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ノンバーバルコミュニケーション

 2017-11-23
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4月から、インクルーシブ教室白ゆりに来てくれた男の子がいます。

最初からスムーズに学習室での取組が出来ていたわけではありません。

まだ慣れてないということもあったろうし、私のその子に対する理解度があまり高くなかったこともあったろうし、相互のコミュニケート自体があまり豊かではなかったこともあったので、一定の時期を待つことにしました。


3歳になったのを契機に、マンツーマンレッスンを開始しました。

以前は行動のコントロールができにくい部分がありましたが、しばらくの期間その子の行動については自分なりの分析をしてきました。


一つの活動時間は、これまでの子と比べると、やはりまだかなり短めの感じでした。

しかし実際に学習を始めると、向上心は強く、一つ一つの行動の背景にその子の願いが垣間見えるようになってきました。


例えば大好きなアンパンマンの絵本は、わずか10秒くらしか見てくれません、

すぐに注意が転導して、別な活動に意識が飛んでしまいます。


しかし、今日それをもう見るのはもう終わりということではないということが、活動を通してだんだん分かってきました。

ならばということで、別な活動を始めたときにも、そのアンパンマンの本をすぐに片付けてしあむのではなく、その子の手の届くところにちょっとキープすることにしました。


案の定、別のおもちゃの活動が終わったタイミングで、「アンパンマンの本、もう一度見たい?」 と声かけをすると、すぐさまその子の表情に変化が見られました。

そこですぐさま 「アンパンマンの本、見たい人?」 と尋ねてみると、「はーい」 と言わんばかりのすてきな反応が返ってくるようになりました。


こうしたことを繰り返していくと、この子が何を求め、どんな活動がしたいのかが読み解けるようになってきました。

今では、レッスン開始の何分か前になると、個別指導室の前に張り付いて自分の順番を心待ちにするようになってきました。

レッスン修了後には、満足した表情で個別指導室から、次の活動にスムーズに移ることができるようになってきました。


表出言語が顕著に出てくるようになったというわけではありません、

ですが言語表出はなくとも、コミュニケーションレベルについては、他の子に決してひけを取らないレベルまでに向上したのは事実です。


まさにノンバーバルコミュニケーション、

他の療育機関の先生も、この子の急成長にはとても驚いておられます。

こうした子どもの大きな成長に寄り添えてきたこと、


もはやあなたは、かけがえのない先生の大切な教え子、

この先、それぞれのステージで、多くの子どもたち輪の中で、どんなふうに豊かに育っていくのでしょう、

支援者としての私は、この子の行く先々の成長を、これからもずっと応援していきたいと願っているのです。








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