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子どもの育ちと学びのリソース (就学に向けて上手に資源を活用していく姿勢)

 2008-10-07
来年度入学・進学を控えたご家庭では、就学のことについて、かなり具体的な段階に差し掛かっていることだと思います。

きのうカナダ出身の英語の先生と、少し日本の教育システムのことについて立ち話をする機会がありました。

私の英語力はビギナーレベルなので、もしかしたら大きな勘違いをしているかもしれませんが、こと特殊教育の分野については、カナダと比べてもかなり遅れているような気がしました。

子どものニーズにあったプログラムを実施できる機関を見つけるのは、容易なことではありません。

志をもってアメリカに行き、大学院でABAを学んで帰っても、日本の教育現場で受け入れられない人もいるんです、と伝えたら、それはわかる、と彼は答えていました。


私は公立小学校に長くいましたし、日本の初等教育に誇りをもっていましたが、確かに柔軟性という点からは、どうかなと思う面が山ほどありました。

既定路線を充実していくのにはよいですが、変革には向かない構造になっています。

予算・人事など、校長の権限も限定的です。 


私の保育園は、私立認可保育園ですが、その辺はかなり思い切ったことができます。

例えば、先ほどのカナダの先生も、毎週月曜日には、半日子どもたちのレッスンに来てくれます。毎回、プロとしてのすばらしいレッスンをしてくれます。公立の小学校の時には、英語教育の推進という割りには、ネイティブの先生はたまに来る程度でした。

我が保育園のウリである音体指導は、これぞと思う先生を定期的に大阪から岡山まで呼んで、子どもそして先生もみっちり指導を受けます。

硬筆やプール指導も、専任の外部講師を招いて指導を受けます。


地域の公立小学校の校長先生が来たとき、「どこにそんなお金があるのですか?」と質問されましたが、答えは簡単です。

例えば、公立で30人の職員がする内容の仕事があったら、それを全職員で分担し、効率化・システム化を図れば29人の職員ですることは可能です。

とすれば、年間何百万円というコストが削減できます。 それだけあったら、外部講師を招いても十分採算がとれるし、何よりも、経営の命である保育の質の向上に、有効に活用できます。 こうした外部資源を利用することで、結果的には、職員の連携や士気の向上→レベルアップという目に見えない効果も生まれます。

しかし、公立小学校の校長が、こういう事をするのは、構造的にかなりむずかしいのではないでしょうか?


昨日、親しくしているお墓屋さんにいろいろお話を伺いました。 人の弱みにつけ込んだ霊感悪徳業者のリアルな事実を聞きました。(このお墓屋さんは優良石材店です)

特別支援業界にも、すこしずつではありますが、民間も参入してきました。

先日ミカさんから、交通費を数家族で負担して、東京から北海道に指導に来る言語聴覚士の先生の先生の情報を教えてもらいましたが、こういう工夫もあります。

逆に、大きい声では言えませんが、どう考えても悪徳っぽい先生の情報も耳に入ってきます。


当然、時間的・経済的な制約があります。

限られた中で、公立以外の教育的なリソース(資源)はないか、もう一度調べてみることも大切ではないでしょうか? 大学の附属の発達支援センターなどもあるかも知れません。

一般の小学校ではできない、自分の子にあった価値のあるサービスを提供している所があるかも知れません。

それによって、就学自体のあり方が、大きく変わった事例もあるわけです。

悪徳業者にだまされてはいけませんが、さまざまな可能性を探ることも、就学にかかわる保護者の自己決定の、ひとつの重要な要素になると思います。



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