FC2ブログ
 

保護者として 学校対応への困難さにくじけない方法 (たった一つのアクションが運命を変える・・)

 2008-11-27
皆さんは、お子さんのことで、直接学校側にお願いをしに行ったことがありますか?

私は何人かのお母さん方から日々ご相談を伺っていますが、そこに費やすエネルギーは相当なものだと感じているところです。

一般的な話なら、「ハイハイ分かりました」 「今後配慮してきます」 「今後気を付けていきます」 という感じで済みますが、具体的な生活や学習のこと、例えば個別指導をどんな形で進めるとか、内容をこういった形でお願いしたいとか、支援員さんのサポートはこんな形でお願いしたいとか、そういう具体的な内容のすりあわせになると、そう簡単には思っていることが相手には伝わっていきません。

これまで、信頼していた、良い先生だと思っていた先生が、こうした具体論になると、何でこんなこともわかってもらえないのだろうと、思い切り株が下がったりするようなこともあれば、逆に、冷たいと思っていた先生が、こういう具体的な話になると、とてもたのもしくしっかりした対応をしてくださり、そのことを契機に心が通じ合ったようなケースも知っています。

言ったことがすぐに響くような担任の先生であれば幸せなことですが、そうでない場合には、校長先生などに言うしかない時もあり、そこには相当なエネルギーを必要とします。

この校長先生も、全くの石頭であったり、調子の良すぎる先生だったりすると、どっと疲れが吹き出してしまいます。

うまくいけば苦労も報われるという物ですが、何度言っても同じ事の繰り返しだったりすると、もうどうしていいかわからなくなったり、絶望的な気持ちになったりするときもあります。

こんなときに、ご主人であるとか、ご家族であるとか、身近にそのことを共有できる方がいれば、またそこで気を取り直して、もう一度立ち直ることも出来ますが、そうでない場合は、自分一人でそのすべての責任を背負わせれたような気持ちになり、絶望的で身動きできなきくなったりするケースもあるようです。


全く迷惑な話で、巷で言う「モンスターペアレンツ」という言葉や存在が、それとなく重くのしかかってくることもあえります。 最低限な切なる願いが、こんな理不尽な言葉にすり替えられたりすれば、本当に目も当てられません。

時々学校の先生からのご相談もいただきますが、私から見ると、理念・力量ともトップクラスで、これほど優秀な先生はいないという程の方が、どう考えてもメチャクチャな方の要求に、やる気と才能が無惨に押しつぶされているケースもありました。

学校側の痛手も大きいですが、他の保護者の方にも、結果として相当深く、厳しいダメージを与えることになります。


でも、そうかといって、あきらめられることと、あきらめてはいけないことがあります。

どんなに険しい道のりであろうが、どんなに厳しい現実を突きつけられていようが、それでも前へ進まなくてはならないときもあります。

先輩のお母さん方で、そこを乗りこえて、やっとの思いで、お子さんに添った環境を創造された方々がたくさんいます。

目指すべきは、親としてすべきことに、真心をこめて、ていねいに取り組んでいく自分の姿です。

しかし、そこに、心の支えは絶対に必要です。 希望の光こそが大切です。 ここに人と人とのつながりや、支え合いは不可欠です。 


そのための工夫も重要です。

まずは、アクションを起こしましょう。 まず、一番身近で信頼できる人に相談しましょう。 力になりそうな方を紹介してもらいましょう。 親の会などにも参加してみましょう。 隣に座った人に勇気を出して声を掛けてみましょう。 

たった一つのメールから、 たった一本の電話から、 たった1回の出会いから、 運命の歯車が大きく動き出すのが、人生というものです。

あの日、あの時、あの場所で、先生に出会えてなかったら・・

私の所に来てくださるお母さん方の多くは、そんなふうに言ってくださいます。 そんなドラマは日常的に起こっています。

まずは、たった一つのアクションから・・

そこに意思のある限り、運命の歯車は大きく動いていくのです。

決して、決して、あきらめないでいて欲しいと願っています。

FC2ブログランキング


↑どうかランキングも見てやってください。はげみになりますので,ご協力よろしくお願いします。


コメント
SHINOBU先生、こんばんは。
毎回、大きく頷きながら読みました。
諦めないこと、希望を捨てないこと・・・
わかっていても辛くなってしまうときもあって。
こちらに伺うたびに勇気をいただいてます。

たった一つのアクションから・・・
ほんとにそうですね。
たった一言で信頼が崩れてしまうこともあれば
一言から始まることもあるのですね。

私も行動を起こしていきたいと思います。


【2008/11/28 00:43】 | 祐 #- | [edit]
双子の母

アクションを起こすための心の強さ。
大変なものです。
そのことを関係者のみなさんはぜひおもいやってほしいです。

朽ち果てそうな親子の気持ち・・。
私は卒業した小学校でピアサポートおよび学校との気持ちの橋渡し支援のための会を1年前からはじめました。

今年のLD学会の命題・・「クリニックからクラスルームへ」
たしかに診断名の一人歩きの回避や、日常での支援の実現はとても大切なことです。

しかし、現状の教育現場で「専門家」の関与なしにどれだけ、長期的視点にたった支援が可能か教育者の皆さんは自信がおありなのでしょうか

我が家はクラスルームからはじめましたが埒が明かず、とても傷つき「クリニック」「専門機関」にたどりついてようやく納得できる対応に出会いました。

そして、これら「民間」の専門機関の方たちの連携があってはじめて、クラスルームでの支援の可能性が開けた(というか一気にモデルケース扱いとなった)状況です。

角がたつ言い方かもしれませんが、認知発達の把握や困り度の具体的内容、程度は継続的な観察をしている親が一番よく知っています。また、総論的、長期的な計画は「専門家」のかたが詳しい。学校の先生は「普通に教えるプロ」ですので、認知の偏りのある子供たちのプロではありません。でも「教える」ことはプロです。すべてのデータがそろい、自分の中で「子供に対するの納得」がいけば「すばらしい対応」をしてくださるのも事実です。

「こどもを真ん中に」すべての関係者が関わり、子供を支援し続ける環境設定。そのためには、みなが死力をつくし、エゴをすて専門家としての本当の意味での「プライド」をかけて仕事をしてほしいと思います。

そして、親はその生涯コーディネーターとして一番大変な負荷のかかる役目を負っていくのだと私は考えています。
【2008/11/28 08:07】 | 双子の母 #PNOQ3fDM | [edit]
学校との交渉には凄まじいパワーを必要とします。また、最悪の場合を考えてある程度の覚悟も必要と思います。

現段階ではうちは功を奏した事例でしょう。ただ、これも第一ステージをクリアしたに過ぎないかと。きっとまたいつか環境の変化(進級、入学等も)や発達過程に応じて、第二ステージ、第三ステージ・・・とやってくるのでしょうね。ゲームじゃないですけど、、(笑)

確かに「学校との交渉」なのですが、私個人としては「お手伝いをしていただけませんか」「学校の得意な部分で力を貸してください」というスタンスです。
なので親として出来ることとして、関係する先生方に限定してですが、認知特性の偏りやそれによる困り感、場面、教科に応じた個の対応等を書き留めたアセスメントシートのようなものを作成してお渡ししております。(急ぎ作成したので内容が拙いような気がして、そろそろ第二版を発行しようかと思ったりしてますが、、。)

これからも出来ることを地道にやっていくだけですね。いつか花咲くことを信じて!


【2008/11/28 10:27】 | ごまたろう #- | [edit]
祐さんへ

祐さんのご苦労は、ブログで拝見させていただいております。

真剣に向き合っておられるからこそ、ボロボロに心が痛んでしまうこともあります。

そんな時、言いようのない孤独感・孤立感がおそってくることもあります。

このブログに来られたこと・コメントをしてくださったことも、大切なアクションの一つじゃありませんか?

決して一人ではありませんよ。

何もできないかも知れませんが、できれば共に歩むメンバーの一人に加えていただければと思います。
【2008/11/28 11:56】 | SHINOBU #- | [edit]
双子の母さんへ

またまた本質をえぐるコメントで、胸のすく思いです。

医療・教育・家庭の、連携の中身の色分けを、明確に示唆してくださいました。

それぞれの機関でしかできないことを明確にして、ベクトルを焦点化していくことです。 どこがいいとか・悪いとか、そのレベルの話ではないはずです。

生涯コーディネーターについては、現時点では親がやるしかないのですが、せめてここのサポートはもう少し何とかなりませんか、ということで始めたのが私の活動の原点です。

目指す方向、モデルを示してくださったことは、大きな励みになります。

その大きな負荷を、どこかどう分担していけばよいのか? それも大きな課題の一つとして明確になってきましたね。
【2008/11/28 12:17】 | SHINOBU #- | [edit]
ごまたろうさんへ

子どもの認知特性を一番知っているのは、親なのですが、これ、学校現場としては少し情けない話ですよね。

どっちが教育のプロなのか・・?

せめて出発点はそこであったとしても、一定の時期が来たら、ぜひ教育の主体者としてのプライドを見せてもらいたいものです。

ただ、私が個別指導を進める際にも、保護者の情報・データは極めて貴重です。例えば、血の通った、内容のあるアセスメントシートのようなものは、どれだけ指導の組み立てに有効であるか、はかり知れません。

こうした形で歯車がかみ合えば、1+1が2になったり、3になったりします。 内容連携の中身の一つです。

こうして大きな形となる成果に結びつけられたごまたろうさんですが、ここまでくるには、凄まじいパワーを必要としたわけです。

きっと後に続く方に、勇気と希望を与えたことでしょう。 

さらに連携の中身や方法・手順のモデルをこれから世に示していくことも、私たちの大切な役割なのだと思います。
【2008/11/28 12:36】 | SHINOBU #- | [edit]












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://shinobu1.blog117.fc2.com/tb.php/358-d46a5e3c
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫