特別支援教育における人間関係論的アプローチ

 2008-10-25
本日、大阪市総合医療センターさくらホールで、人間関係論的アプローチ研究会・第3回特別支援教育を考えるセミナーが行われ、本年度から私も仲間に加えていただきました。

今日午前中は、保育園の運動会→すぐに大阪(セミナー)→日曜日12時には地域のイベント(岡山)となり、強行日程でからりきわどいところとなっています。

日程やスタッフは以下のようになっています。 このブログで私がお伝えしている内容について、全国各地で実践をしているメンバーです。 前回250人でしたが、今回は300人以上が確実な状況だそうです。

きっと、みなさんにお伝えできる何かをつかんで帰ってこれると思います。

もし、このブログをご覧の方で参加された方がいましたら、コメントなどいただけるとうれしいです。




第3回特別支援教育を考えるセミナーの開催にあたって

特別支援教育を考えるセミナーは今年で3回目を迎えます。昨年は250 名のお申し込みをいただきました。今年も多くの方々のお力添えをちょうだいして大阪の地で開催いたします。
関係の中で子どもを理解しようとする態度、子どもの障害特性にとらわれすぎないかかわり方の工夫、子どもの内面に寄り添える支援のあり方を、私たちは大切にしてきました。第1 回のテーマは、「切る保育・教育ではなくつなぐ保育・教育の提案」、2 回目は「子どもを見つめる目自分を見つめる目その間にあるもの」、そして今年は、さらに具体的な提案を意識しながら「ハート&ハード方法に思いをのせて」としました。ユニークな支援の方法は、子どもの内面に働きかける気持ちがあってこそ、はじめて息づいてくるものです。そして、人が人とつながることの意味、すなわち、「個が生きる」つながりを意識した特別支援教育を柱に掲げていきたいと思っております。
ご多忙の日々の中で、短いひとときではありますが、ホッと一息ついて、子どもや自分自身のことをみつめられる場となりますことを願っております。

                             2008 年10 月1 日実行委員長堅田利明

◇ 日時平成20年10月25日(土) 13:15~17:40
◇ 場所大阪市総合医療センターさくらホール
◇ 参加費無料 資料代1000円

◇ 日程10月25日(土)
12:30~13:15 受付
13:15~13:25 開会挨拶実行委員長堅田利明
13:25~13:40 基調報告「セミナーの経過」

山口県周南市立徳山小学校古谷充
提案の前に、セミナーがどのような思いで始まり、過去2回のセミナーで何を伝えようとしたのかを振り返り、簡単に整理してみます。参加された皆さんに、それぞれの提案をより深くとらえていただく手がかりとしていただければと思います。

13:40~15:15

提案1 「友だちがつながるためにできること」

岡山県津山市立西小学校 吉田英生

発達障害がある子どもへの指導・支援では、本人の特性を知り、それに応じた対応が大切です。同時に個に対する対応ばかりではなく、周りの子どもがその子どもをどう見ているかとか、クラスの一員としてどんなつながりをつくっていくのかといった点に指導者が目を向けると、適切なかかわりや支援が友だち同士にもみられるようになります。「障害のあるなしにかかわらず、どの子どもにも適切な指導と必要な支援は大切である」という指導者の意識の延長線上に関係作りはあります。友だちがつながるために取り組む障害理解の実践についてお話したいと思います。

提案2 「発達検査、知能検査を通じて子どもたちに伝えたいこと」

発達支援センターくさぶえ相談支援専門員(言語聴覚士) 永井智樹

発達相談では、どんなことが得意・苦手な子どもさんなのかを探り、支援の手がかりを考えるために、よく知能・発達検査を用います。親御さんや保育所・幼稚園・学校からの依頼で行うのですが、実はその子自身も「どうせみんなよりできない‥」「なんでぼく(わたし)ばっかり叱られるの」などと感じていることが多いようです。
検査結果から障害のタイプ分けやレッテルを貼ることが目的なのではなく、検査を通じて「きみの周りには、禁止や否定ばかりする人だけでなく、理解しようとする人もいるんだよ」ということを伝えられたらと思っています。

<休憩>

15:30~16:30

提案3 「親と子のつながりを支援することの意味」

大阪市立総合医療センター小児言語科 堅田利明

気持ちに寄り添ってもらえていると感じたとき、話をじっくり聴いてもらえていると感じたとき、人は、「大切にされている」「認めてもらえている」といった実感を持つことができます。これは、子どもだけではなく親も同じこと。
子どもの気持ちをどれだけ想像しながら理解していけるか。同様に、親の気持ちにどれくらい寄り添うことが出来るか。聴き手としての心構えや具体的な方法についてご一緒に考えていきましょう。

提案4 「子どもの発達を支える学校・園の役割と、保護者とのパートナーシップ」

岡山市白ゆり保育園副園長 石原忍

子どもを真ん中に置いて、保護者と学校・園が相互に信頼し合い、手を取り合う。あるべき姿はここにあります。しかし、現実場面では、複雑な要因が様々に絡み合っており、真剣に向き合えば向き合うほど、連携の難しさも浮きたってしまいます。今では保護者向けに家庭内での子どもへのアプローチ方法や学校・園との連携方法についても広く紹介されるようになってきました。
しかし、単に技術やスキルと言うことだけではなく、保護者や学校・園がどのような思いを載せて取り組むか、そこの部分が重要になってきます。子どもの発達・成長・幸せにとって、保護者と学校・園のパートナーシップは、なくてはならないものです。今回、そのあり方について、ぜひ皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

16:30~17:30
 
まとめ「ハート&ハート『一緒』に進み『一緒』に考えるということ」

岡山県教育庁指導課 青山新吾

先日起きた悲しい事件。様々な事情の中で生じた事件なのだと想像します。そこから僕たちが学ぶべきキーワード、それを僕は『一緒』だと考えています。
『一緒』に考える。『一緒』に進む。『一緒』に怒る。『一緒』に笑う等。
これらを大切にした特別支援教育を考える時、そこに2 つのことばが必要なのではないかと考えるのです。1 つは、心意気を表す日本語。ハートです。そしてもう1 つは、心意気を型に表した日本語。具体的にどうしたら良いのかをことばにしたもの。ハードです。型=ハードを支える心意気を大切にことばにしながら、特別支援教育を作っていきたいです。今回は、具体的なお話を通して、このテーマを一緒に考えていけたらと思っています。

17:30 閉会

※ 片岡一公 (岡山県総合教育センター)  久保山茂樹(国立特別支援教育総合研究所)
   (当日、都合により欠席) 



みんなそれぞれの地域で活躍されている、子どもとご家族に寄り添ったすばらしい実践者です。 

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