書字改善の未来を拓くか? 「十の画べえ」

 2008-12-25
この1年間、書字改善のために様々な取り組みをしてきました。

その中で、視覚認知が苦手な継次処理系の子どもには、パーツに分解して順に提示する方法や「 縦・かぎ・縦・横・横=田 」 のような言語プロンプトも有効なことが分かってきました。

また、ホワイトボードや粘土、あるいは半紙1枚1文字を大きく書いたり、空書させたりする、いわゆるマルチセンソリーな方法も有効であることもわかってきました。

ならば、こうした手法を、子どものモチベーションを高めながら、楽しく継続して取り組ませる方法はないかと考え、今回いくつかの教材を購入しました。

その中で、今回ご紹介するのは、漢字組みたてパズルセット 「十の画べえ」 太郎次郎社 1835円です。 (右の愛読書のコーナーでも紹介しています→)


DSC00812.jpg
試しに まず 「永」 の字を作ってみました。


DSC00813.jpg
赤=たてせん 青=よこせん 黄=ななめせん  です。


DSC00815.jpg
緑=かくかぎ  ピンク=てかぎ です。



DSC00816.jpg
オレンジ=ななめかぎ 紫=つりばり 茶=点 水色=くのじ 灰色=あひる です。


以前、小学校で書写の指導をしていたときに、こうした自作のパーツで組み合わせると、子どもが飛びついて来た経験があり、粘土ではなくて、こうしたパーツを作らなければなあ〜、と思っていた所へ、あるものですねえ〜 ちゃんと研究・整理して商品化してくれています。 おまけに解説書まで付き、特許出願中ではないですか


これ、まちがいなく花子ちゃん・イチロー君・しゅう太君には有効です。

今回いいネタ仕入れました。 後は、お客様の味覚に合わせて、どう味付けをしていくか? シェフの腕の見せ所です。

まず、パーツがあまりにも多いですからね。 この中からいかに厳選して、最小限でたくさんの漢字を作らせるか、そこが第一の調理法です。

それといつもながらのスモールステップと即時強化、そして学習の最近接領域の構成と評価となります。

以前に開発した自作の書字系統プリントとのコラボも楽しみです〜

こうした研究は楽しいですね!

書字苦手なお友達は、ぜひSHHINOBU先生の所においで、

楽しく勉強して、いつの間にか上手に字が書けるようになるかも知れないよ。

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コメント
こんばんは、最近先生のブログに出会いいつも元気をもらっています。ありがとうございます。先月、小一の息子に精神発達遅滞と診断を受け、これから先どのように勉強教えて行こうか迷っています。一年の遅れって言われましたが…努力すれば大丈夫なんでしょうか勉強が大嫌いで悪戦苦闘しております。先生の住んでいる所が近ければ、今すぐ飛んで行きたいです。遠い沖縄からいつも思っています。沖縄にも先生のような方がいらっしゃるといいんですけど…私自身まだ信じられなくて、来年別の病院を受診しょうと思っています。納得した上で息子にあった勉強方法や支援を考えて行けたらと思っています。どうか何も分からない私にアドバイスヨロシクお願い致します。 先生のブログにはいつも励まされ勇気をもらっています。ありがとうございます。

【2008/12/25 21:57】 | ハイビスカス #- | [edit]
ハイビスカスさんへ

はるばる沖縄から、ありがとうございます。

診断のこと、心に重くのしかかって来たのではないでしょうか?

診断は、何か改善されたり、進歩に結びついたりするための手段なので、そうならない診断は、きれいさっぱり捨て去りましょう。 診断があっても、なくても、息子さんが息子さんでいることに、何の変わりもないわけですから。

苦しいでしょうけど、少しでも、診断を、本当のお子さんの成長や幸せに向き合うめのきっかけとして、前向きに受け止めることができればよいのですが・・

人と比べる発想ではなくて、ありのままのお子さんを受け入れ、ゆっくりだけど無限の可能性を信じて、ていねいにかかわっていくことが、私は大切だと思っています。

これからも、ご一緒に歩んでいくことができればうれしいです。

どうぞよろしくお願いします。
【2008/12/26 09:48】 | SHINOBU #- | [edit]
そうなんです。
漢字を言語化することで覚えられるようになった子がいます。
言語化することって大切なんですね・・・。
困り感のS先生も話しておられました。

SHINOBU先生のネタはさすがです。
十の画べえのようなすばらしい教材を探し出すのですから。

これからもご指導よろしくお願いします。
【2008/12/27 00:21】 | そよ風 #- | [edit]
そよ風さんへ

ご無沙汰です。 寒くなりましたね。

こうしたことは、子どもに寄り添ってこそ、見えて来る物なのではないでしょうか?

言語化という一つの方法も、ただ言語化すればいいということではなく、言語化というアプローチを通して、子どもとパイプがつながった、ということではないでしょうか?

リアルな指導の場で、数値ではなく、子どもの温度を感じ取った時にこそ、こうした教材の価値が見えてくるというもでしょう。

そよ風さんの、言語化のアプローチも、ぜひお聞かせいただきたいと思うのであります。
【2008/12/27 05:54】 | SHINOBU #- | [edit]












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