。


どんなに忙しくても、どんなに疲れていても、1回1回の指導は、真剣勝負です。

自分自身で納得の行かない場合は、指導料金はお返しすることにしています。 (一度だけですが、子どもが泣いて固まってしまい、学習がストップしたことがあります。 その時は、料金はいただきませんでした)


どんな仕事でも、そうだと思います。

金額の多少にかかわらず、お客様に満足感を与えてこそ、初めてその料金をいただくことができるのだと考えています。

お金をいただいて、指導をさせていただくのは、そういうことだと思っているのです。


私の教室は、料金後払いです。

指導に不満足な場合は、その月の料金をいただけなくても仕方がないと考え、あえてそうしているのです。

自分では、満足してお支払いいただけないお金は1円だって受け取らないという、心意気を表しているつもりなのです。


でも、その心意気は、皆さん感じ取ってくださっていると思っています。


前回の指導の後、しゅう太君は、教室の玄関で深々と頭を下げ、「ありがとうございました」 とあいさつをして帰りました。

その様子を見たお母さんが、教室の掲示板に感謝の言葉を添えてくださいました。

こんなにうれしいことはありません。


子どもは口先の言葉では、ごまかされません。

その代わり、一つ一つの指導に込められた心意気や真心をしっかり受け止めてくれるのです。


いい加減な指導をしていたら、もう次は無いかも知れない。

1回1回の指導にかける、その覚悟や決心が、自分自身を育てていくのです。


これ、実は、公教育の方が厳しいはずです。

子どもや保護者の満足感や信頼を得られないのであれば、職を辞する、という覚悟で毎日の指導に当たる先生がいたら、まちがいなく、子どもの目は輝くはずです。

これは極論ですし、現実離れした考えです。

自分の心のありようとして、そういう気持ちをもつことは大切だと考えますが、それを外側から形式的に当てはめることはあってはならないと思います。


でも、その心意気は胸に秘めておくのが、指導者のあるべき姿だと、私は思いたい。


本物にはきっと子どもは応えてくれるし、そのことは必ず自分に返ってきます。


私の仕事は、やったらやっただけが、ダイレクトに手応えでも数字でも返ってきますが、公務員はなかなかそうは行きません。

公立の先生の中には、能力も理念も姿勢も実績も、私なんて足元に及ばない位すばらしい方と、現実にまったくやる気の無い方の、双方がいることも事実です。

「一期一会」 の感覚

無理なんですかね〜 そんな先生には・・

この辺りも、構造的に、なかなかむずかしい問題です。


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