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我が子の育ちが遠く そして果てしないものに感じてしまう その時

 2009-01-28
確か、私が幼稚園の時でした。

幼稚園の園庭から、隣接されている小学校の運動場に目をやると、ちょうど小学生のお兄さん・お姉さんが音楽集会でリコーダーを演奏している最中でした。

幼稚園児だった私は、ジャングルジムのてっぺんからその様子を眺め、小学生の人って何てすごいんだろう、どうしてあんなに上手に楽器が演奏できるんだろう、ぼくには絶対できない、と強いあこかれをもってその様子を見つめていました。

実際に自分が小学生になると、「ソ」や「ラ」の音は誰でも簡単に出せ、練習すればそれはきっと、幼稚園の子に吹けたようなことかも知れない・・

でも、そのあこがれの気持ちは、齢50になろうかというこの年になるまで、ずっと心に残っているのであります。


自転車だって、乗れるようになってしまえば、どってことありません。

でも、それが乗れるようになるまでには、いろいろなドラマがあったはず。

不思議なもので、乗れるようになってそれが当たり前になると、その小さなドラマの一つ一つ、1ステップ1ステップを忘れちゃうものなんですよね。

自転車乗れない子のつまずきや苦労、理解するのもむずかしくなってしまう


みなさんは、一輪車に乗れますか?

私は、ある時、特訓して乗れるようになりました。

バックは出来ませんが、今でも宙乗り(=立ち乗り、手すりを持たずに自力で乗ること)くらいはちゃんと出来ます。

うちの保育園の5歳の子なら、ほとんど全員が乗れます。

体重を前にかける感覚さえつかめば、誰にだって乗れますが、きっと乗ったことのない皆さんにとっては、それは到底届きそうにない果てしない道程に見えているはず・・

読んでるあなた、絶対無理って、思ってるでしょ・・?


私が、英会話のNOVAに初めて行ったとき、7Bというレベルをいただきました。 中1程度の会話力です (笑)

その時にレベル4の人の記録を見せられ、ちょっとかんばればこの位なれますよ、と説明を受けましたが、そんなの無理って最初からおきらめていました。

レベル6とか、5の時は、同じレベルの人に全然付いていけず、あぶら汗、ダラダ流していました。

でも、私もいつの間にか、その時のレベル4まで上がっちゃいました。(NOVAの営業戦略もありますが・・)


うちの教室の太郎君、このごろ文字がとても上手になってきました。

1年前の文字とは比較すらできない急速な進歩です。

色々なことはやりましたが、どれがどれ、というように効果的な指導を抽出して特定することなんかできません。

一つ一つの事、様々な感覚が統合されての今があるわけです。

1年前には、遙か遙か遠くの、何も見えない道標の一つでした。


一つ峠を越えると、急に景色が変わることがあります。

たまたまそれがトンネルの中であったり、急な坂道の途中であったり、先の見えない竹やぶの中だったりするときだってあるでしょう。

もうこの道を抜け出せないのではないか?

他の子はどんどん先に進んでいるのに、自分の子どもは一生この暗闇の中かと絶望的になるときもあるでしょう。

でも、とりあえず、そのトンネルだけ、坂道だけ、竹やぶだけは、何とかして抜け出してみましょう。


見えない時は、確かに苦しいです。

でも、その足を、半歩でもいいから先に進めてみてください。

ゆっくりでいいから、歩みを止めないでください。

前に進んでいる限り、案外それは近くに来ているのかも知れません。


竹やぶを抜けたとたん、すばらしい景色が眼前に広がっていることだってあります。

とても無理だと思っていたことが、一つの成長をきっかけとして、一気に多面的に広がっていくこともあります。


絶対はありません。

でも、可能性を信じて進まない限り、道は決して開けません。


その道程は、みんな初めて旅路なのです。

見えていないからこそ、よけい苦しいものに感じるのです。

過ぎてしまえば、そうでもなかったということもたくさんあるはずです。


特に、特別支援教育にかかわるアプローチには、前例の無いことが多いと思います。

将来それが当たり前のようになっていくことであっても、初めての時には多くの困難が伴います。

見えないから、道が無いから、感じる苦労や負担も、何倍にも感じます。

ここは心の持ち方で、感じ方は全然変わってきます。

その信念が問われる場面でもあります。


私たちがみなさんと一緒に目指している方向は、10年後には当たり前になっていることかも知れません。

今は、なかなか理解されないことだってあるかも知れません。

先見えなくて絶望的な気分になったときでも、それが1歩あるいは半歩進んだだけで、展開が全く変わるときだってあります。


でも、進んでいく方向に、決して間違いはありません。

苦しい道程は、承知の上での旅路です。

それでも私は進みます。

今、苦しいと思っているあなた

さあ、元気を出してもう一度、私たちと一緒に歩んでいきませんか?

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コメント
10年後、あんな日もあったよねとみんなで笑い合えるよう
今をがんばりたいなあと思う親子です。

今の中学に出会った2年前、前例のない越境を実現化できた1年前、そして今、あっというまでしたが、本当にがんばってきてよかったなと思うことが多いです。
こうであったらいいなあと思う状況を皆の助けと本人の成長で実現できたきているかなと思います。

今、小学生や就学前のお子さんお持ちのお母さんたちはきっと不安も大きいことかと思います。
でも、真摯に丁寧に毎日に向き合って行けば
「子供の夢はかなうんだ」ということがきっと実感できます。

その日のためにSHINOBU先生のような方が全国にきっとがんばっていらっしゃる、そう思います。

【2009/01/28 18:50】 | 双子の母 #PNOQ3fDM | [edit]
双子の母さんの後に、道はできています。

それが見えないときは、苦しいはず。

支え合いは、そんなときにこそ必要なのだと思います。

後に続く我々は、その大切な営みをより確かなものにしていく役割が大切になっていきます。

私自身は今、その営みこそが、私の生きている証そのもだと思っています。

一度もお会いしたことはないけれど、双子の母さんも、私にとって欠くことの出来ない大切な存在です。
【2009/01/28 21:00】 | SHINOBU #- | [edit]












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