支援者冥利

 2017-12-23
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内容についての理解はしっかりしているのに、話したり書いたりすることが苦手で、なかなかうまく表現できないタイプの子がいます。

その様子だけ見ていると、とてもわかっているようには見えないけれど、予想以上に理解力があったりする場合もあります。


上の画像は、先週のレッスンである男の子と一緒に学習した生活文のプリントです。

解答欄には、「クリスマスかい」 としっかりとした文字が書いてあります。


ほん1ヶ月位前は、その枠から大きくはみ出した、2~3倍くらいの大きさの文字を殴り書きしたような状況でした。

言語でのアウトプットも、決して明瞭ではありませんでしたから、そのときはとても学習がかみ合っているとは思えませんでした

しかし、そのアウトプットと比べて、インプットの理解力の優秀さに気がついた時の衝撃ははかりしれません。

こんなにも豊かな判断したり、考えたりできるんだと、胸が熱くなるような思いでいっぱいになりました。


ならばということで、文字が枠からはみ出そうが、ゆっくりと丁寧に書くことが出来にくかろうが、どんどんと問題量をこなしていくことに決めました。

それはアウトプットにこだわらず、理解力・思考力を伸ばしていこうと考えただけでなく、書字やコミュニケートにかかわる絶対的な経験値そのものを積み上げていくことが重要だと考えたからです。


おそらくは、2年も続ければきっと改善するのではないかと思っていました。

まさかこんなにも早く、目に見える効果が表れようとは思ってもみないことでした。


レッスンを始める間は、学習席につけるかどうかも器具されていた彼は、今では時間いっぱい誰にも負けない集中力で問題に取り組むようになりました。

あまり言葉で多く語らない子ほど、通じ合ったときの気持ちは、さらに深い。

この子はもう、私の実践にとって、なくてはならない子の一人となったのです。














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