双子のお子さんを同じクラスで担任して・・・
2008-03-16
小学校でのエピソードです。 今からもう数年以上前の話ですが,
一卵性の双子のお子さんを同じクラスで担任させていただいたことがあります。
学年1クラスの編成でしたので,
1年生から6年生まで,同じクラスにならざるをえない状況なわけです。
で,その二人の顔の区別がつかない・・・・
ところが,同じクラスの級友は,すべて区別できている。
「先生,J君はきつい顔で,K君は優しい顔でしょ」などと色々アドバイスをしてくれるのですが,
それでもわからない。
なので,この二人は,クラブとか委員会とかは,共謀して,時々入れ替わって行っていたようです。
そのうち,J君の顔に小さなほくろがあることに気づき,それで判断していましたが,
「それじゃあ,わかっとことにならない!」とK君に指摘されたのを覚えています。(確かに・・)
結局,1年間位,2人の顔の区別がつかないままでいました。
ところが,
ところが1年くらい過ぎたある日,二人の違いが,決定的にわかる日がやってきました。
それまで,わからなかったことが,本当に不思議なくらい,瞬間にはっきりわかったのです。
たしかに,J君はりりしい感じで,K君はやさしい感じ。
脳内の認知のサークルが,見事に繋がった瞬間なのでしょうか?
わかるとは,こういうことなんだなという貴重な体験です。
完全にわかってからは,一度もまちがえることはなく,2人が私を試すこともなくなりました。
でも,先生の中で2人の違いがわかった先生は,きっと6年間の小学校生活の中で,
私だけだと思います。
「何でこの子は,こんなことわからないの!」と,お子さんをしかったり,
もどかしく思われたことはありませんか?
こんなエピソードにも,大切なヒントがあるのかも知れません。
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