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言語の扉

 2017-12-26
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4月から、週3回私のマンツーマンレッスンを受けてくれている3歳の男の子がいます。 

当初は、学習席に着くことすらままならぬ時期がありましたが、今ではレッスンが始まる10分以上も前から、個別指導室の扉の前で自分の順番が来るまで待っているほどになりました。


言語表出はほとんど見られませんでしたが、レッスンを重ねる度に、その子がこの個別レッスンに何を求めているのかが、手に取るようにわかってきました。

言語を媒介としない分、逆にダイレクトにコミュニケートできるようになったと思うくらいの内容です。


この日、好きに絵本の一つを選ぶと、そのページを開いて 「いただきます」 とあいさつをしていました。

音声自体はありませんが、その言葉はダイレクトに私の胸に伝わってくるようです。

この日は、「いただきます」 の他に、片手をあげて 「はーい」 も動作化できるようになりました。  

言語表出の芽生えも、随所に見られるようになりました。        


そう言えば先週の大阪で、5歳の頃からもうかれこれ8年近くサポートさせていただきている女の子が、急にプリントの文字を読み始めて、私をひっくり返しました。

毎月毎月ずっとレッスンをさせていただいて、それまでずっと聞いたことが無かった音声言語が、8年目にしてこの日、突然出て来たりするわけです。       


これまでその日を信じて、ずっと種まきを続けてきて本当に良かった。

可能性を信じて歩み続ける力こそ、それが教育力、


あきらめてしまうかどうかは、その人の勝手です。

でも私は、絶対にそれをあきらめない。


可能性を信じ、それを積み上げて行けるだけの実践力と支援の手立て、

いつもそれを支えてくれるのは、こうした子どもの存在そのものなのです。                                      









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