新しい学びの形
2018-12-31

今年の御用納めの日に、高校生の子がご両親と一緒に来てくれました。
今年は大きな手術を受け、体調がしっかりしないということで、ぎりぎりのこの日に日程を調整しました。
今は筆記用具を使うことが出来にくくなっているので、ご覧のようにパソコンを使って文学教材の学習を続けています。
私がこの教室に着いたのは、午後6時半過ぎでした。
そもそも保育園はこの日は、午前中閉園で、私の仕事は本来それで終了なのですが、この子とのレッスンは私の新規材開発のモニターみたいになっていて、ずっと楽しみにしていました。
この子も私も義務感0ですからね、そりゃやっててこんなに楽しい時間はありません。
真剣でいて、笑い声の絶えない活気のあるレッスン、
「私たち、この調子なら2時間でも3時間でもずっと勉強続けられるよな?」
冗談半分で私が言うと、その子は笑顔で、こっくりと大きくうなずきました。
「もうちょっとで高校卒業だけど、その後もずっと一緒に勉強できたらいいのに?」
私がそう言うと、その子は少し驚いた表情で、目を大きく開け、またしても 「うん」 と大きくうなずきました。
その日のレッスンが終わると、その足で私は岡山駅に向かいました。
明日には仙台から、東京から、帰省で大阪に帰る子どもが大阪の教室に来てくれるのです。
本当にやりたいことがそこにある、
誰かに必要とされている、
その子らしく人とつながって生きる、
私は自分の姿を通して、子どもたちをそんな人に育て上げたい
学びは、私と子どもをつなぐ架け橋
保育園の子もきっとそれは同じ
新しい学びの形は、きっとそこにあると信じているのです。