知的能力を育むごっこ遊び
2018-12-26

私はほとんど毎日、子どもとお買い物や料理、トミカのおもちゃを使ったパノラマなどのごっこ遊びを楽しんでいます。
ごっこ遊びというのは、目の前のものだけでないイメージの世界を楽しむ活動です。
楽しく主体的なその活動を通して、みるみる子どもは表象的な思考力を培っていくのです。
頭の中で描かれたこうしたイメージは、さらに動作や言葉に発展して、コミュニケーションのツールとして活用され、言語性や社会性を含む知的発達の基幹となっていくのです。
また後々大切になってくる数や言語の感覚も、この時期に育っていきます。
2歳には2歳の、3歳には3歳の発達にとっては欠くことの出来ない課題があるのです。
プログラムに基づき、計画的・系統的に育てて行く教育の軸は不可欠です。
だからこそその一方で、内発性の高い子どもの遊びの中にこそ、もう一つの子どもの大切な育ての軸があると、私は思っているのです。