指導にリズム感が大切な理由
2019-02-26

子どもが生き生きと学習に取り組む姿、
誰もが願ってやまない美しい光景です。
質、量、内容など、示された学習内容が、子どもの実態や願いに寄り添ったものであることが、大切な要件となります。
そして、子どもがさらに集中できるためには、子どもの注意の持続時間に添ったものであることが重要となってきます。
その子どものの集中のタイミングには、一定のサイクルやリズムがあります。
そのバイオリズムみたいなものに合わせて、その内容や量をうまく構成しタイミングよく提示してやると、やがてその子どもの表情は生き生きと輝いていくのです。
私はその日の教材を構成したら、レッスンの起承転結、必ず指導のイメージトレーニングを行います。
たまにではありますが、そのイメージやタイミングが、寸分狂わずぴったりとはまることがあります。
こういうときに、子どもが楽しくないわけがありません。
子どもの今をきちんとキャッチしていくこと、
その視点の一つは、こんなところにもあるのです。