行動の改善を目指した 長所活用型のアプローチ
2008-10-12
行動面で支援が必要なお子さんの場合、理解とアプローチの計画性がない場合には、ほっておくと、自然、短所矯正のかかわりになってしまいます。とにかく短所のところばかり目立って、何かあったら、いちいち注意ばっかりするようになります。
こうなるともう、いつもそういう目でその子を見るようになり、子どもの見方がフェアでなくなり、そのことにより自己イメージが低下し、不適応行動が増えていきます。
行動面でのデススパイラルに陥るわけです。
こう指摘すると、じゃあ一切注意はできないのか? と、感じる方がいるかもしrませんが、そういうことではありません。
自分のスタイルに、長所活用のスタンスを取り入れたほうが、結果、うまく行きますよ、と申し上げたいのです。
短所矯正は、即効性はあっても、本質的には育てる営みではありません。
何か気になる行動があったら、注意しなければいけないことも多いですが、その一方で、どうやったらプラス回転でほめる展開に持ち込めるか、そこを攻める発想と計画性を大切にしてほしいと思うのです。
可能であれば、そこをあえてスルーして、次回に備えることできませんか?
多少の分析や仮説みたいなものが必要だと思いますが、作戦を考えて攻める営みには、育てるという魅力と可能性があります。
そして何より、長期的に見ると、子どもの自己イメージの向上が、行動改善のための決定的な要素になると考えています。
お母さんにも、それぞれの先生方にもスタイルというものがあります。 それは長年かけて培ったものですから、それこそ自分の短所を矯正しようとするのではなくて、自分のスタイルにこの発想を取り入れてほしいと思うのです。
お子さんの行動面で、心を痛めることも多いのではないかと思います。 でも、そこをあえてポジティブに攻める明るさと元気を取り戻してほしいと願っています。
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