悲惨な公立小学校の話
2008-03-09
とても残念なことですが,実際の教育現場の話です。週末に,現職のある小学校の先生お二人と,飲みに行きました。一人は通常学級の担任,もう一人は特別支援学級の担任です。お二人とも,すばらしい教育実践をされている方で,子どもたちからの信頼も厚く,まさにSupet Teacherレベルの方だと思っています。
普段は,愚痴なんか言うような先生ではないのですが,この日の話は悲惨でした。
要は,とんでもない先生が一人いて,校長も教育委員会も組合も議員も,何もできず,悲惨な教育が行われているのに,何もできずにいるということなのです。まさに,開き直って,やりたい放題・・・・
教育委員会というところは,弱い立場の人には,権力をふりかざし高圧的ですが,このタイプの対応力は最悪です。だれも貧乏くじ引こうとはしませんから。尊敬できるすばらしい教育実践をされている先生をたくさん知っていますが,教育委員会の担当は,ただの雇われ職員で,命をかけて責任をとる私立の経営者と比べると,覚悟も決意も差は明らかです。
議員さんも組合も,その人が組合員だと,もうそれだけで何もできていない。もろいものです。かわいそうなのは,子どもや保護者です。おそろしいので,ただ身を縮めて,じっとがまんしている・・・・・・
社保庁にしても防衛省にしても警察にしても,こんな構造なのではないでしょうか?正義感のある人,熱意のある人ほど,どんどん傷ついていく。教員もそうです。神経の図太い人でなければ,生き残れません。
その点私立は違いますよ。経営には,命をかけていますから。何十人という職員とその家族の生活もかかっていますから。こんな職員がいたら,裁判になろうが何になろうが,1分たりとも子どもの前には立たせません。十分な調査はしますが,事実であれば,即,厳正に対処しますよ。(と,言うか採用しません。最初から)
今,日本の政治が諸外国の笑いものになっています。(日本人の誇り高き民族性はどこにいったのでしょう?)JRも,国鉄時代は横柄な態度の職員,ごろごろいましたよね(笑)
公立の校長先生も,大変ですよ。校長になりたければ,教育委員会に身も心も捧げなければ,ならせてもらえませんから。人事権もなく,教育委員会の人事担当に,「おまえはこのメンバーでやれ」といわれれば,「はい」と言うのが原則ですから。こんな巨大組織で,保護者ニーズに寄り添ったきめ細やかな教育サービスの実施は,構造的に不可能です。
人事権も予算執行権もなく,職員を選ぶこともできない,止めさせることもできない。枠はがちがちにかためられて,自由の余地はほとんどない。まるで,雇われ店長?
昔は,名物校長,大校長と呼ばれる人もたくさんいたけど,今はなかなかそれもできにくいのでしょうか?
沈みゆく巨大戦艦「公教育」。教育も任せきりの時代ではありません。


![自閉症教育の実践研究 2008年 05月号 [雑誌]](http://images.amazon.com/images/P/B0017LIL8O.09.MZZZZZZZ.jpg)









