私の歩んでいく道
2019-01-24


先日、所用があり事前私が所長をしていた事業所へ顔を出しました。
久しぶりに保育室へ足を踏み入れると、子どもたちはちょうどお散歩に出かけているところでした。
お誕生日の掲示物に目をやると、何とも美しも豊かな愛情をそこに感じることができました。
数年前に心血を注いで、この事業所設立に向けて汗を流した日々が、なつかしくそして鮮やかによみがえってくるような気持ちになりました。
管理者を後進に託し、新しい事業を始めたのですが、その後進にかけた負担は並大抵のものではありませんでした。
しかし今、それぞれの管理者は以前にも増して輝きを取り戻し、私とはまた一つ違った持ち味で、多くの子どもたちの成長と幸せのために活躍できる基盤をつくりあげてくれたのでした。
私はこの3月に還暦を迎えます。
まだまだ現役最前線で、戦い続けていく覚悟です。
しかしいつの日か、私が現役から退いた後でも、きっと私の志しは、それぞれの後進に受け継がれいきながら、また新しい花を次々と咲かせてくれることでしょう。
それが、これから私の歩んでいく道、
作り上げていく一つの形、
生み出し受け継がれていくためにこそ、去りゆく姿がある、
そこに向けて生涯駆け抜ける自分でありたいと、心から願っているのです。