そこにある学び

 2017-08-20
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この夏、ある女の子が手術を受けました。

毎月1回レッスンをさせていただいていますが、7月のレッスンはお休みになりました。


その女の子の手術は無事成功しました。

その間、私は気が気ではありませんでしたが、あえて特別なことはしないようにしました。


8月もレッスンはお休みの予定でしたが、「本人がぜひレッスンを受けたい」とのことでしたので、「どうぞお越しください楽しみにお待ちしています」とお伝えしました。

すると「SHINOBU先生,ご連絡ありがとうございます。本人満面の笑顔です。絶対行きたい。早く帰る!と頑張った甲斐がありました。ご指定の日に伺います。よろしくお願いいたします。」 とすぐに返信が返ってきました。


当日、その子を迎える時間になると、私はなぜかのどがカラカラになってきました。

よくぞ無事でまたここに帰ってきた…

高まるような気持ち、抱きしめてやりたいようなを懸命に抑えながら、いつもと同じような笑顔で、努めてその子を迎えてやろうと決めていました。


小学校から通ってくれているこの子は、もう高校生になりました。

当時文字を読んでもイメージ化できなかったこの子が、「三枚のおふだ」を読んだときに、突然けらけら笑い出した日のことを、私は生涯忘れることはできません。

その子とは今、森鴎外の高瀬舟を学習するまでに成長しました。


学習を通してこそ、その子と深く心がつながっていく存在、

教材なくしてつながる師弟の関係などどこにもない、

学びを通した成長無くして、子どもの自尊心は決して培っていくことはできない、


子どもの前に立ったとき、私は初めて、子どもに命を吹き込まれていくのです。

相互に育つ美しい教育的な信頼感、

他では代えることのできない大切な何かが、きっとそこにはあるのです。










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Author:SHINOBU
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