あってもよいのではないか? 特別支援教育のセカンドオピニオン

 2009-02-18
発達面に課題のあるお子さんの成長のために、その学びや育ちの場を構成するのは、かなり高度な専門性と労力を要する内容です。

お子さんは日々成長をしています。

諸検査で出たデータやプロフィールは、重要な指標となりますが、それは限られた条件・統制された環境の中での客観的な数値であって、それですべての事が方向付けれれる絶対的なものではありません。

お子さんの行動面の課題一つにしても、それは現実の様々な環境の中で起こる出来事の一つであって、すべては関係性の中で起こる出来事です。

担任が変われば、関係も変わり、行動の内容も変化します。

そういった関係性の中でおこる様々な出来事が、子どもの特性(障害)のせいにされたり、問題がすり換えられてしまうことも、生活の中で絶対に無い事であるとは言えません。

それだけ特別支援教育の場の構成は、デリケートで、高度な内容であるといえます。


こうした学びの場の構成に、生涯子どもに寄り添って歩んできた保護者の意見は不可欠です。

私は指導の後、時間が許せば毎回、指導時間と同じくらいの保護者との連絡の時間をもっています。(とりたくてもとれないことも多いですが・・)

ここでヒントになること、気がつくこと、アイデアが浮かんだことは数知れません。

今の私があるのも、この保護者との連絡会のおかげと言ってもよいくらいです。


しかし、私でも、自信がなかったり、不安であったり、得意でない内容はたくさんあります。

だからこそ、私は断定的な言い方をせず、保護者と共に作る個別指導を標榜しているのです。

私の個別指導には、同業者も、同僚もいません。 だからこそ、パートナーは、お子さんの事を一番深く理解しているご家族の皆さんだと思っています。


学校の担任の先生にしても、保護者の方にしても、高度な部分・専門的な部分になると、迷うことも多いと思います。

支援級か、通常級か?

こんな判断に、絶対的な尺度は存在しません。

どちらの選択にも、光の部分と影の部分があります。


担当者にも、保護者にも、最終判断をしなければならない場面がやってきますが、その場合、支援級を進める方と、通常級を進める方の、双方の意見を聞いて判断すると、より深い判断ができるのではないかと思います。

こうした姿勢は、いわゆる専門家と呼ばれる先生方にも、ほしい内容です。

クスリの処方にしても、療育の内容にしても、ドクターや担当者によって温度は違います。

緊急性の高いこと、高度な専門的な内容については、医療にも、教育にもセカンドオピニオンは欲しいところです。


また、保護者側も、誰々先生の言ったことと、何々先生の言ったことが、微妙に違うことで、あまり不信感をもち過ぎないことです。

誰かに判断を丸投げするのではなく、重要な意見としてそれを聞き、最終判断は私が下す、というくらいの決意や覚悟も大切なことです。


特に、就学は、一時の選択だけでなく、選択後の内容の構成が重要です。

通常学級・交流学級の担任は、4月にならなければ分かりません。

この最も大切な条件をのけて、判断するのです。

その部分を想定しての、決断をするわけです。

教育は、とにかく人です。

場所ではないのです。


今判断に迷っているとしても、早々に現時点での判断をくださなければなりません。

そして、次の備えをせねばなりません。

可能な限り多面的な情報を整理し、決断し、次のステップを考えておく。


これまでの体験を通して、私はそうしたことが重要だと考えています。

お子さんのために、複数の方の意見を聞くのは大切なことだと思います。

そこから、運命の糸がつながることも、珍しいことではありませんから


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