実践から学ぶもの

 2017-08-30
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画像のおもちゃは、ホームセンターで目についたので、試しに買った新幹線のおもちゃです。

就学前の子どもが、プリント学習を終えたあとのお楽しみで、使えればいいなと思って購入しました。


レールのつなぎ方については、箱にサンプルが図示されてあるので、それを参考にどういう順番でつなげば完成するかが、小さい子でも分かるようにと、シールで番号をつけておきました。

こうすれば、子ども自身の手で、レールがつなげると考えたからです。

何人もの子どもが、そのシールをたよりに、パノラマ遊びを楽しむことが出来ました。


ところが、ある子どもが、そのシールを無視して、自分で勝手にオリジナルのつなぎ方をして、私を驚かせました。

こんなつなぎ方もあるんだと分かり、別のつなぎ方の参考になればと、そのときに出来た線路を写真に撮っておきました。


そのまた次のレッスンのことです。

今度もその子は、前回とは全く違うつなぎ方で、あっという間にすべてのピースを使い切って、パノラマを完成してしまいました。


そのつなぐ様子を食い入るように見ていた私は、あっと声をあげ、その線路を完成するための法則を学ぶ事が出来ました。

なるほどこの法則さえ押さえておけば、何十通りだって、その組み合わせは可能となります。


この子は、きっとその法則を言語化しているわけではないはずです。

きっと似たような電車のおもちゃで何回となく遊んだ豊かな体験があるのでしょう、

これまでの体験をもとに、感覚的・視覚的にいとも簡単に線路をつなぐことができるのです。


箱に図示されたつなぎ方は、そのうちのたった一つのつなぎ方に過ぎず、シールの番号でつなぐつなぎ方は、初心者中の初心者のレベルにしか過ぎません。

これもそれれも、やってみないことには、何一つ前に進むことは出来なかったはずです。


この日のレッスンでも、プリント学習が終わった男の子に、この新幹線のパノラマで遊ばせてみました。

その子の何と、うれしくも満面の笑みを浮かべたことでしょう。


こんなことは、どんなむずかしい療育の本を見ても、学ぶことは出来ません、

真に子どもの心をつかむ、生きた教育とは何なのか?

私たちがもう一度見つめ直す、大切な視点の一つは、きっとこんなところにもあると信じているのです。











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