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プロの技術

 2019-03-27
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私は、どのような子どもであっても、ひとたびお母さんと分離し、教室の扉を閉め、私と二人だけにしてくだされば、どんなふうにでも対応できる自信があります。

たとえどんなに泣き叫びながら入室したとしても、レッスンの終わりには笑顔で退室させる自信があります。

むしろそんな時ほど、自分の力量を見てもらえる絶好のチャンスであるとさえ思っているのです。


今では週末に行っている大阪でのレッスンも、もう10年になりました。

一定の時期に私のレッスンを卒業していった子も何人かいますが、当時ご縁があった子どもたちの半数以上が今でも継続してレッスンを受けてくれていることも、私の大切な誇りです。


レッスン自体は、決して最初から今のように行っていたわけではなく、挫折と失敗の連続でしたが、それでもその間一つたりとも気を抜いたり流したりするレッスンはありまでんでした。

その10年の積み重ねなくして、今の自分があろうはずはありません。

私の場合は基本、自分一人でやってきた個別指導スタイルですから、この技術のポイントをあえて後進に伝えようとは思っていませんでした。


昨日、保育園で生活発表会がありました。

保育園としてはここを大きな目標に据えており、1年間で大きく成長した子どもの姿がたくさん見られました。


その後の反省会で、こども園の園長が行った指導は、かなり厳しいものでした。

私は保育士の経験がありませんから、これまで保育内容そのものについては、事細かく保育士に指導することは意図的に控えてきました。

発達支援センターの所長時代と、同じようなスタンスの園長では決してありませんでした。


しかし、こども園の園長の指導に耳を傾けていると、その内容の一つ一つが、私がこの十年の実践の中から血のにじむ思いで積み上げてきた指導技術と、何ら異ならないことが分かりました。

彼女には、私が切り口としている応用行動分析や脳の機能局在といった切り口はありませんが、子どもを育てるという観点から本質は何も違わないということが、くっきりと浮き彫りになって見えるような気になりました。


私はこれを他者に伝承していくことに主眼を置いていませんが、彼女は園長として、そのことを保育士に伝承していくことこそが、自らの使命であると考えていることがわかりました。

ならば私は、自分しかできないことをもってして、このことをさらに豊かにしてくために、果たす役割があるのだと感じました。


私はこれまでがそうであったように、これからもずっと実践を通してその技術に研きをかけていきたい、

そしてその本質を、園長として、教育者の一人として、保育士さんに伝承していくことも、与えられた大切な使命の一つであると思いました。


向かう先と、その手立てが見えたなら、あとはそれを実行するだけのことです。

この4月に新園、2園開園、

明日は、市長さんを迎えての落成式。


子どもたち、そしてご家族のはずむ笑顔のために、私たちの使命は、決して軽くはないのです。












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