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こんな日が来る

 2021-11-30
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私がこの活動を始めてから、もう10年以上になります。

当時まだ就学前だったお子さんも、もう高校生になる年齢です。


学習指導要領などに基づき、標準化・系統化された教材があるのはとても大切なことだと思っています。

十分に検討吟味された教材が、国として体系づけていなければ、生きた教育を実践することは出来ません。

公教育の意義の一つが、そこにあると考えています。

これがあるからこそ、私は、個々の子どもの特性や育ちに合わせたオリジナルのカリキュラムを作成することが出来ます。


私がサポートさせていただいているお子様は、高校で急激に学力が伸びるケースが非常に目立ちます。

子どもにとって学習は、単なる知識の習得ではありません。

学習を通して培うのは、達成感であったり、自己コントロール力であったり、コミュニケーション能力であったり、社会性であったり、課題解決力であったり、自己肯定感であったり、様々な能力や資質の向上の基盤であるのです。


就学前や小学校低学年の頃、行動のコントロールに苦しんで来られたご家族を私はたくさん知っています。

そしてその子が、いつかは必ずすてきな子に成長していく姿を、生きた実践を通して、何度も何度もこの目で見つめてきました。

その苦しい時期を乗り越えたからこそ、他では代えることの出来ない美しい花が咲くことに、何度も何度も遭遇してきました。


だからこそ、信じることが出来る。

だからこそ、それを信じて、学習を積み重ねていくことが出来る。


子どもの可能性は、無限です。

どこかの時期で単純に切り取って、それを何かと比較して、それで出きる出来ないを語って、一体そのことにどれだけの意味があるというでしょう。


今私のところには、小さいときに出来にくかったことが次々に出来るようになり、何十人といるのです。

何とも幸せで、誇らしいことでしょう。


ふと見上げると、そこには笑顔いっぱいの母の姿がそこにあります。

私はただ、この母の傍に立ち、与えられた役割を少しづつ果たしてきただけのことです。


すべては子どもとそのご家族が作り上げてこられたこと、

私のもう一つの役割は、今その課題に直面されている子どもとそのご家族に、このことを伝承していくこと。


私はこれからもずっと、この道を歩み続けて行きたいと願っているのです。



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