ある母の成長記録が 我が子の育ちに与えた 大きな力
2009-01-08
下の画像は、あるお母さんが私に送ってくださった成長記録の一部です。今回、私にお子さんのことを伝えたい、ということで、多大な時間と労力をかけて、これまでに作成されたものに加筆・修正して送ってくださったものです。
プライバシーのことがありますので、その概略をお伝えできるよう、一部のみを公開させていただきました。




知るということ、理解すると言うことは、大きな前進でありエネルギーとなっていきますが、知らないということ、伝わらないということは、誤解を生み、偏見・差別など大きなマイナスの要素となってしまいます。
どうして理解してもらえないのか?
なぜ、こんなことさえ、わかってもらえないのか?
現実に、多く見かける出来事です。
悲しくも、厳しい困難がそこに横たわっています。
このお母さんの成長記録を見ると、そこに流れている圧倒的な母の願いを感じ取ることができます。
直接言語化して整理されている内容もあれば、非言語的なメッセージを体で感じ取れる部分もあります。
これを手に取ると、口先だけの、その場限りの、自分だけの都合による判断が、とても恥ずかしいものであるかのように感じてしまいます。
なぜなら、ここにはかけがえのない大切な一人の子どもの真摯な成長と生き様、そして、それを育むご家族の、熱く、そして深い愛情を、そこに感じ取れるからです。
厳しい現実を嘆くだけでなく、恨むだけでなく、前向きにそこを打ち抜いていこうとする、清新で凛とした姿勢を感じ取ることができます。
思いを伝えるため、ちゃんとわかっていただくために、こういう方法だってあるのだと思いました。
少なくとも私には、このお母さんの気持ちに応えないでやり過ごすなんてことは、できません。
こうしたことが、お子さんを取りまく環境の改善に、インパクトを与えないわけがありません。
このお母さんは、何百キロも離れた私のところに相談に来たいと伝えてくれました。
たまたま私が、そのお母さんの地域の近くにいく用がありましたので、その機会を利用して近々お会いすることになりました。
私の結婚式の時、神父様(教え子のお父さんでした)が、こうおっしゃいました。
愛は抱いているだけでは、だめです
それを表現し、相手に届いてこそ、それは愛という名にふさわしいものとなるのです
うろ覚えなので、細かい表現はでたらめだと思いますが、私は、伝える努力の尊さを、この成長記録から、改めて感じることができたのでした。

↑どうかランキングも見てやってください。はげみになりますので,ご協力よろしくお願いします。