技術を超えて、家族のサポートが子どもを変える (友里ちゃんの運動会での輝き)

 2008-09-30
先週の日曜日に、友里ちゃんの運動会を見に行ってきました。

どちらかと言えば、余り運動が得意ではないタイプの友里ちゃんですが、私が運動会に行くことを、とても楽しみにしてくれていたようです。

友里ちゃんの学校に着くと、お父さん・お母さん・双方のおじいちゃん・おばあちゃん・妹さん・それにお母さんの妹さんも来られていました。

入場するゲートの下で、はじめてご家族の方とお会いしましたが、まずもってここでご家族の方とお会いできて本当によかったと思いました。


ご家族の皆さんは、どの方も優しく、笑顔の素敵な方ばかりでした。 このご家族の皆さんの期待や願いには、ぜひとも応えていかなければならないという思いを、一層深くしました。


私は、午前中の種目の、リレーと表現運動を拝見しました。

私の目から見ても、友里ちゃんが精一杯取り組んでいることが、ダイレクトに伝わってきました。


きっと、モチベーションMAXの状態ではなかったでしょうか?

どんなに小手先の技術的なことに取り組んだとしても、きっと今回のリレーの友里ちゃんの走りを超えることはできなかったと思います。

ここのモチベーションがあればこそ、それぞれのテクニカルなサポートが生かされていくるのだと考えています。

この日、お母さんからいただいたメールは、次のような内容でした。




本日はお忙しい中、友里の運動会に来てくださってありがとうございました。運動会まで来てくださるSHINOBU先生の温かさにパパもおばあちゃんたちも感動していました!

友里も見たことないぐらいリレー速かったです。頑張っていました。SHINOBU先生パワーは足まで速くなるのですね?驚きです(笑) 友里も私も元気になれる一日でした。ありがとうございました。




何もこれは、リレーに限ったことではありませんよね。 ここのエネルギーがあってこその、認知特性であり、指導技術なのだと思っています。

10月25日のセミナーでは、技術的なこと、いわゆる方法論に、どんな思いを載せていくことが大切であるかを、それぞれの先生方が、それぞれの角度から提案し、発信していこうということになっています

私はただ単に友里ちゃんの応援に来ただけで、それ以上のことは何も求めていなかったのですが、もしかしたら、こういうところに、子どもの学びや育ちの大切な部分が潜んでいるのかも知れません。


私は、応用行動分析や積極的行動支援(PBS)を理論のベースとして、指導を組み立てています。

しかし、この方法論だけで、現実の子どもをすべてさばくことはできない。 感性といってはそれまでだけど、そういった方法論に、この日の運動会のできごとのような思いをどのように載せていくか、それは、今の日本の特別支援教育の大きな課題だと思っています。


この日寒く、バイクで友里ちゃんの学校までいくのは、少し大変でした。

行く前には、何の効果を期待していたわけではないこのことが、行った後では、とても大切な宝物になって返ってくる。

たまに、こういうことがあるからやめられません。


友里ちゃんのお母さんは、ネットでこのブログを見つけ、ご相談にこられました。

なるほど、こういうご家族の方に囲まれているのだなと、納得してしまいました。

こうした人と人とのつながりが、結果として、友里ちゃんの成長をサポートしているのだな、と感じた一日なのでありました。 やる気とは、人とのつながりの中から、育つものかも知れません。

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コメント
友里ちゃんも、友里ちゃんのご家族も、SHINOBU先生が来てくれて、とても嬉しかったでしょうね!先生が、そうやって、毎日体当たりで子供に関わる姿勢が、子供やご家族の大きな支えになっているのだと思います。

ところで、唐突な話題なのですが、先生は電話でのレッスンはされないのですか?今日、私のブログで、数ヶ月に1度受けている、言語聴覚士の先生の電話レッスンのことを書いていて、ふと、SHINOBU先生のことが頭に浮かんだので・・(突然すみません)。

直接、SHINOBU先生の指導を受けられるのは、先生の教室に近い所に住む、ごく限られた子供たちだけど、電話で、ママに宿題を出し、その取り組み方を指導し、ママから進行状況や子供の様子を聞き、次の課題とアドバイスを出す、というスタイルなら、先生の指導を受けたいと思っている遠方の方々でも、指導を受けられるのかな?と、ふと思ったので(もちろん、指導の最初や、その後も数ヶ月に1度は、直接、子供と会う必要があるかとは思いますが)。

本当に唐突なことを申し上げて、お気を悪くされたら申し訳ありません。
【2008/09/30 15:30】 | ミカ #- | [edit]
ミカさんへ

早速、ミカさんのブログで、「やりもらい課題」の実践を拝見させていただきました。

まあ、そんな風にお気を留めていただき光栄です。ちっとも気を悪くなんかしませんよ。 一度もお会いしたことはありませんが、ここまで来ると、もう他人っていう感じではありませんね。

ちなみに費用はどれぐらいなんでしょうね?

料金をいただけるということは、プロとしての仕事に自信と責任があればこそできることです。

私の場合は、料金はいただきませんが、宿題という形で、どうご家庭と連携したらよいのかをその都度考えています。

お子さんの育ち、学校の様子、お母さんのご勤務の有無など様々な条件によって、ご家庭との連携方法も変わってきます。

10月25日のセミナーの私のテーマもその辺りのことなのですが、電話指導もひとつの形ですよね。

ミカさんも電話指導を有効に活用なさっているので、あるべき一つの方向を示しているように思います。

いつかメール→電話のパターンでご相談をいただいた時、電話口で泣いているお母さんの様子がうかがえました。

今後の参考にさせていただきたいと思います。
【2008/09/30 16:01】 | SHINOBU #- | [edit]
マドンナさんのところからやってまいりました。
(以前からブログはずっと拝見していました)

「子供を真ん中に死力を尽くしている」双子の母です。
我が家は定型の高校生、LDでボーダーと軽度知的障害の中学生の双子がいます。

双子の障害が明らかにできたのは2年ほど前で、それまでは「死力が空回って」いました。信頼できる専門機関にお世話になることができてその方たちの助けを得て、ようやく親の覚悟ができて学校との連携もとれるようになったのが最近です。

親自身、3者それぞれの子供がおりますので、「それぞれの子供のよさ」を「ありのままに伸ばしていく」。そのためのスモールステップ的目標設定はします。「発達」を目標にするのではなく「子供自身のありようを尊重した」「丁寧な育て」が目標でその結果が「発達」につながるのだとようやく思えるようになりました。

学校は「死力を尽くす親子」に押され?「先生たちの眠れる教師魂」を呼びこしつつあるところです。
しかし、最終的には「どこかに預ける」ことのできない未確定な作業と覚悟していますので実はとても不安です。でも、この不確実性こそが子供の可能性でもあるのかなと思っています。

我が家も3人の子供どおしはじめ、私たち両親、祖父母がわけ隔てなく関わりあってとても家族に恵まれ支えられていると思います。そうしたことが周囲の人のヘルプも引き寄せられていることも事実です(先生方にもそうよくいわれています)

よき家族、よき専門家、そして先生方に支えられる日々なのだと改めて思うこのごろです。

どうか、SINOBU先生もこれからも「私たちを支える専門家」でいてくださいね。そうした先生がこの空のしたにいらっしゃることを思えることがまた日々の力になっていくのです・・。

時々これからもお邪魔させてください。よろしくお願いいたします。




【2008/09/30 18:31】 | 双子の母 #6Vuy2XeU | [edit]
双子の母さんへ

マドンナさんを向こうに、あれだけのコメント書かれるのですから、「死力を尽くす」の表現も伊達ではありませんね。

専門家にも、色々なタイプや力量の方もいます。

私は自分の持ち味を生かして、身の丈にあった仕事で、子どもとご家族に寄り添っていこうと考えています。

今日も太郎君のお母さんとご相談を伺いましたが、学校にも、ご家族の方にも、双方にいい顔はできませんね。

だったら、私はご家族に寄り添います。

そういう意味では、「私たちを支える専門家」でいたいと思っています。

もっともっと勉強して、実践を積んで、複雑なケースでも明確に指針を示せる力量をつけなければ、と思いました。

とんでもない先生も、いますからね。 
【2008/09/30 19:20】 | SHINOBU #- | [edit]












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